「健康で文化的な最低限度の生活」第2話 ネタバレ感想~知らなかったでは済まされない不正受給

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「不正受給疑惑!高校生の秘密」

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「健康で文化的な最低限度の生活」 :柏木ハルコ

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「知らなかったから全額返還しなくても大丈夫。」
期待をもたせてしまったえみる(吉岡里帆)。
しかし、不正は不正。
申告していれば、バイト代の半分は手元に残っていたが、例外は認められなくなった。

バイトは去年の7月から今現在まで続いているので、60万円近く徴収しなければならなくなった。
事情を話しに行くえみるだが、息子・欣也(吉村界人)は逆ギレ。
バイト代で勝ったギターもぶっつぶし、家庭崩壊へ。



主人公には荷が重いでしょう。
「えっと、あの、その」
と言うたびに、キョドコを思い出してしまう、←先週も書いたけど。
で、イライラしちゃう。
主人公と同じ新人の子を一緒に行かせるのではなく、上司の田中圭か井浦新を同伴するべきだ。

主人公は利用者に寄り添いたいと思っているのかもしれないが、空回りだなぁ。
寄り添っているのではなく、同情しているように見える。
それはとても罪なことだ。

制度は制度なんだよね。
失業保険を利用するときも「バイトしたらどうなるかわかるだろうな!!」と脅された。←丁寧に話していたけれどさ、あれは脅した。

生活保護を受給するときにだって、言われているはず。
同意書にもサインしていたわけだし、「知らなかった」では済まされないわ。
国民の血税で生活をするわけだから、いくら苦しくても受給するときには、必ずルールを守らなくてはいけない。



高校生のバイトも申告しなければならない。
生活保護でなければ、自分のすべて自分のお小遣いとなっていたのに。
妹にも小遣いをあげていた優しい兄ちゃんなのになぁ。
高校生なら、「こんな家に好きで生まれてきたわけではない。」って思っちゃうよね。
親のせいにしたくなる。
貧乏でバカは夢みてはいけない。
って思っちゃうのもわかる。
だけど、それは親に文句言うしかないよね。



高価なギターも売ればお金になったのに。
って思っちゃうな~。
バカで貧乏でモノを大切にできなきゃおしまいよ!
っと言いたいが、同情はする。
ワタシはケースワーカーではないので。
気の毒だと思う。
これを不正受給って言うのはね。
かわいそうだと思うんですよね。
もっと悪質なのが不正受給だと思っていたから。
ま、不正は不正なんだろうけどさ。

で、一話完結だと思っていたら違っていた(苦笑)
しかも一番後味が悪いとこで終わっちゃったよ~。

家庭崩壊。
だけど、コレはケースワーカーの仕事ではなく、親の問題でもある。
この場合、息子は高校を辞めて家をでて独立すれば、不正受給にはならなかったのかしら?

ヒロインの成長物語だとは思うのですが、社会人として、もう少し大人で合ってほしいと思う。

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主題歌

AAA/Tomorrow

キャスト
義経えみる++++吉岡里帆
半田明伸++++++井浦新
栗橋千奈++++++川栄李奈
七条竜一++++++山田裕貴
後藤大門++++++小園凌央
桃浜都++++++++水上京香
石橋五郎++++++内場勝則
京極大輝++++++田中圭
南英里佳++++++安座間美優
向井里香++++++谷まりあ
川岸彩++++++++鈴木アメリ
青柳円++++++++徳永えり
阿久沢正男++++遠藤憲一

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