虎に翼 第19話 ネタバレ 感想~初恋から父の贈賄容疑へ

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第4週「屈み女に反り男?」


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花岡の見舞いに病院を訪れては、女給立ちといちゃいちゃする花岡を垣間見て帰ってしまう。
梅子はハイキングから吹っ切れたように明るくなった。
玉が「素敵なレディ!」というと、よねは「許すことを美徳と勘違いするな」と注意。
涼子は「梅子さんのしたいようにすれば良い」と微笑む。

轟がいないことに気付いた梅子が小橋に話しを聞くと、花岡が退院するから付添うと聞く。
寅子は教室を飛び出し病院に向かう。

病院。
轟は花岡の手伝いをしてやる
「轟の言う通り漢と女がトモに学ぶのは無理がある
もうしたてにでるのは辞めた。
猪爪寅子をいっそのこと訴えて・・・」
「愚か者!」
花岡をぶん殴る轟
「思ってもいないことを口にするんじゃない。
ここには俺しかいない
虚勢を張ってどうする?
花岡。俺はな。
自分でも信じられないが
あの人達のことが好きになってしまった
あの人達は漢だ。
俺が漢の美徳と思っていた強さと優しさをあの人達は持っている。
俺が男らしさと思っていたものが、そもそ漢とは無縁のものだったのかもしれない。」
「何の話だ?」
「俺が言いたいのは花岡。
上京してからのお前は、日に日に男っぷりが下がって行くばかりだ
俺は非情に悲しい!」

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病院についた寅子。
しかしもう花岡は退院したあとだった。
どこですれ違った!?
また学校に引き返す

柱の陰に轟を見つける。
そのむこうに、花岡が梅子に謝罪しているところが見え、寅子も柱の陰に隠れる。
「私、あなたも小橋さんたちにも何も思ってないのよ。
だって事実を言われたまでだもの」
「いいえ大庭さんの気持ちも息子さんの気持ちも考えない
大変失礼な言動でした。」
「その体じゃ不便も多いでしょう
できることは言ってね。」
「轟から聞きましたか?
母のこと」
「うん。」
「大庭さんの息子さんのようになるつもりだったんです」
帝大に入って東京で経験をつんで。
いずれは父の後を継いで故郷の佐賀に帰って。
立派な弁護士になるつもり。
親孝行して・・・
「なれるわ。
花岡さん優秀だもの」
「こんな人間になるはずじゃなかった」
カフェでチヤホヤされて浮かれたり
仲間に舐められないようにわざと女性をぞんざいに熱かったり。
帝大生に引け目を感じたり
皆さんを尊敬しているのに無駄にかっこつけたり
将来の数少ない椅子を奪われてしまうようで妬ましくて恐ろしく
「どの自分も嫌いで、どれも偽物というか本当の自分じゃなくて。」
「どれもあなたよ
人は持っている顔は一つじゃないから
例え周りに強いられていても
本心じゃなくて演じてるだけでも
全部花岡さんなの」
「そうですよね。
この期に及んで
自己弁護ばかり」
「そりゃ、自分が可愛いのは当たり前
でも花岡さんが思う本当の自分があるなら、大切にしてね
そこに近づくよう、頑張ってみなさいよ。
年取ると、本当の自分みたいなの、どんどん忘れちゃうんだからね」
涙を拭う
「俺なんかに優しくしなくていいのに。」
「そんな言い方しない。
ちゃんと謝りに来ているだけでうちの息子よりずっと立派。」
「ありがとうございます」
<結局、みんな良い人じゃない>
と思う寅子
”思っていることは口にだしていかないとね!
そのほうが良い!
思い出の兄・直道の言葉がリフレインw
くしゃみをして盗み聞きがバレてしまう轟と寅子

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教室に寅子と花岡
「ハイキングを台無しにしてすまなかった」
「盗み聞きしてごめんなさい
あとこんな怪我までさせてごめんなさい・・・」
「轟に言われたよ
鍛錬が足りないって」
「鍛錬が足りないのは私のほうです
あのでもここでは
せめて私の前では本当の花岡さんでいて欲しいです」
「本当に腹が立つ」
「ごめんなさい
えらそうに。母にも一言多いって言われてて」
「崖から落ちた日から
誰といても、何をしていても
猪爪くんのことが頭に浮かぶ
これじゃまた君の事ばかり考えてしまうだろ」
出て行く花岡

”君の事ばかり考えてしまう”
あのどういう意味?
え?どういうこと?
帰り道、寅子は浮かれてしまう。
色恋には無縁の寅子はスキップをして帰宅。

すると・・・家の前が騒がしい。
玄関を入ると・・・。
家には検察が押しかけ、直言が贈賄で逮捕されたと家宅捜索令状を突きつけられた。

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木曜日に花岡と和解か!
って思ったら・・・お父さん。
浮気じゃなかった。
これがあるから金曜日にズレこまなかったのね。
そして・・・。
今週から金曜日が解決デーにならない予感。

それはともあれ、すぐに花岡デレたな。
梅子さんの言う通り、どれも全部自分。
人間、一つの顔しか持っていないわけではない。
それはわかる。
梅子さんは諦めていて、多分、長男はどうしようもならないのだけど
「うちの息子よりずっと立派」
って言うのはどうだろ。
それは夫の
「うちの妻なら300円」
って言うのとかわらないではないか。
いや・・・もちろん。
あの息子は鼻持ちならない男なんだろうけど。

花岡は梅子の夫のように仕事をして女性を囲う弁護士のことを好きではないのに、そうしないと立派な弁護士になれないと思っていたのか。
花岡の父も梅子の夫のような弁護士なのか。

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しかし轟の性格は、弁護士でも検事でも判事でも。
どこでも居場所を見つけ、本質を見つけ仕事をしていけそうだ。
「愚か者!」
には笑ったけど、正しいことをはっきりと言う轟のような友人がいて花岡は助かった。
小橋みたいなのに虚勢をはるのではなく、轟を大事にしろよな。
なんでもかんでも全てを受け入れてくれそうだ。
熱くてちょっとズレてて。
でも人の目を気にしない轟、最高!←戸塚純貴くんが好きなだけやろ?

そんな轟ではなく、花岡に心を奪われる寅子。
花岡・・・崖から落ちて、恋に落ちたんだな。
ま、初恋は叶わないけど。

お父さんが心配。
娘が法学を学んでいるのに贈賄なんてするわけないと思うんだ。
でも冤罪だとしても。
誰が弁護する?
まだ弁護士ではない寅子よ。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
猪爪寅子(伊藤沙莉)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝/子役:永瀬矢紘)
米谷花江(森田望智)
佐田優三(仲野太賀)
山田よね(土居志央梨)
桜川涼子(桜井ユキ)
大庭梅子(平岩紙)
崔香淑(ハ・ヨンス)
久保田聡子(小林涼子)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
笹山(田中要次)
竹中次郎(高橋努)
増野(平山祐介)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
徹男(飯田基祐)

語り – 尾野真千子

コメント

  1. saki より:

    いやあ、ホント毎日楽しみですよ。こんなに楽しみなの、あまちゃん以来かな。

    戸塚くん、実はほぼ見てます!
    かりあげくんも良かったなあ~くだらなくてww
    ガンちゃん、家が近いんですよ。
    引っ越してきた時から近いことは知っていたけど、大きなお屋敷で、
    そのことをある方に話したら、なんと昔からお付き合いがあるそうで「あれでも半分以上売ったのよ」と言われてました。
    花岡同様、中の人も恵まれている笑

    あの時代も、男女がうんぬんではなく「男女ともに人間」として見てくれた男性が、いたかもしれませんね。

    このドラマ、問題発言や問題行動に、ちゃんと理由があって、それに無理がなく、丁寧に一人ひとりを描いているところも、すごくいいなと思います。

    花岡おっこち場面は、昨日の特捜の人の方が上手かったかな~。
    特捜9も飽きつつあります。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      戸塚君、良いですよね。
      ジュノンボーイ出身だと思えないくらいの七変化ビジュアルが良いですよね。
      花岡より絶対に轟のほうが楽しいのになぁ。
      轟は死なないで欲しい。
      最後まで見たい!

      花岡の中の人・・・こう言っちゃなんですが、どうして重用されるのかワタシにはあんまりわかっていなくて。
      所作とセリフがチグハグなことが多くありませんか?
      EXILEを聞かないので、踊っているのか歌っているのかも知らないんですが・・・ってEXILEじゃないのかも?
      それでもエエとこのボンボンってことは存じ上げてますw

      人間はいろんな側面がある。
      九州男児の花岡と轟も九州男児の一面だけではないってところが良いですよね。