「PICU 小児集中治療室」 第5話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～母は膵臓癌？

悠太に何が？　知らなかった親友の想い

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親友の矢野悠太（高杉真宙）が倒れたそばには多量の睡眠薬があった。
自殺だと思われるが、武四郎はそれを信じることはできない。

12歳の小松圭吾（柊木陽太）くんをPICUで受け入れるためドクタージェットを使う。
そのジェットで7歳の杉本淳之介（松野晃士）くんを網走に搬送したい。
淳之介の父は片道何時間もかけて網走に通っていた。
しかし予算が出ない。
植野（安田顕）と志子田武四郎（吉沢亮）は知事に掛け合うも行政が100％負担することは出来なかった。

立花日菜（小吹奈合緖）ちゃんの容体が急変。
綿貫りさ（木村文乃）は処置をしようとするが、手が震える。
植野には「焦らず向き合おう」と言われるも綿貫は「悪化している。治らない。
私が役立たずかもしれない」と落ち込む。

河本舞(菅野莉央)は色々考えたが悠太（高杉真宙）は自分で睡眠薬を飲んだと思うと話す。
帰宅した武四郎に悠太から荷物が届く。
武四郎の着替えだった。
添えられた手紙は遺書めいたものだった。
「ふざけんな！」
声に驚いた母・南(大竹しのぶ)がやってきた。
「あいつ自殺しようとしてたんだ。
生きたくても生きれない人がいるのに！！
見損なったよ」
「悠太の命はあんたのものじゃないよ
見損なうんじゃなくて悠太のこれからを一緒考えてあげな」

悠太が目覚めた
「なんか疲れちゃってさ。ごめん。」
「なあ、悠太…」
武四郎は中学生の頃の思い出話をする。
「俺、お前に全部見せてきた
ダメなところもカッコ悪いとこも
お前のダメなところもカッコ悪い所も全部見てきたと思ってた
俺とお前にしか分からないことがいっぱいあるんだと思っていた
友達だから。
何度も、俺に伝えようとしてくれてたんだよな。
お前がこんな事になって、初めて気づいたんだ。
俺が自分のことばっかりでお前にばかり頼って気づかなかった
ホントにごめん。」
「違う。
武四郎は悪くない
俺が悪いんだ
疲れちゃって休みたくて
けど家に帰れなくて
患者さんとか先輩とかにキツい事言われるたびに逃げたくなって
けど、そんなの医者失格だ
ダメだちゃんとしなくちゃって
言い聞かせてけど死んだら全部終わらせられるかなって
そう思ってごめん。」
「悠太の命は悠太のモノだよ
でもさお前が死んだらさ
俺のダメな話、誰とも出来ないじゃんお前のダメな話も」
病室の外で二人の会話を聞いていた舞と桃子(生田絵梨花)がやってきた。
二人も「心配させるなよ！」と悠太を小突く。

悠太が死にたいと思ったのは脳のエラー。
これは仕方ないのよ。
その人の命はその人のものだから。
「見損なった」と思うのはちょっと主人公の勝手だな。
それも悠太の負担。
だから悠太は武四郎に何も言えなかったんじゃないかと思う。

だけど悠太は自殺じゃないんじゃないかってワタシも思っていた。
睡眠薬を多量に飲んでも健康体なら死ねないんじゃないかな。
ただ眠りたくてたくさん飲んだだけかと思っていたよ。
本当に死にたいなら医者の悠太がそんな不確かなことしないと思ってさ。

主人公はホントに未熟で、だけど素直で。
間違ったことをしてもすぐに改められるのが好き。
いや、吉沢亮じゃなかったら、ちょっとウザいって思ってたかもしれないが（苦笑）

で、母の南（大竹しのぶ）は膵臓がんなの？
あの倒れ方、ビビった～。
さすが大竹しのぶ。
そばでみていた桃子は、てっきり武四郎に報告するのかと思っていたら、だんまり？
あれはおかしいんだからさ、絶対に武四郎に言うべきでしょうに。
ヘルニアだったとしてもさ…。

PICUには子供達がどんどん搬送されてきて、全員生きて！！って思うんだけど…。
悠太の件はこれで解決かな？
一休みして網走には戻らない手はずになれば良いな。
大人部門は母と初恋？の人桃子がエントリーしそう。
悲しい別れがありませんように

　　
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中島みゆき『ともに』

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