小児集中治療室~スペシャル2024
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利尻島で起きた事故で重傷を負った姉弟が搬送される。10歳の姉、8歳の弟。
弟・元太は目覚めたが、姉・真子は意識を失ったまま。
元太は志子田武四郎(吉沢亮)に「誰にも会いたくない」と言う。
事故前、姉に腹を立て「死ね死ね」と言ってしまったからだ。
カンファレンスでは姉は目を覚まさない可能性について話し合っていた。
研修医の瀬戸(小林虎之介)は脳死についての本を持ち歩き、姉弟の母・美春(前田亜季)がそれに気がつく。
「娘は目をさまさないんですか?」
瀬戸に詰め寄る母。
間に入った志子田。
瀬戸は植野 元(安田 顕)に注意を受ける。
瀬戸は植野もいろいろ想定するように言っていたと開き直る。
「ひらきなおるのは違う」
と志子田が注意。
植野は親御さんの気持ちを考えなければと諭す。
元太がやっと母と会う
「来ないで!どうせ怒るんでしょ?
わかってるよ。」
「心配してたよ。
痛かったでしょ?」
母が言うと元太は号泣。
母に連れられ元太はまだ目を覚まさない姉・真子に謝罪
「ごめんなさい」←子供でも謝罪できるのに・・・
七尾(武田玲奈)は人事に植野がセクハラをしたと訴えていた。
こそこそしている七尾に綿貫りさ(木村文乃)は
「パワハラ?セクハラ?」
救急で動けなかった自分に
できると信じていた自分がそこにいなかったから植野に八つ当たりしているだけだ。
あんたのメンタルなんてどうでも良い。
「ここで真剣に働いている私たちの大切な時間奪わないでくれる?
訴えたいならどうぞ
私ならパワハラで訴えられてもなんともないから!」
立ち尽くす七尾
生後間もない女児に名前をつけた志子田。
浮田彰(正名僕蔵)から苗字を取り、名前は愛衣。
浮田愛衣ちゃんの治療を続けるか辞めるべきかカンファレンス。
「打つ手が亡くなってしまった。」
「僕たちが決めないとダメなんですか」
「親御さんがいませんからね」
「これ以上延命すると言うことはあの子にずっと苦痛を与え続けると言うことです。」
「大人でもこの状況は耐えがたい
赤ちゃんだから
言えないだけ」
「私たちがしてあげられる事の限界も考えないと」
「それじゃもう生きられないじゃないですか
先生達が簡単に決めたことじゃないことはわかってます
わかってますけど
こんな短いミーティングで僕たちが決めるのは
あの子の命は重すぎます」
植野、浮田、綿貫、志子田はやりきれない。
桃子(生田絵梨花)の娘・南々子が運ばれてきた。
頭を打ったらしい。
桃子はずっと子育てで悩んでいた。
腹が立つし逃げ出したくなる時がある
時々じゃなくてわりとずっと
食べてくれないと心配。
うんちをしないと心配。
眠れなくなり、ウトウトとしたとき、娘がソファから落ちた
「桃子は立派な母ちゃんだよ」
志子田が桃子の肩を抱く。
河本舞(菅野莉央)も桃子を慰める
やっと真子が目を覚ます。
「お姉ちゃん、ごめんね」
真子も元太に謝罪。
「いよいよ僕たちが決断するときがきたと思います。
強心剤の量は停止
心停止した場合も蘇生措置はなしで・・・」
「僕が付添います」
志子田が愛衣との2週間を思い出す。
志子田が愛衣を抱き上げる
「愛ちゃん生まれてきてくれてありがとう。
ゆっくり休んでな」
圭吾(柊木陽太)が検査入院から退院。
心臓移植のことで悩んでいた。
自分が心臓を望むことは誰かが死ぬことなんじゃないか・・・。
しかし笑顔で
「貰った心臓で一生懸命生きる。
それまで頑張る」
と志子田に話す
「圭吾さ、そんなに早く大人になんなよ」
「なるよ!先生こそ大人になりなよ」
瀬戸は志子田に
「すいません。
色々とすいませんでした。
これからも教えて下さい」
と頭を下げる
「しょうがねえな。」
と志子田。
空港。
植野は志子田に「いろいろ教えてくれてありがとう」と話す。
結構端折りましたw
ナメた態度の研修医が成長する物語は嫌だなぁって思ったけど、そうではないところが良かったですわ。
瀬戸はまだしも七尾のほうはセクハラだパワハラだって。
もちろんホントにあったのなら訴えて良いけど、ただただプライドが高いだけ。
しかしセクハラを取り下げられるって・・・あり?
院内に噂は広がっているらしいけど、それは七尾がアンタッチャブルな存在になってんじゃん?
ってか、七尾はフォローなしだったなぁ
にしても研修医時代の志子田は素直だったぞ。
だから伸びたんだよ。
先輩や上司のいうこと聞けよ。って思っちゃうね。
ただ、ドラマの研修医はこんなプライドの高いヤツか、志子田のように熱血で患者に寄り添うタイプのどっちかだな。
で・・・圭吾君は良いわね。
柊木陽太くん、どんどんかっこ良くなるなぁ。
彼の悩みは深い。
そして彼が・・・医者になるまでこのドラマ、続けてみない?
「北の国」のようにさw
愛衣ちゃんは・・・。
そうだよね。
育てられなかったとしてもすぐに病院に行けば助かったはずなのに。
志子田も成長した。
浮田先生は志子田の葛藤を知って、志子田の苗字ではなく自分の苗字をあげたのか。
管に繋がれている赤ちゃんは見ているだけで切ない。
ワタシも抱っこしてあげたい。
なんであんな可愛いだけの乳児を捨てちゃうのか・・・。
だけど・・・冷たい雪の上で最後を迎えるのではなく、暖かいおくるみで包まれて、志子田の胸に抱かれて・・・最後を迎えられたのは・・・良かったと思いたい。
そして桃子の夫は何してんの?
浜野謙太だったよな?
なんで母だけが追い詰められてしまうのか。
専業主婦とはいえ、苦しんでいる妻を見てなんも思わないのかよ。
桃子は虐待を疑われたのかな。
ここは・・・ちゃんと夫婦で話し合うように言って!
しかし桃子は幼なじみ3人が医者なんだから、デンと構えてられんのか・・・。
ま、みんな忙しいか・・・。
そんなこんなでどの角度からみてもイケている志子田先生を見ました。
なんで彼女がいないのか。
それは多分、ずっと母ちゃんが好きだからだろう(苦笑)
1年半前の月9でしたね。
「朝顔」とか「PICU」なんてかなり上手く制作していたけど。
好きな人には悪いのですが、「ナイトドクター」や「ラジエーションハウス」なんかはイマイチだった。
医療モノは恋愛が絡まないほうが楽しいかも。
月9はまたラブストーリー路線にかわったので、もうあの枠で第二シーズンってことはないんですかね。
こういう良作をフジは作れるんだから・・・。
月9でこんな良作をまた見られる日はくるのだろうか。
主人公が美しく。
助演俳優たちが支える。
ドラマの現場も、ドラマの病院も、とにかく雰囲気が良さそう。
とくにこの病院。
キツい先輩と優しい上司ととぼけたがギャグばかり言うおじさんと。
理想的な会社ではないかと思われます。
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中島みゆき『ともに』
感想コチラ
「PICU 小児集中治療室」 第1話 ネタバレ 感想~少女二人も亡くなって(悲)
「PICU 小児集中治療室」 第2話 ネタバレ 感想~高杉真宙、予告で生存確認
「PICU 小児集中治療室」 第3話 ネタバレ 感想~選択の連続は辛い
「PICU 小児集中治療室」 第4話 ネタバレ 感想~高杉君、何があったんや。
「PICU 小児集中治療室」 第5話 ネタバレ 感想~母は膵臓癌?
「PICU 小児集中治療室」 第6話 ネタバレ 感想~子供が死ぬのを待つのが嫌だ
「PICU 小児集中治療室」 第7話 ネタバレ 感想~膵臓癌ステージⅣ
「PICU 小児集中治療室」 第8話 ネタバレ 感想~子供を看取る決心
「PICU 小児集中治療室」 第9話 ネタバレ 感想~母ちゃん逝く。武四郎、退職届を…
「PICU 小児集中治療室」 第10話 ネタバレ 感想~北海道を地震が襲う。圭吾くん、生きろ。
「PICU 小児集中治療室」 最終話 ネタバレ 感想~とにかく時間が足りない
CAST
志子田武四郎(吉沢 亮)
植野 元(安田 顕)
綿貫りさ(木村文乃)
矢野悠太(高杉真宙)
羽生仁子(高梨 臨)
河本舞(菅野莉央)
涌井桃子(生田絵梨花)
東上宗介(中尾明慶)
鮫島立希(菊地凛子)
鈴木修(松尾 諭)
浮田彰(正名僕蔵)
今成良平(甲本雅裕)
山田 透(イッセー尾形)
渡辺純(野間口徹)
瀬戸廉(小林虎之介)
七尾乃亜(武田玲奈)
ともさかりえ
志子田南(大竹しのぶ)
他
コメント
瀬戸先生が、実は良い子で良かった…
そしてしこちゃん先生の成長っぷりよ。
いくらマフラーが後ろに回ってたって、ダサいって笑ってる道行く女子高生達よ。
いや顔面見てるのかキミタチ?吉沢亮くんですよ?ってちょっと思いましたがw
(「ちはやふる」の太一は、今でも吉沢亮くんにやってもらいたかったと強く思っているミートゥですw)
PICU、スペシャルでも、がっつりその後のお話が観られて良かったです。
いつかヘリが常駐して来るのかなぁ。
ミートゥさん コメントありがとうございます。
しこちゃん先生の吉沢亮は優しい雰囲気でハマっていると思うのですが、このモテない設定だけはわからないw
マフラーがどうだって、仕事に忙殺されたって、あの顔面で、めっちゃ誠実で優しいんだけど(爆)
しかもネックだったマザコンももうお母さんはこの世にいない。←コラコラ
ま、死んじゃってもなおあの存在感だから・・・嫁になったらしんどそうではあるけどw
ホント、ヘリ、常駐して欲しいですね。
政治家だった菊地凛子さんは裏の花咲舞にご出演だったので、再選されなかったのかなぁと(爆)