「イノセンス 冤罪弁護士」第3回 ネタバレ 感想~ドラマのモヤモヤをKing Gnuの歌声で薄める。

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「白い巨塔で医療ミス!?陰謀から無実の医師を救え」

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手術のあった11月4日の午後4時。
病院の近くで落雷があった。

病院内の洗濯機などが壊れたが、コンセントを繋ぎなおすと直った。
病院には避雷器があるはずだが、機能はしていなかった。
以前の落雷で壊れており、メーカーは病院に指摘していたが、高額なため放置していた。
その営業で人工心肺が停止した。

しかし判決は有罪。
控訴はしないと言う雲仙(平岳大)。
自分が患者を死なせてしまったのは事実だし、これで病院が改善できるなら・・・。と。

被害者遺族は誰を憎めばいいのかわからなくなっていた。
小市慢太郎検事にも「遺族が救われない」と糾弾された坂口健太郎。

その後、雲仙の同期で出世頭の医師・磐梯(山本耕史)は、雲仙が調べた院長の製薬会社とのズブズブの関係を公にして病院の膿を出すことにした。
雲仙は医療過疎地に行くと事務所に挨拶にきたが、拓は会わなかった。

ずっと落ち込んでいる拓(坂口健太郎)。




モヤモヤする!!
医療ミスじゃないのに!!

なんで無罪ではダメだったのか。
今回が一番スッキリした原因だったのに。
なぜ控訴しないのか?
病院は嘘の報告書をあげて、雲仙一人に罪を押しつけた。
それは罪ではないのか?

小市慢太郎検事は、遺族が救われないというけれど、だからって全て雲仙医師の責任にしても良いことにはならないでしょうに。

この判決のせいで、雲仙はしばらく医療行為はできない。
懲役1年、執行猶予3年なので!
医師不足なのに。
病院の設備の不備は、患者のためにも公にしたほうがいいのに・・。
自分一人で背覆ってしまう雲仙もどうかしているよ!

磐梯(山本耕史)は若手や他の職員を連れ立って、院長を失墜させた(かもしれない)エンディング。
これって、ええとこ取りじゃない??
エエ話やなぁ・・・ってなるかい!!
山本耕史は、出世したいだけちゃうんかい。



主人公のキャラクターは「変わっているでしょ?」と押しつけてくる演出が多々あるけれど、別に変わっているとは思わない。
ちょっと中二病みたいで、困難な案件に真摯に向き合ってるけれど、そういう弁護士ってドラマには多いわけだし。

ただ、このドラマのエンディング曲はかなり良いぞ!!
米津の「Lemon」を聴いたときと同じくらいの心地よさ。
あちらはドラマもすご~~~く良かったんだけど、コチラはモヤモヤをなんとかKing Gnuのエンディング曲で薄めている状態なのが残念だ。
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主題歌:「白日」King Gnu
参考資料:「冤罪弁護士」今村 核 著(旬報社 刊)
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出演
黒川拓——–坂口健太郎
和倉楓——–川口春奈
城崎穂香——趣里
指宿林太郎—-小市慢太郎
登別次郎——正名僕蔵
石和徳則——赤楚衛二
鳴子恭輔——中島広稀
別府長治——杉本哲太
湯布院和人—-志賀廣太郎
有馬聡子——市川実日子
黒川真——–草刈正雄(特別出演)
秋保恭一郎—-藤木直人

ゲスト:山本耕史 平岳大 篠井英介 青野楓 市川知宏 山田明郷 桜井聖 遊井亮子(他)

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