アンメット 第9話 ネタバレ 感想~どなたですか?ハグのあとの地獄

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記憶障害の本当の原因は…教授の告白


「アンメット-ある脳外科医の日記-」原作:子鹿ゆずる、漫画:大槻閑人

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昔僕と三瓶先生は別の大学病院で働いていた。
患者の少女・奈緒ちゃんは意識がなかった。
母親(池脇千鶴)が反応はしていると訴える。
脳波を調べると、反応はあった。
しかし筋肉が動かない。
聞こえているのに反応できない。
国内未承認のITBを使えば動かせるかもしれない。
ITBは筋肉をほぐす治療法。
目の前の命を救いたい。
あるとき、奈緒ちゃんが肺炎になった。
教授にIBTを懇願したが一蹴されてしまう。
もう奈緒ちゃんは持たない。
院内感染が心配だと。
三瓶は大迫紘一(井浦新)に向き直る
「僕はあなたが脳性麻痺や重度障害を研究しているからここに来たんですよ
それなのに出世のためにあんな教授の命令に従うんですか
未来の障がい者のために目の前の障がい者を犠牲にするんですか」
「では一人のために大勢の患者が犠牲になっても良いというんですか。」
三瓶は奈緒ちゃんの病室へ
「奈緒は生きているだけで人様の迷惑になってしまうんですね
生きているダだけなのに」
「生きるための治療を受けるのは奈緒ちゃんの権利です。」
三瓶はIBTを投与してしまう。
奈緒ちゃんママは承認した
「意識があることがわかれば他に治療法も」
「まだ未承認薬だよ
お前だけじゃないみんなの責任が問われる」
「しょうがないですね。」
回想終わり

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「奈緒ちゃんは目を覚まし話した
しかし肺炎出なくなった。
予後に変化はなかった。」
「一瞬に救いはなかったのですか?」
「あったかもしれない
それこそが三瓶君の本当の怖さだよ
わずかな光で周りの人間を惑わせる
ほんの少しでも希望があればリスクをとっても救おうとする
そういう医者だから
君の記憶障害の本当の理由を知れば、手術をすると言う。
そして君の命を危険に晒す。
君の脳のMRI画像だ
これまで君に見せてきたものとは違う」
これまでより詳細な画像を見たミヤビ
「ノーマンズランド」
「そう。人がメスを入れていけない領域
君の記憶障害の原因はここにあるんだ。」
「手術できないんですかね?」
「何度も何度も何度もシミュレーションして方法を探ったけど、できるものなら僕が手術で治したかった。
でも今は現状を維持するしか無いと判断したんだ
もし手術をすれば君は、二度と目覚めることができなくしてしまう。
だから三瓶君には絶対に知らせたくなかった。
隠していてすまなかった。」

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西島秀雄(酒向 芳)に逮捕状がでた。
告発したのは大迫だった
「なんで?」
大迫は三瓶にミヤビの手術をさせようとし、ミヤビを葬り去ろうとしたことが許せなかった。
「それを止めるために我々の計画をぶち壊したんだ?」
「当然です」
「残念だなぁ
大勢の患者を救うことができたのに。」
「そのために一人の患者の命を犠牲にすることはできません。」
「そうかな。
あの子だからだよね。
見えない誰かなら犠牲にできた。
いいんだよ。
人間なんてそんなもんなんだから。」
笑いながら出て行く

ミヤビと三瓶が夜勤??
「お疲れ様です。」
「大迫教授に会いにに行ったんですか
何話したんですか?」
「三瓶先生が帝都医大辞めたときのこと聞きました。」
ミヤビがラムネを差し出す。
好きな駄菓子や食べ物。
放課後のはなしをして・・・。
三瓶の兄の話になった。
「お兄さん何をしているんですか?」
「兄は3歳上で・・・亡くなりました。」
少し涙ぐむ三瓶
「すいません。
大丈夫・・。
あの兄がいて。
あの重度障害者だったんですけど
僕が8歳の時に重度障害者施設に入って。
僕も含め障害者施設を勧めた人達も
僕も家族も
みんなそれが最善だと思っていたんですけど。
兄はずっと泣いてて
世の中も、僕も、兄のためって言いながら、ただ遠くに、見えないようにしてただけなのかもしれないなって思うわけですよね
奈緒ちゃんのことも
今も正解かどうかわかんなくて
いろいろ頑張ったんですけど
僕はまだ光を見つけられてません。」

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「う~ん。
私だったら・・・。
嬉しかったと思います。
何かもし聞こえてたんだとしたら・・・。
ちゃんと聞こえているよって言いたかったんじゃないかなって。」
うなずき合う
「うん。
多分。光はこう。
自分の中にあったらいんじゃないですか。
うんそしたら多分。
暗闇も明るく見えると思います」
回想-約時代?のミヤビを思い出す。
”こうすると陰が消えます
自分の中に光があったら。
暗闇も明るく見えるんじゃないかなって”

「川内先生。」
ミヤビに近づく三瓶。
ミヤビは手で止める。
「三瓶先生

三瓶先生は私のことを灯してくれました。」
抱き合う二人

”可哀想にね。
あの子も
君なら助けてあげられるんじゃないかな”
西島秀雄(酒向 芳)から言われたことを思い出す三瓶

抱き合いながら号泣するミヤビ。
ミヤビの背中をさすりながら泣いている三瓶。
ひとしきり泣いて
「ごめんなさい」
急に離れるミヤビ
「はい?」
「どなたですか?」

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最後の最後・・・「どなたですか?」の破壊力。
ええ。ミヤビちゃん。
今のさっきのことを。
そんなぁ。
と思いつつ。

何、最後の二人の会話は・・・。
もうドキュメンタリーではないか
うるうるした瞳の三瓶先生は、杉咲花に匹敵するほど可愛かったぞ。

三瓶先生が泣いているとこちらまで泣きそうになって。
やっと二人の距離が縮まったかと思ったら・・・。
三瓶先生、地獄に落とされたようだ。
愕然とするよね・・・。

なんつーすごいシーンを見てしまったのだろうか。
ホントに。
ホントに見いってしまった。
来週はまだ最終回ではない。
まさか手術・・・?
いやいや。
それより。ホントに三瓶先生の気持ちを考えると。
これまでもミヤビに触れたかっただろうに・・・。
天国から地獄ではないか

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西島秀雄(酒向 芳)は三瓶にミヤビの手術をさせて、永遠に記憶を葬ろうとしている。
手術は失敗する可能性が高いので、そうなれば三瓶を黙らせることもできるし、ミヤビは証言できなくなるし。

でも・・・その前に井浦新に裏切られたからな。
先週は孫娘に裏切られて。
もう復活はないかなぁ~?
奈緒ちゃんの話。
井浦新はもうホントのことは話さないんじゃない?なんて思っていたけれど、しっかり話して、しっかり告発。
井浦新先生も・・・この先無傷でいられるかどうか・・・。
わからんなぁ。

ラスト・・・ミヤビの記憶が戻ればいいなと思いつつ。
記憶が戻っていないミヤビと三瓶もとても素敵なので・・・。
来週もこんなすんげーシーンが見られたら良いな。

あと・・・奈緒ちゃんママは池脇千鶴ちゃん。
相変わらず声が可愛い池脇さん。
しかし・・・風貌にいささか驚きました。
この年代、色々あるさと思ったり。
でもやっぱり声が可愛い~。

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