「健康で文化的な最低限度の生活」第6話 ネタバレ感想~家族だからって仲良くしなくても良い

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「親子の謎解明!迫る父の恐怖」

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「健康で文化的な最低限度の生活」 :柏木ハルコ

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島岡光(佐野岳)はPTSDだった。
中学を卒業するまで父・島岡雷(小市慢太郎)から厳しい躾と性的虐待を受けていた。
佐野岳の生活保護が決定した。
面会制限がかかっている佐野岳に、京極(田中圭)の名刺を利用し、父・小市慢太郎が会いにきた!

気がついたえみる(吉岡里帆)や田中圭が間に入り、なんとか阻止。
抵抗する小市慢太郎。
厚労省に通報すると言い出すが、田中圭も建造物侵入、公務執行妨害で厚労省に通報すると応戦。
素直?に引き下がった小市慢太郎。
佐野岳はPTSDの治療を受けると言う。



桃浜都(水上京香)のケース。
水原典子(広岡由里子)の息子は家庭を持っていた。
男と一緒に出て行った母のことを憎んでいた。
しかし息子の嫁が桃浜を訪ね、夫と義母を会わせたいと言い出す。
数日後、息子から手紙が届く。
今はまだ会いたくないがあなたの孫の写真を送ります。
家族写真が同封されていた。



虐待されているのかなぁとは思っていたが、まさか父から性的虐待を受けていたとは思ってもいなかった。
母親は早くに死んでいたのか・・・?
中学生まで続いたらしい。
今なら、佐野岳の力が強いはずなのに、まだ支配されている。
会ってもいない、話してもいないのに、父のことを聞いただけで、ここまで錯乱するんだから、もうこれは会わせちゃダメだ。

父親は息子と一緒に暮らして、また虐待をしたいのか。
それとも口止めをしたいのか。
田中圭が厚労省に通報すると言ったのは、建造物侵入と公務執行妨害だったけれど、虐待に関しては通報できないものか。
父親は医師だぞ・・・。
こんな精神的に不安定な男の患者になるのは嫌だよ・・・。
父親もカウンセリングが必要。





桃浜さんの母子のケースは余計だったかなと思う。
安達祐実の回でも妹が役所に相談に来ていたけれど、今回は嫁。←このへんはファンタジーなんじゃ・・・。
この嫁の言っていることがきれい事にしか思えなかった。
あぁ、やっぱり夫婦って他人だなと。
夫が拒否しているならそれでいいのでは?
なぜ会わせたいんだろう?
そんな権利は夫婦とてないと思う。
夫は
「死んだとしても知らせないで欲しい」
とまで言っているのに、憎むことでここまで生きてきたのに。
これは世間一般には良い嫁だと言うの?
ワタシだったら離婚案件ですけど。

で、桃浜さん。
奥さんの意見を聞いただけで、水原(広岡由里子)に伝えるのもどうかと思う。
「会っても良い」と言われた時点で報告できないものか?
どうして決まってもいないことを報告するのか。
で、水原さんも「息子のホームランボール」をケースワーカーに渡すかな?
桃浜さんとて息子さんと会えるかどうかわからないのに。
幸せな家庭で育ち、想像力のない人がケースワーカーになるのって危険だな。

このドラマは一話完結の方が楽しいなぁ。
桃浜さんのターンがなければもっとテンポが良かったんじゃないかな。
内容やエピソードは楽しかったんだけど、一話だったら・・・と思う。

ここにきて井浦新以外のキャラが定まっていないような・・・。
いや、新たな一面を見たのか・・・。
ヒロインはなんとも・・・。
今回のお話は、佐野岳と小市慢太郎の素晴らしさが光りましたな。
そしてワタシの田中圭も(爆)

小市慢太郎がくせ者の役がうまいのは知っていましたが、佐野岳の素晴らしさよ。
最近、意地悪な役ばかりだったけれど、こんな役も出来るんだなぁ。
佐野岳のおびえ方。
尋常じゃなかった。
良かったよPTSDと診断されて。
で、今週は魔笛を聴いていなかったんですが、あの魔笛はなんだったんだ。
父親を忘れるための音楽だったのか。

気になるのはエンケンの娘の憂い顔。
エンケンがこのまま終わるわけもなく、一波乱ありそうですね。

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キャスト
義経えみる++++吉岡里帆
半田明伸++++++井浦新
栗橋千奈++++++川栄李奈
七条竜一++++++山田裕貴
後藤大門++++++小園凌央
桃浜都++++++++水上京香
石橋五郎++++++内場勝則
京極大輝++++++田中圭
南英里佳++++++安座間美優
向井里香++++++谷まりあ
川岸彩++++++++鈴木アメリ
青柳円++++++++徳永えり
阿久沢正男++++遠藤憲一

コメント

  1. masa より:

    父子の案件は、まるで自分を見ているかのようでした。
    僕も父親と対立し、今は父親から逃げてます。
    性的虐待こそ受けてなかったものの、躾と称した暴言と暴力は日常茶飯事でした。

    今では僕も大人になり、力だけなら僕の方が強いです。
    でもダメなんですね。
    父親の前に立つと、今でも体が震えて心臓がバクバクします。

    幸い、僕が生活保護を受ける時は、役所で事情を話したら「お父さんには扶養照会の書類は送らないようにします」と言ってくれました。
    性的虐待とまでは行かないかもしれませんが、大人になっても一緒に風呂に入ることを強要されるのも嫌でした。
    これはドラマでもフィクションでもなく、僕の実話です(苦笑)

    • tarotaro tarotaro より:

      masaさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      申し訳ないのですが、なんとも言えないです。
      すみません。