「金田一少年の事件簿」 最終話 ネタバレ 感想~原作が古いので令和では無理がある

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『File07.オペラ座館 ファントムの殺人』解決編

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完全な密室で城(増田昇太)が殺害される。
城が犯人!?
はじめ(道枝駿佑)、美雪(上白石萌歌)、生還した剣持警部(沢村一樹)と「離れの塔」を調べる。
タランチュラを見つけたり、暖炉と繋がった煙突を見つけたり…←密室トリック解決
お茶を入れる時に使う、2分と1分の砂時計を見て…←三鬼谷殺害解決
シャンデリアのワイヤーが長いことに気づき、地下室へ。
観客席の近くに空いた穴を発見!
「謎は全て解けた!」
まず最初に塔の灯が消えたのは人間がけしたのではなくドライアイス入りの風船で消す。
二酸化炭素は空気よりも重いので下へ、下へと移動。蝋燭の火は上から順に消えていった。
「それを実行した真犯人はこの中にいる!」

絵門いずみ(石川萌香)殺害
犯人はシャンデリアのワイヤーを舞台裏で切ったのではなく、引き伸ばしたワイヤーをシャンデリアにくく付け、犯人がいた場所に引き寄せた。
絵門がシャンデリアの下に来たタイミングでワイヤーを切断し殺害。
はじめが見つけた穴にはワイヤーが擦れた跡がった。

「その席に座っていたのは湖月レオナ(山本舞香)。
あんたがファントムだ。」

三鬼谷殺害
「ファントム」に襲われたのはレオナの自作自演。
レオナのことが好きな三鬼谷はレオナに言われるまま行動する。
襲われるふりをするから、海の道を通って会いに来て欲しい。
三鬼谷が足をくじいたのは芝居。
違う道でレオナのもとに向かう。
レオナも三鬼谷に向かう。
二人は半分の時間で落ち合う。
そして三鬼谷の首に注射を打つ。
その後、部屋に戻り意識を失ったふりをした。

城殺害
レオナは偽物の鍵と本物を入れ替えた。
タランチュラを袋に仕込み、驚いたふりをして袋を投げ捨て、暖炉で焼くようにはじめに言う。
まんまとはじめは袋を暖炉に投げ入れた。
本物の鍵はレオナが持っているので、そのまま劇場の扉を開け、城を殺害。
そして本物の鍵は煙突から暖炉に本物の鍵に投げ入れたのだった。

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「証拠はある?」
決定的な証拠は舞台の地下にあった乾電池。
レオナは自分の指紋が付いた乾電池を回収しなかった。
懐中電灯を落とし、当りが暗くなり拾えなかった。
入り口にあった蝋燭を使えば乾電池は拾えた。
レオナは火が怖いため蝋燭を使えなかった。
乾電池を見つけたときに「見せて」とレオナは乾電池に自分の指紋をつけた。
しかし指紋ははじめの指紋の下についていた。

レオナの動機
3年前、霧生鋭治(古川雄大)にクリスティーヌに指名された。
舞台が終わると、劇団を去った霧生。
レオナは霧生に惹かれていたた。
二人は駆け落ちをした。
拉致ではなく駆け落ち。
時々、この劇場の地下にも連れてきて貰った。
しかし前触れもなく霧生はレオナの前から去った。

レオナはいずみ、三鬼谷、城の3人が霧生を樹海に置き去りにしたことを聞いてしまう。
絶対に許さない。
復讐を企てた。
「自分だけ生き延びようなんて思っていない。」
レオナはと灯油に火を放つ。
炎の中でレオナは霧生の幻影を見る。
霧生は「君を連れて行くわけにはいかない。さようならだ。」と去っていった。
はじめが間一髪のことろでレオナを助けた。
「霧生さんは遠くで見守っているんじゃないかな。」

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終わりました。
ほぼ謎解きだけの最終回。

感想を書くのは難しい。
なぜなら…ジャニーズのファンの人がたくさんいるから(苦笑)
思い入れのある人が一番だもんねぇ。
あとなんかウィキペディアの資料をわざわざ貼り付けてくれた人もいるんだけど…。
ワタシ、そういうつもりじゃなかったんですよ。

原作も古いですから、現代に当てはめると無理なことが多いですよね。
乾電池を拾えなかったのも。
まず懐中電灯を使わなくてもスマホがあれば…ねぇ。
それと…前後編が多いのも良くなかったかも。
過去のシリーズも前後編が多かったとしてもです。
映像化されていない作品を選んだほうが良かったと思うんだよな。
たくさん、原作はあるんだし。
なぜわざわざ過去の人たちと比べられるような作品を映像化したのか。

しかももう金田一耕助の孫っていうのにも無理があるな。
玄孫だな(苦笑)

さて、この作品。
乾電池の指紋をその場で調べるなんて驚いたw
言い逃れできそうだぁ。
ま、仕方ないか、指紋しか証拠はないんだもんね。
今回のゲストはやっぱり古川さんがかっこ良かったねぇ。
あれくらいの火傷があったとしても、他の人より全然華があってかっこ良い!
前後編のわりには動機とか霧生殺害のこととか、霧生の母の事とか…いろんなことを端折っていたのも気になった。
全体的に、やっぱり過去の作品に比べ制作費がかけられないことが演出にも響いているのかなって感じです。

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道枝くんも色々言われたでしょうが、初回に比べ最終回はとても演技が上手になっていると思いました。
美雪は原作に近い、あまり主張のない子。
そうするとちょっと存在感が…。
これは演出の問題か。
もう少し見せ場があっても良かったのにね。
警部が金田一耕助の孫だって今日まで知らなかったのに驚き。
「今までどんな気持ちで”じっちゃんの名にかけて”を聞いていたんですか?」
って佐木くん、聞いてやるなよw

ってことでお疲れ様でした。
しばらく…いや…金田一少年の事件簿の映像化には慎重になったほうが良いと思います。
本家の金田一耕助シリーズも時代を現在にできないように、金田一少年も令和の時代ではトリックが難しいと思うので。
あくまでも俳優さんの責任ではないというスタンスでござんす。

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感想はコチラ
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「金田一少年の事件簿」 最終話 ネタバレ 感想~原作が古いので令和では無理がある
キャスト
金田一 一(道枝駿佑/なにわ男子)
七瀬 美雪(上白石萌歌)
剣持 勇(沢村一樹)
佐木 竜太(岩﨑大昇(ジャニーズJr. / 美 少年)

ゲスト
湖月レオナ(山本舞香)
白神海人(戸塚純貴)
響静歌(霧島れいか)
影島十三(コング桑田)
氷森冬彦(七瀬公)
城龍也(増田昇太)
三鬼谷巧(六角慎司)
絵門いずみ(石川萌香)
霧生鋭治(古川雄大)

コメント

  1. masa より:

    お疲れ様です。
    ついに終わってしまいましたね。
    最後の事件は初めての映像化ということもあって、そこそこ楽しめました。
    初代と比べて色々と言いましたが、気が付いたら最終回まで完走してました。
    そして・・当たるか分からないですが、今期のDVDBOXの抽選プレゼントにも応募しましたw
    まあ、これはこれとして最終回まで楽しく見れたので、それでいいのかなって感じです。

    • tarotaro tarotaro より:

      masaさん、コメントありがとうございます。

      金田一少年は難しいですよね。
      1話におさめるのも、キャスティングも。
      漫画原作なので、セットの予算もトリックの映像も、いろんなところにお金がかかるんだと思います。
      そして原作が古いとトリックは使えないものが多いので、なかなか難しい。
      そういった意味でも、使えそうな原作を探して、連ドラではなく、SPドラマとして映像化したほうが良いのかもしれません。