海のはじまり 第1話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～夏だからホラー？色々怖すぎて。

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回想
終活を始めたころ月岡夏（目黒蓮）は水季（古川琴音）から「人工中絶の同意書」にサインをして欲しいと頼まれた。
強がっていた水季だが、夏には産むことも堕ろすこともできないから私が決めて良いでしょう？と言う。
どちらも悪くない。
考えて決めた。
中絶手術の日、病院の外で待っていた夏。
ある日、大学に行くと水季が中退したことを知る。
慌てて電話をする夏。
「学費、高いし就職することにした」
「相談してよ」
「相談しても変わらない。夏君の言葉で意志が変わったりしない。」
「一度会って話そう」
「あ、話があって。
別れよ。
私と別れて下さい。
好きな人ができたんだよね。
その人のこと夏君より好きでずっと一緒にいたいんだよね。
夏君よりずっと。
その人に何か言いたいことある？」
「お幸せに」
「伝えとく。」
「最後までわがままで頑固で薄情
大変だと思うよ、その人。
散々振り回されて、最後に捨てられる。」
「最後にめっちゃ悪口言われる」
「ごめん。
ホントに大丈夫？」
「うん」
「ならいい。元気でね」
「うんバイバイ･･･元気でね」
涙をこぼす夏

津野晴明(池松壮亮)が海(泉谷星奈)を呼びに来た。
夏が名前を名乗ると津野の表情が変わる。
津野は水季の同僚だという
「どちらにおつとめですか？」
「知らないんですね。
この7年間、知らないんですね」
津野が南雲朱音（大竹しのぶ)に「月岡さんがいらしてました」と伝える。

バス停で待っていると、朱音が海の手を引いてやってくる
「あの。水季の母です。」
「このたびは･･･」
連絡先を手渡す朱音
「気になるなら電話して貰えますか。
気にならないのなら捨てて下さい」
「あの何か？」
「ちょっと」
海を連れてその場を離れる
バス停から少し離れたところまで夏を連れていく
「水季の人生は終わりましたけれど、私たちは生きて行かなければいけないし
この子の人生は始まったばかりです。
終わったことにいつまでもクヨクヨしている場合じゃない。
この子の未来のことも考えなければいけないの」
「すみません。
あのなんで･･･僕に？」
「海ちゃん、さっきのお部屋で待ってて」
海を返したあと水季の母子手帳を出す朱音。
手帳に挟まった人工妊娠中絶の同意書を差し出す
「一度はこうしようとしたこと忘れないために持ち歩いてたそうです。
ホント変わった子で、親でも何考えてんだからわからない子で
気付きませんでした？
あの年の子ですよ。」
「6歳って･･･」
「もうすぐ7歳です。小学校一年生です」
「すみません。
何も知らなくて」
「ええ
知らないでしょうね
男の人は隠されたらわかりようがない。
妊娠も出産もしないで父親になれるんだから」

「そういうのないですよね？」
「え？」
「海の父親やりたいとか思わないですよね？」
押し黙る夏
「ですよね。
わかってます
押しつけようとしてるわけじゃないんです
水季が勝手にわがまま言って
自分で勝手に生んだ結果ですから
大丈夫です
ただ　･･･
想像はして下さい。
この7年の水季の事、想像はして下さい
今日一日だけでも」
朱音が歩き出す
放心状態の夏がその場に立ちすくむ
「夏君！」
水季の声に振り返ると海と津野が出てきた。
海が名前を呼んでいた。
海が水季と同じ笑顔で手を振っていた。
その手を取る津野。
朱音と津野と一緒に歩き出す海
振り返り何度も手を振る海

葬儀場をあとにした夏が電車に揺られる

アパートに戻ると弥生（有村架純）が待っていた
「一人だとどうにかなりそうだった」
部屋に入り、泣きながら話す海
「大学の時の同級生で･･･
病気だったみたいで･･･
知らなくて。」
「そっか
辛かったね。」
「何も知らなかったから。
辛いなんて思って良いほど。
何も知らない。
何もできない。」

翌日、弥生が出勤。
夏は仕事を休み家にいると海が訪ねてきた
「なんで知ってるの？」
「来た事あるから」
海はスマホで水季の動画見せる
「冬は嫌い夏が好きだから
そう。ママ夏が一番好きなの。」
「海も好き」
「一緒」
動画を見て溢れる涙を拭う夏。
動画を終了させると
「ママ、終わったの？」
と聞く海
「ママ、死んじゃった。」
「死んだらどうなるの？」
「わからない。」
それでも水季が海のママ出なくなるわけではないと話す。
「夏君、海のパパでしょ？
パパはいつ始まるの？」
なにも言えない夏。

「Silent」のスタッフが3度目の終結。
生方さんは脚本をたくさん書いて良いし、それをドラマ化するのは良い。
だけどいつまで「Silent」の冠はいるんでしょうか。
そのメンバーで月9っていうのに意味があるんでしょうか。
視聴者には関係ないじゃんね。
しかもこの短期間に3回目だよ？
別に良いじゃん。言わなくてって思ってしまう。
そう、見る前からなんとなくザワザワしてしまう。

もう雰囲気はこのチームですよ。
最初から
癖のあるセリフで。。←倒置法を使ってみるｗ
しかも目黒くんだから、余計ですよ。
イヤフォンってアイテムも出てきちゃってさ。
否が応でも「Silent」を思い出させるシステムはいかがなもんでしょうか。

初回の目黒君は泣いてるかぽかんとしているかの二つ。
しかもとっても頼りない。
この人、自分の子供じゃなくても押しつけれそうなオーラたっぷりですよ。
こんなにハッキリしない男と姉御肌の彼女・有村架純。
後輩から「年下の彼氏がいるタイプ」ととってつけたようなセリフで姉御肌を醸し出す。
あの仕事の仕方で「年下の彼氏がいるのわかります」って言う恋愛脳の後輩、なんか嫌だ。

そして･･･実は自分の子供いたとか怖すぎる。
大竹しのぶの言う通り、妊娠も出産もせずに父親になるんですけどお。
でもそれ、全男性がそうだから。
普通、妻もしくはパートナーの妊娠中になんとなく想像して。
出産後は泣く赤子を見て、笑うようになったね。
首が据わったね、寝返りしたね。
お座りできたねとか。
日々の生活を共にして、徐々に父親になるんですけど。
独身の男性に、自分が父親になっていたと今しった男性に「想像してみて下さい」って言うのは酷ではないか。
妊娠同意書だけ見て、夏が水季を捨てたと思っているんだろうか。
あんな別れ方をしたのに、夏が父親であることを、水季の周りの人が知っているのは気の毒だ。
しかも海まで知っていると言う。
海が知っているなんて、もう逃げられないじゃないか。
ってかさ。
大竹しのぶは我が子が可愛いとは思うんだけど･･･。
この場合、可哀想なのは海ちゃんだよね。
真実を知った時どうするの？
「母が勝手に産んだ」
って･･･。
ただでさえ葬式では「可哀想」の押しつけをするような親族もいるのに。

水季はもっと強く「結婚しよう。一緒に育てよう」って言ってくれたら一緒に育てたんだろうか。
あまりにも一方的に産んで、一方的に別れたんだけど、その辺りは家族になんも話していないのかい？

そして･･･早死にしちゃって。
夏には迷惑をかけずに出産したつもりが･･･結果的に夏が一番辛い展開に。

で、最後に海ちゃんが夏のアパートを訪ねる
小学一年の子が、一人で来られる距離に住んでいたってこと？
てか、アパートに二人で来たことあるの。
そして来る練習をしたってどういうこと？
そして水季の動画を見せてくる･･･。
怖い。
正直、めっちゃ怖い。
これはホラーなの？
夏だから？
水季が海に乗り移っているのかい？
何か復讐が始まるのかい？
これは父と子のヒューマンドラマなの？
ホントに？
ワタシはちょっとホラーだと思っています。
怖いよ。ホントに。すんごく。

生方さんは
がん検診は必ず受けて下さい
100％の避妊はないということを伝えたいらしいが･･･。
元看護師さんということなので、病院のドラマは書かないんだろうかねぇ。
このドラマでそのメッセージを伝えるとしたらやっぱりホラーにするしかない？

主題歌 back number『新しい恋人達に』

　　
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CAST
月岡 夏(目黒 蓮)
百瀬弥生(有村架純)
南雲 海(泉谷星奈)
月岡大和(木戸大聖)
月岡和哉(林泰文)
月岡ゆき子(西田尚美)
南雲朱音（大竹しのぶ)
南雲翔平（利重剛)
南雲水季(古川琴音)
津野晴明(池松壮亮)
南雲朱音(大竹しのぶ)