大河ファンタジー 第5話 「槍(やり)舞い」
原作はこちら
上橋菜穂子『闇の守り人』『天と地の守り人〈第二部・第三部〉』ほか
ログサム(吉川晃司)は、バルサ(綾瀬はるか)がルイシャ贈りの儀式で山の王を見事に負かすことが出来れば、ロタ王と手を結ぶことを約束。
バルサはカンバル王国を守るためルイシャ贈りの儀式に向かう。
そこで、バルサを待っていたものはヒョウルだった。
ヒョウルたちが次々にバルサに襲いかかる。
最後の一人を倒したと思ったら、ジグロがヒョウルとなって現れた。
ジグロVSログサム
ジグロだけは殺せないと言うバルサに代わり、ログサムがジグロと戦う。
ログサムにとどめを刺そうとしていたのはバルサがとめる。
「ここでログサムを殺したらジグロの魂は悲しみを抱えたままだ。
そんなことはさせない。」
「よくわかったよ。
ジグロが本当に恨んでいるのはこの私だ。
私を殺せ。
私さえいなければ友を殺すことはなかった。
足手まといな娘さえいなければカンバルを救うことができた。
それなのに私はジグロの後を追った。
ジグロは一人でカンガルにもどろうとしていたんだ
それをワタシが邪魔をした。」
「だったらどうだと言うんだ。
それが本当だと言うなら・・・。
お前を育てたことを後悔しろというのか。
私ははお前に幸せになってもらいたいと思った。
それは嘘ではない。」
「だったらなぜ私に槍を教えた。」
舞うよう戦う二人。
チャグムは言った。
「これは殺し合いの儀式ではない。
弔いの儀式だ。
自分の心と精霊の心を重ねるしかない
バルサの心がジグロの心をすっかり受け入れないと倒すことは出来ない。」
「お前は私を殺した。
私の人生を殺したんだ。」
「私は死ねばよかったのか
この世に生まれてこなければよかったのか
あんたは気づいていないけれど、アンタが友を殺すたびに、私は恨まれていることを感じていたんだ。
私が憎いなら私を殺せばいいだろ?」
「ユーカを愛していた。
ともに行きていきたいと思った。
私の心は変わらない
緑白石を渡した。
ユーカに持っていてほしかった。
私は確かに、お前という運命を呪ったかもしれない。
ユーカは私を恨んだかもしれない
だが私やユーカは不幸だったとはいえない。
私やユーカを不幸にするのもお前の心ひとつだ。
お前の心ひとつが私達を幸せにも不幸にもする
タンダのもと戻れバルサ
これ以上わたしを恨むな。」
「父さん・・・・。」
相討ち
ジグロは消え、眠るように倒れるバルサ。
強烈な青い光が差し込む。
最後の扉が開いた。
9体のヒョウルがあらわれた。
カグロもいた。
チャグムとラダールが止めるのも聞かず、前へ進むログサム。
ログサムはヒョウルらと戦うが倒されてしまう。
万事休す?と思ったら・・・・。
ログサムの代わりに8本の槍を受け止めるラダール。
「カグロ、お前の心は私が受け止める。
だから・・・
山の王よ 父上をお許し下さい。」
青黒い煙がログサムを包む。
ログサムが消え、バルサとラダールの体が浮かぶ
光はどんどん膨らみ強烈な光となって洞窟がいっぱいになる。
光が消えると、傍らに青く光る塊がある
ルイシャだった。
「山の王は、ラダールを待っていた。
ラダールが成長するのを待って、扉を開いた。」
とチャグムが言う。
「父上は精霊になったのか?」
「あなたが山の王に認められたからです。」
「それは・・・バルサのおかけだ。
皆の者。
ルイシャを持て。
城に戻ろう。」
バルサはユーカのもとに帰る。
そこには緑白石の首飾りがユーカがいた。
ジグロに会ったと言うバルサ。
そして、ジグロはカンバルに帰っていたんだと・・・。
パパ・ログサムはアレなのに、息子・ラダールは良い子だねぇ。
ログサムはジグロに裏切られたと本気で思ってるんかね?
どうしたらあんなに嫌な人間になるんだろう。
ファンタジーってついていけなくなると、わかんなくなるわ(苦笑)
バルサはこれでジグロとのわだかまりが亡くなったのか?
きっと無くなったよねぇ。
いつまでも引きずると、ジグロもユーカ叔母さんも幸せになれないんだから、
ログサムみたいな男も精霊になれるなんてさw
精霊って前任じゃないとなれないと思っていたのに。
息子・ラダールは弱々しかったのに、父親がいなくなると、威厳が出てきたねぇ。
父親は器が小さかったけれど、ラダールは器がデカそう。
ログサムは山の王に殺されたのか?
王子とバルサを助ける代わりにログサムの魂を奪ったんだろうか・・・。
だとしたら
山の王、ナイス!
と言うしかないかw
ちょっとヒョウルの立ち位置っていうか、それを言うなら精霊の立ち位置もよくわからんんけど、ログサムがいなくなったなら、話は早そうw
来年は1月6日です。
タンダとの恋はちょっと楽しみw
タンダはともかく、バルサが恋??
でもバルサもゆっくりして欲しいわ!
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
最終章の感想はこちら
「精霊の守り人~最終章~」第1話 ネタバレ 感想~いっけいといっこうの息子が親子
「精霊の守り人~最終章~」第2話 ネタバレ 感想~逃げる弟と残された兄の苦悩
「精霊の守り人~最終章~」第3話 ネタバレ 感想~ファンタジーっぽくなってきた!
「精霊の守り人~最終章~」第4話 ネタバレ 感想~貴重ないっけいが、ワタシのいっけいが!!
「精霊の守り人~最終章~」第5話 ネタバレ 感想~バルサVSジグロ
「精霊の守り人~最終章~」第6話 ネタバレ 感想~叫ばない藤原竜也!叫んでも良いんだぞ。
大河ファンタジー「精霊の守り人」 最終話 ネタバレ 感想~ラストシーンを来年まで覚えてられるか不安。
「精霊の守り人~最終章~」第8話 ネタバレ 感想~バルサとタンダの束の間のキス
「精霊の守り人~最終章~」最終話(第9話) ネタバレ 感想~国境もない戦もない世に
第1シリーズの感想はコチラ
大河ファンタジー「精霊の守り人」 第1話 ネタバレ 感想~機敏な綾瀬はるか
大河ファンタジー「精霊の守り人」 第2話 ネタバレ 感想~高島礼子200歳。メイクは4時間かかります!!
大河ファンタジー「精霊の守り」 第3話 ネタバレ 感想~東出昌大がハマっている!
大河ファンタジー「精霊の守り人」 最終話 ネタバレ 感想~ラストシーンを来年まで覚えてられるか不安。
第2シリーズの感想はコチラ
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第1話 ネタバレ 感想~オトコマエの綾瀬はるかが帰ってきた!
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第2話 感想~予備知識がないと辛い。
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第3話 ネタバレ 感想~真木よう子は酒やけなのか?
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第4話 ネタバレ 感想~渡辺えりのふくよかさに救われる。
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第5話 ネタバレ 感想~イケメン祭り
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第6話 ネタバレ 感想~チャグム、ロタ王国を目指す!!
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第7話 ネタバレ 感想~アスラが洗脳から目覚めた。
「精霊の守り人II 悲しき破壊神」 第8話 ネタバレ 感想~ヒュウゴがチャグムを欺いていたなんて。
出演
バルサ – 綾瀬はるか(少女期:清原果耶、幼少期:横溝菜帆)
タンダ – 東出昌大
チャグム – 板垣瑞生
ジグロ – 吉川晃司
ラダール – 中川晃教
ナグル – 黄川田将也
ナグルの妃 – 村川絵梨
カグロ – 渡辺いっけい
トト – 米良美一
ラルーグ – 武田鉄矢
カルナ – 上地雄輔
ユーカ – 花總まり
ラウル – 高良健吾
ノシル – 林家正蔵
コチャ – とまん
聖導師 – 鹿賀丈史
カーム – 降谷建志
ログサム – 中村獅童
コメント