「アンサングシンデレラ」第2話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～薬剤師の仕事、ちゃんとしてる？

院薬剤師の処方箋

病院薬剤師　葵みどり』荒井ママレ/医療原案:富野浩充

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麻薬管理室の件はサラッと終わり。←でんでんって嘱託なのか？にしてもちょっとおじいさんすぎないか？ミスしたしさ。

大宮清（小林隆）の件。
骨肉腫で娘・大後寿々花の結婚式に行けない。
ってか娘は20年も会っていなかった。
下痢止めの副作用で死にかけた大宮さん。
葵（石原さとみ）は大宮の自宅に行ったり、かかりつけ医にあったりして、薬を処方し一名をとりとめた大宮さん。
「下痢止めを大量に摂取したことで死にかけた。
取り返しがつかないことになっていたかもしれません。
私は薬剤師として、薬を適当に扱って命を粗末にする患者さんを絶対に見過ごすわけには生きません。」
娘は結婚式に来て欲しいと懇願。
大宮さんも苦しいリハビリに耐える決意をする。
大宮さんは葵の病院に転院。
医師は決まっていないが葵に薬剤師を担当して欲しいと指名した大宮さん。

葵と反目する刈谷奈緒子（桜井ユキ）は、シングルマザーの佐藤めぐみ親子を担当。
会社と育児の両立を頑張っているのにまだまだ頑張れと言われてしまう。
息子はジュースに薬を混ぜても飲んでくれない。
ほとほと困っていた佐藤めぐみ。
刈谷は葵に頼んで薬の説明を懇切丁寧に説明してもらう。
子供用の抗生剤は甘くコーティングしてあるが、オレンジジュースなど酸性のものと混ぜるとコーティングが剥がれ、苦くなる。
混ぜるならチョコレートアイスクリームでと教えられた。

この病院の医者はあまり有能では無いらしい。
薬剤師でなくとも薬の処方箋を書いたドクターなら薬をジュースと混ぜないことは言うとかなあかんじゃろ。
薬の特性くらい知っているやろ。
初回は忘れていたにしても（あかんけど）、薬が苦くて飲めないって言っているなら。
しかもジュースと混ぜたと言っているんだから「それは苦くなる！」ってピーンとこなくちゃね。
でもね。
小児科がある病院なら子供に薬を飲ませる方法の冊子もあるはず。
そしてあの薬を処方するなら処方せんにジュースと混ぜないことが書かれている場合も多い。
なんの為の薬剤師か。
口頭で説明するべき。
これは桜井ユキがあかんよね。
「オレンジジュースと混ぜると苦くなりますよ！」
の一言があれば石原さとみがあんな説明しなくても済む。
全くもって合理的では無いやん。
チョコアイスと混ぜてねでも良いんですけど？
有能なはずの桜井ユキがそれを言わないなんて。
それって薬剤師の仕事だと思うんだけどなぁ。

仕事のやり方は人それぞれだけど、自分の理論を全く曲げない人は一定数いるかも。
周りにフォローで成り立っていても当然のように、信念を曲げない。
個人で、フリーでやっているならともかく、少なくとも病院と言う組織で働いているなら、もう少し柔軟に考えられないものか。
今回の場合、石原さとみも桜井ユキもどっちもどっちかなと思う。
石原さとみは薬剤師にしかできない仕事をしていると言うが、薬剤師だから発言すると大宮さんにも言っていたが・・・。
人捜しをしたり（先週）、調剤の仕事を放り出して患者の自宅まで行くとか。
ちょっと違うんじゃないかなぁとも思う。
医師の領域、看護師の領域、そして今回はソーシャルワーカーの領域にも手を出しているような気がした。

ただ・・・石原さとみがわりと静かにセリフを言ってくれるのでまだ耐えられる（爆）
これが「高嶺の花」や「Heaven?～ご苦楽レストラン～」みたいにデカい声だされるともっと辛かっただろう。

今のところ、薬剤師ならでは！って仕事をまだ見せて貰っていないような気がするなぁ。
抗生剤をチョコレートに混ぜるってのは・・・お子さんがいるご家庭なら大抵知っていると思うんだけど。
ってか、もう少し強く言えばシロップで貰えたような気もするしな。
小児科医ってもう少し親切だと思う。
あの病院の医師は不親切だ。
んで、田中圭の出演シーンが少なすぎないか？
忙しそうだもんねぇ。
今年はゴチを卒業しなきゃだなぁ。

　
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