「探偵・由利麟太郎」 第1話 ネタバレ感想~令和でも横溝正史の世界は表現できる。

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「花髑髏」


横溝正史「花髑髏」

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日下瑛造(中村育二)が亡くなっているのを発見したのは瑠璃子(新川優愛)
そこで何者かに短刀で肩を刺され、気を失った。
他に家にいたのは、魁太。
瑠璃子と同じ瑛造の養子である。
瑛造の息子・瑛一(長田成哉)と瑠璃子は瑛造に結婚の承諾を得ようとするが反対される。
事件の朝、瑛造と瑛一は喧嘩をしていた。

湯浅(佐戸井けん太)は日下が亡くなる前に呼び出されたらしく日下家にやってきた。
20年前、湯浅と瑛造は遺伝子の研究をしていた。
八十川という男は殺人犯だった。
凶暴で更生もできそうにない男。
八十川は亡くなった。
その髑髏はずっと瑛造の研究室にあった。
日下は手を尽くして八十川の遺族を探していた。
八十川には、アキラという子供がいた。

アキラは魁太ではないか??
しかし魁太らしき少年の遺体が見つかる。
週刊誌は魁太が育ての父親を殺したのではないかと書き立てた。


犯人は瑠璃子(新川優愛)
瑠璃子こそ八十川の娘だった。
瑠璃子という名前は瑛造は決めた。
育ててやっているからという理由で瑛造に犯された。
そして、魁太も育ててやっているからという理由で被検体として扱われている。

やっと決心がついた
瑛造を刺殺。
そして、自分の肩を刺す。
きちんと止血して助かるように・・・。

瑠璃子の正体に気づいた由利(吉川晃司)は、次に狙われるの瑛一だと予想。
瑠璃子のキャンバスから瑛造の研究ノートがでてきた。
八十川・・・実の父のことも書かれてあった。

魁太は引きこもってゲームをしていた。
ゲームのキャラ。
デビーはデビルではない
あれはDB。
ダークブルー。
暗い青
瑠璃も青色
鮮やかな瑠璃色がダークブルーになった魁太と瑠璃子はゲームの中で交信していた。
それが唯一我が子と会話できる方法だった。



瑠璃子は経産婦
日下教授に犯された時に身ごもった子供が魁太。
それでもあの家を出て行くことはできなかった。
行く場所のながい人間はその場所にとどまるしかない。

瑠璃子は瑛一と一緒にいた。
瑛一の言葉を回想する瑠璃子
「髑髏の娘だと親父がいったんだ
だから瑠璃子との結婚は認めないといった」
そして瑛一はこの家に住む人間をすべてDNA検査した。
瑛一は魁太が瑠璃子の子供であることを知ってしまった。
「俺はオヤジをぶっころす。
オヤジが犯した罪の結果もぶっころす
魁太もだ。」
瑠璃子は瑛一に手を賭けた。
そこへ由利たちがやってきた。
「日下教授を殺さなければいけなかった。
我が子を守らなければいけなかった。」
挑戦状を警察でも新聞社でもなく由利に送ってきたのは、日下教授の悪を暴いて欲しかった。
実の父親に対すること。
瑠璃子、魁太への虐待を全て世間にさらす。
魁太を殺すと言った瑛一から我が子を守る為、自殺を偽装した。
「あの子だけが私の家族はいない。
あなたがあの子を殺すと言った時、日下教授と同じだと思った。
私を家族ではなく女として見てない。」
否定する瑛一。

暴力によって宿った命さえ守るのが母親。
この世に産み落とした恐ろしさに怖くなった。
兄として守ると瑛一は言ったのに・・・。
「瑠璃子、愛している。
俺が守る。欲望じゃない」
「愛は体なんて必要としない。」
瑛一は瑠璃子を殺そうとしたが、由利にやられて逮捕。
もちろん瑠璃子も逮捕。
しかし由利は気づいていなかった。
瑠璃子は湯浅(佐戸井けん太)のことも許してはいなかった。
実の父を殺したことは日下教授と同罪だと思っていた。
その頃、湯浅のぜんそくの持病を利用した瑠璃子により湯浅は絶命していた。

原作をかえてきましたね。
魁太が子供過ぎたので驚いたんですが、そういうことなんですね。
原作では魁太を自殺にみせて瑠璃子が殺すんですが。

タイトルの花髑髏ってワードは原作でけっこう出てきたような気がするんですが・・・。
そういうモノがあるのかと辞書を引いた思い出があるんでw
いろいろ変わっているはずなんだけど、あんまり思い出せない(苦笑)

それでも原作も猟奇的な描写が多かったと記憶。
ですが魁太の自殺偽装はスゴかったッスね。
わりとグロめ。
エロは控えめ(9時台だからね!)。
あ、でも新川優愛ちゃんの入浴シーンで許しておくんなまし。←誰目線?

横溝正史の作品は長編になると登場人物は多いし、2時間ではおさまらなかったね!ってこともよくあるんですが、この作品は中編なのでちょうど1時間くらいに収まる。
良い作品を選んでいるなと思いました。
長編の「蝶々夫人」は最後に前後編でやるみたいです。
これもベストな長さ。そしてめっちゃ楽しみ。


中編で登場人物も少ないので犯人は予想しやすい。
襲われても絶命しない。
それは犯人であることが多い。
王道です。

このドラマでは日下教授がすご~~~く悪く書かれていましたが。
原作の八十川はもう更生できそうにもない人間だった。
神経がいかれていた。
だから殺害してしまった。
結局、その娘も殺人犯となってしまった。
原作では八十川も瑠璃子もちょっといかれてたからさぁ。
まさかこんな切なく救いのない話になるとは。
生きているだけマシか。
しかしあの兄貴に息子を託すのは・・・嫌だなぁ(苦笑)

新川優愛ちゃんのシーンが多く、由利と三津木のシーンが少なくなってしまったのはちょっと残念ではなる。
それでも京都の雰囲気が横溝正史の世界観を上手く表し、吉川晃司もまた昭和の雰囲気を出せる人であり。
ワトソンポジションの志尊淳くんが現代的で、いろんな時代の雰囲気がまざっている映像も良かったです。

京都・・・科捜研が活躍しない京都。
あ・・・兄ちゃん、元科捜研じゃん!とちょっと思ったのは内緒の話w

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主題歌
メインテーマ:Brave Arrow
エンディングテーマ:焚き火吉川晃司

キャスト
由利麟太郎・吉川晃司
三津木俊助・志尊淳
等々力警部・田辺誠一
波田聡美・・どんぐり
山岸克平・・木本武宏
ゲスト
日下瑠璃子・新川優愛
日下瑛一・・長田成哉
日下瑛造・・中村育二

コメント

  1. naraku より:

    たろたろさん こんにちは。
    久々に「完走できるドラマ」なので安心して観られそうですね。

    なんといっても吉川晃司。財前部長ですもんね。他の人ならあの長いジャケット(コート?)に負けてしまいそうだけど、吉川晃司なら凛々しくて。
    ワトソン志尊淳も可愛いし。眼福のドラマです。

    髑髏と瑠璃子、日下と瑠璃子、魁太と瑠璃子それぞれの関係性は、横溝作品であの配役でということで、ほぼお約束どおりでしたね。

    横溝作品は数十年前に割とよく読んでいたんですが、由利麟太郎は知らなかったです。久々に横溝読んでみようかしら。

    • tarotaro tarotaro より:

      narakuさん、コメントありがとうございます。

      もう、完全に取り終わっているんですよね~。
      五輪に合わせて短めだったんでしょうか。

      吉川晃司しかあのスーツとロングジャケットは着こなせないです!
      背中がかっこよい。
      なぜ腹が出ない・・・。
      吉川晃司・・・もう50歳過ぎているのに。
      すごすぎます。

      志尊くんはワトソンタイプの可愛さがありますね。

      横溝正史の作品で、由利麟太郎シリーズはわりと短編中編が多いんですよ。
      蝶々夫人と真珠郎は長編なんですが。
      真珠郎は映像化されることが多いですが、探偵が金田一耕助に差し替えられているんですよね。

      私も読んだのは数十年前なので・・・記憶が曖昧ですが・・・。
      ご一緒に楽しみましょう!!