「我が家は学習塾」
原作：森絵都「みかづき」
あらすじはコチラ☆
蕗子を探しに来た千明（永作博美）と吾郎（高橋一生）が探しに来た。
「塾の合併は、千明が先生業から引退し、裏方に回って、家族の時間を作りたいからだ。
でも嫌なら仕方ない。」
そういって、千明が別の場所に蕗子を探しに行く。
すると
「油断大敵！」
と蕗子の声がした。
お母さんは油断大敵だと言う。←確かに・・・。
そして初めて”吾郎さん”ではなく、「お父さん」と言った。
家に帰ると、蕗子が「塾子」とクラス全員の男子にいじめられていることが発覚。
「お父さんが学校に抗議に行くと言う」
吾郎。
「見返してやれ！」
と言う千明。
そんな二人に、蕗子は「家族でのおでかけ」をせがむ。
遊園地に行った帰り
「ワタシは八千代塾も先生になる。
先生になってお父さんの助手をする。」
と言う。
帰宅すると、成績の伸び始めた生徒が、不況のため塾代を出せず辞めると言い出す。
勉強が楽しくなってきたのに・・・と話す生徒。
吾郎は
「勝見塾というところと合併します。」
と言い出した。
大手と合併し、生徒数が増えたら月謝が安くなる。
数学だけでも受けられないか・・・。
ってことで、合併、決定。
12年後、蕗子（黒川芽以）は大学生。
八千代塾は、一軒家を買い取って、八千代新塾となっていた。
そんな時、蕗子が「小学校の教員になる。」と吾郎に相談。
その上、塾のアルバイトで春から文部省に就職が決まっている泉（須賀健太）と暮らすため家を出ると言う。
千明は学校教育を大いなる敵だと思ってきた。
学校教育は太陽。
塾は月。
月が太陽に勝つ！と夢見ていた。
吾郎と蕗子が千明に伝えた。
しかし千明は蕗子の就職も独立も認めない上に、二人を邪魔だと言い放った。
憤る蕗子だが、
「今度時間を作るから、今日はこれで・・」
とその場をおさめる吾郎。
いったんは部屋をでた吾郎と蕗子。
蕗子がバッグを取りに部屋に入る。
「小さい頃、お父さんに聞いたことがあるの。
”お母さんはかわいげがない。お父さんもそう思うでしょ？”って。」
「そんなことないよ。
お母さんは凄く可愛い人だよ。
授業が終わると、時々パタパタとかわやに飛び込んでいくんだ。
その足音を聞く度にお母さんは凄く可愛いなと思う。
朝早くから、ガリ版刷り。
力を入れすぎていつも調子が悪くなる。
（手も）黒くなる。
それを見るとお母さんは凄く可愛いなと思う
塾のため、生徒のために、がむしゃらにがんばっている。
生きている。
お母さんはいつもかわいい人だなって思う。」
–回想終わり。
「お母さんはいつもお父さんを見ていた。
お母さんはどこを見ているの？
ワタシにはわからない。」
ポロポロと涙をこぼす千明。←自業自得だと思うが・・・。
「あなたの意見が聞きたいわ。」
「聞いてもいつも君が決めるだろ。」
ずっとコレの繰り返しだったんでしょうな、この夫婦。
吾郎は名ばかりの塾長で実験を持っていたのは千明。
小さい頃の蕗子ちゃんは、最初からわかっていた。
いつも母に振り回されている祖母や自分。
そこに吾郎が加わった。
吾郎が仲間みたいに思えたのかしら。
「私、お父さんの助手になる！」
から、12年後、母への反発で小学校の教員になると。
ま、この行動から、母子の仲はうまく行っていなかったんだろうなぁと想像はできる。
この間まで他人だった人の助手になると言い出すんだから。
あの時点で「お母さんの助手になる」とは言ってくれなかったんだから。
普通なら落ち込むと思うんだけど、血が繋がっているから大丈夫って思ってたかなぁ、千明。
そんなことを想像したけれど・・・・駆け足過ぎるなぁ。
もっとじっくり見たかったよ。
蕗子ちゃんの子役ちゃんも可愛かったし。
でも・・・黒川芽以ちゃん、ワタシ、好きなんで、ちょっと嬉しい。
もっともっと出て欲しいです。
たださすがに、屋台で高橋一生を「お父さん」と呼び抱きつくと・・・・生々しいＷ
高橋一生、お父さんには見えないね（苦笑）←継父だけどさ。
千明・・・ホント、キツいなぁ。
永作さんがお上手なので、余計に腹が立っちまった。
人を見る目はあるんだよね。
だから失敗も少ない。
だから、だから・・・調子に乗っちゃうって言うか。
だけど、夫も娘も母を腫れ物みたいに扱っている。
可哀想な人だなぁ。
で・・・永作さん、細いなぁ。良いなぁ（ボソ）←羨ましい。
んでもって、朝ドラでも土ドラでも夫婦仲を破壊しにかかる壇蜜。
ホント、NHKは壇蜜が好きなんだねぇ。
妻があれだけ「ジャイアン」みたいだと、可愛い女に走るよね。
ところでちょっとおデブな小学生は「半分、青い」のブッチャーの子供時代の子かな。
さらに大きくなっていた！！
もうすでに、矢本悠馬くんよりデカいんじゃないだろうか（爆）
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感想はコチラ
「みかづき」 第1話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～ハレンチだから用務員辞めました！
「みかづき」 第3話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～吾郎の家出。家族の崩壊の始まり。
「みかづき」 第4話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～原作とは違う最後かな？
「みかづき」最終話（第5話）ネタバレ感想～塾は必要なのか？
キャスト
大島吾郎——高橋一生
大島（赤坂）千明
————–永作博美
赤坂頼子——風吹ジュン
上田（大島）蕗子
————–黒川芽以
上田一郎——工藤阿須加
大島蘭——–大政絢
大島菜々美—-桜井日奈子
勝見正明——勝矢
国分寺努——六角精児
一枝———-壇蜜
井上阿里——岡本玲
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