『妄信の果て』
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新人刑事の遠野章宏(北村匠海)は第一発見者は、被害者・梨多真夫(野間口徹)のゼミの教え子・戸守研策(水沢林太郎)に質問する。
将来は新聞記者になりたいという戸守に話を合わせる遠野。
戸守は話しやすそうに答えるも、現場に落ちていた戸守のボタンを差し出され「疑われているのか?」と聞く。
そんなことはないと言いつつアリバイの確認をする。
戸守は以前の事件のことを質問するも風間(木村拓哉)に「自分で考えることですね」と言われてしまう。
「君は良い腕を持っている」
風間が遠野を褒める。
被疑者との距離の詰め方、不意に遺留品を見せて反応を伺う。
「君には欠けているものがある」
剣道の成績が良かったようだと武道場で対峙する風間と遠野
遠野は剣道を高校二年の時に辞めていた
理由を聞かれるが答えない遠野。
学校長(小日向文世)の推薦では成績はトップ
草花を愛する優しい心
学校では友達を作らずいつも花の世話をしていた
時々一人で泣いていた
「高校二年の時、何があった?」
遠野は色とりどりの花を咲かせる警察学校の花壇で、
「ぼこぼこっぼにされちゃったよ」と悲しそうに笑う
手帳から高校時代の写真をだして笑う。
遠野は事件当日、戸守が現場に乗ってきたタクシーの映像を見せる。
「ナシダまで」と言ったことに着目。
運転手に地名ではなく教授の名前を言ってしまった。
思わず出た
呼び捨てにしたのは教授を憎んでいたのか、バカにしたのか
犯人は戸守しか考えられないと遠野。
「腕があると思っていたが・・・気づかないのか。
読んでみろ。
彼に会いたくなるぞ。」
戸守の卒業論文を受け取る
大学へ遠野に会いに行く。
「卒業論文を読ませて貰った」
他の教授に話しを聞くと、戸守の論文は教授(野間口徹)のコラムの引用があった。
その引用には間違いがあった
教授が間違えていたのを、気づかずにそのまま引用した
先生が間違えていた
でもうっかり間違えたわけじゃない
わざと間違えた
「これはトラップ」
「妄信」と黒板に書く遠野。
間違いを訂正して引用すれば合格はできたかもしれない。
遠野はアカハラだと騒がれたことがあった。
女子生徒を温泉旅行に誘ったとか。
それはデマだった。
自分のような被害者を出さないように。
妄信は危険だと
「論文は合格だった
バイトがあるんで。」
と遠野は教室を出て行った。
風間が妄信という文字を消す
「まだ気がつかないか」
遠野を残して立ち去る
遠野を伴い昼間に現場検証をすることに。
遠野は立て板に水のごとく、遺体発見時のことを話す。
辺りはまっくらで電気は付いていなかった。
急いでいたので、勝手に部屋に入った。
家の中は真っ暗で電気のスイッチを探した。
懐中電灯が手に当たって、その明かりを使って奥に入った。
部屋は真っ暗。
テラスの扉が開いていた。
悪い予感がしてテラスに向かう
テラスを探したが見当たらず、柵の下をみたらそこに教授の遺体があった。
これで満足ですか?
「いいえ」
遠野に目配せをする風間。
リビングへ移動する。
以前、戸守が質問した「ヒ素」の話をする遠野。
ヒ素の特定について
純粋なヒ素は市場に出回っていないので、なんらかの不純物が混ざっている。
殺害に使われたヒ素と犯人が持っていたヒ素を調べれば犯罪に使われたものかどうかがわかる。
「カンニングの法則」
試験でカンニングすると正解だけではなく間違ったものも一致する。
「君が論文でしたミスも同じ
あれで許すわけないよ。
あれ不合格だよ」
単位が取れないと卒業もできないし就職もできない
だから教授を殺した
しかし教授の死亡推定時刻は3時、戸守が遺体を見つけたのは夜の8時。
遠野は教授と単位のことで揉めていた
「君は昼間に一度この家に来た
そして夜も来た」
大学職員が午後2時に戸守が教授を探していたことを覚えていた。
「慌てていたのに夜まで待ったの?」
携帯には二人の通話履歴はなかった。
現場に落ちていた戸守のボタン
「汗をかいていたからシャツをぬごうとした時に落ちた」
と証言していた戸守。
夜の気温は7度。
タクシーできたのに汗をかくこともない。
昼に落としたボタンに気づいて、8時に戻ったのだ。
リビングには教授が作ったオリジナルの地図があった。
戸守は「タクシーの運転手にナシダまで」と言った。
先生の名前を思わず言ったというが、戸守は教授のことをマップ先生と呼んでいた。
教授が作ったマップにはこの家の近くに無田という地名が書かれていた。
「この地図を見たから無田と言った
市販の地図には無田とは書かれていない」
慌てる戸守
「これもトラップなんだよ」
地図帳って面白くて他の出版社にパクられると困るから、架空の地名を入れることがある
こういう目立たないところに。
この地図がプリントされたのは正午だった。
「この地図を見た?」
「見ました」
見たのは昼だ。
この家の中が真っ暗だったとさきほど証言したのは戸守だ
「見えるはずがない
昼の明るい時間に来てこの地図を見てる」
戸守は水を飲む振りをして、千枚通しを掴み襲いかかる。
遠野は仕留められず、風間が戸守を確保。
署に戻り、風間は遠野に犯人に背を向けたのだから交番勤務に戻れと言い放す。←交番でも無理じゃね?市民守れる?
風間は正真正銘のハラスメントだと思うぞ。
いろんなトラップを仕込んでいるのかどうかは知らんけどw
交番ハラスメントだ!
交番に転属ハラスメント。
交番勤務をバカにするハラスメント。
うん、コウハラ!!←縮めるなw
犯人に背を向けていた北村匠海。
そういえば・・・何年か前のSPでも犯人に背を向けて刺されたな。
交番勤務でも犯人に背を向けちゃいかんのだと思うんだけど。
しかし今日の北村くんは良かったね。
めっちゃ素晴らしい演技だったね。
出来る刑事であると同時に儚げなとこもあって。
犯人は大学生にして殺人を犯し、警察官にアイスピックで襲いかかった。
もう新聞記者にはなれないし、大学を卒業することはできないだろうな。
こういう人物が新聞記者にならなくて良かったと思う。
「トラップ」に気づかない。
野間口徹さんが被害者だから、もっと回想シーンがあるんじゃないかと思っていたけど、なかったなぁ。
死体役で野間口さんって豪華過ぎない??
動機は良いとして、これで自供に持っていっても、とにかく裏付けと物証、頑張れ。
でないと公判が厳しいぞ。
ってか、先週もそうだけど、きっと物証も裏付けも簡単に出来そうだけどね。
マリコでなくてもいけそうw
そういうのを選んで指導してんのかな?
あとは千枚通しね。
あれがなんで犯人の家の前に落ちていたのか。
少しずつ小出しにしていくねぇ。
んで、予告ね。
掛居君!!
筒井道隆さんじゃん!!
いや~「あすなろ」以来の共演?
みんながみんな取手くんが好きだったけど、掛居くんはフラフラしてイライラしちゃったけど、ワタシは筒井さんが好きだったw
そして坂口憲二!!
来週が楽しみッス。
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SP感想はコチラ
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CAST
風間公親(木村拓哉)
瓜原潤史(赤楚衛二)
隼田聖子(新垣結衣)
遠野章宏(北村匠海)
鐘羅路子(白石麻衣)
中込兼児(染谷将太)
伊上幸葉(堀田真由)
谷本進一(濵田崇裕/ジャニーズWEST)
尾山 柔(結木滉星)
眞堂丈史(小林 薫)
四方田秀雄(小日向文世)
益野紳祐(市川隼人)
コメント
犯人が「ナシダ」という地名を使って疑われているのは夜にタクシーで来た時なので、その理由として「地図を見たからだ」と犯人が言うのは(昼に来た事を自白している事になるので)おかしい。
単純に昼と夜2回来ただけの事を「最大の謎」のように匂わせたりなんか納得のいかない回だった…
ありさん、コメントありがとうございます。
最初から犯人がわかっているし、第一発見者が犯人っていう簡単そうな事件をこねくり回しているようには感じますね。
遺留品はあるし、嘘はついているし。
もっともっと重大な落ち度ってなると防犯カメラしかないですから。
そうなると刑事を育てられないってことなんですかね。
地道に防犯カメラを潰していくのも捜査だと思いますが。