海のはじまり 特別編 恋のおしまい ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～津野が切ない

水季と津野の知られざる恋物語

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自分の心を抑制していると言っていた水季（古川琴音）だが、津野晴明（池松壮亮）とデートでプラネタリウムへ。
ぐっすり眠る水季
海は朱音（大竹しのぶ）から電話で海と水族館とレストランへ行くと。
水族館に行くのも、レストランで食事をするのもガマンしていた水季はタイミングが悪いと苦笑い。
そして･･･やっぱり家に帰って家事をするとか。
水季の部屋に火事の手伝いをしにきた津野
二人でおにぎりを握る
「津野さんのこと好きです
1回
結構、何回か考えました
でもそれ私がそうしたいんじゃなくて
そうしたいんだけど
それ以上に海がどうかって
海のお父さんとして、ずっとどうか考えてたんです」
「うん。良いよ。」
「よくないです」
「良いよ。」
「ダメです」
「お父さんんとしてはダメなの？」
「いいです。」
「じゃ、いいじゃん」
「ダメです」
「なんで？好きとか言っといて」
「それはほんとに。」
「人としてってやつでしょ？
よく言われる。」
「もっと…もうちょっとなんかある好きです。」
「もうちょっとなんか何？」
「手とか握れます。」
「そっか
じゃあ一緒にいようよ。」
「ごめんなさい。
フフフ」

「ふざけてごまかさないで。」
「海がいるから絶対忘れらんないです。」
「誰を？」
「よく言う女の恋は上書き保存。
あれ大嘘ですよ
別ファイルだし
好きだなって思ったり。
思った直後に毎回そっちも思い出したり
嫌でしょうそういうの」
「嫌だけど、いいよ」
「津野さんのためを思ってじゃないんです
相手のためを思うなら付き合いますよ。
両想いなんだから
自分が嫌なんです
今になって恋愛してるのも
それでいちいち前のこと思い出しちゃうの」
「それは南雲さんが勝手に思い出しているだけで」
「今はいいんです
ギリギリ大丈夫だけど。
二人きりになりたいなぁ
子供邪魔だなぁ
この人の子供が欲しいなって思うようになっちゃうの
怖いんですよ
海がずっと一番って決めて産んだから
半分は無意識だったけど半分はわざとです
海の話ばっかりするの
忘れちゃうの怖いから
二人でいるの楽しいってなりすぎるの怖いから。
ごめんなさい」
「うん。良いよ」
「良いよって言うしかないですよね。」

海を迎えに行く水季。
海は水族館に行ってもイルカを見るのはママと一緒が良いからガマンしたと言う。
嬉しい水季。

翌日。
津野は先輩の三島芽衣子（山田真歩）にデートのことを聞かれるも
「間に誰か入らないと繋がれないっていうのも･･･」
と答える。

昼休み。
海のことはこれからも手伝い津野
でも
「他に楽しい人ができたらその時は」
「この人を諦めたんですよ。
こんな相手にもお父さんにも良い人
もうおしまいです。
もうそういう恋愛？とかの楽しいことはもう良い
じゅうぶん楽しかったし
もう余っちゃうくらい十分
余った分だけで余生生きれます」
「どっちの話してる？
大学生の時の話してない？」
「どっちもです」

好きになりたくないは、もう好きだし。
津野の完全な片想いじゃなくて付き合う手前くらいまでは走り出していたのかと思うと･･･。
津野のことは理解できても、水季の嫌なところが浮き彫りに。
一切、津野のことは男としてみていないと思っていたので。
でも粘りごしの津野が水季の死に哀しみ、海の父親になろうとしていたなら･･･そりゃああなるよなぁって思うけど。
でも水季、計算高いっていうか、
やっぱりずるいなぁ。
津野は海のことを受け入れているのに。
残酷なことばかり言うよね。

お金の話ばかりするけど･･･。
お金がないのだって、自分で選んだのだし。
仕事を持っている人間が、シンママになるのとは違うしさ。
被害者みたいな･･･でも被害者じゃないし。
自制しているのに背中にもたれかかったり、家に誘い込んだり･･･。
海が一番って産んだとしても、弟か妹がいても良いじゃんね？

あれだな。
水季は「Silent」で言うリュックのファスナーをずっと開けている女・夏帆と一緒だなぁ。
いや･･･あれ以上かもしれない。
残念ながら水季の好感度はあがらず、津野くんが気の毒なだけだった。

だけどワタシ、池松くんも古川さんも好きなのさｗ

主題歌 back number『新しい恋人達に』

　　
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CAST
月岡夏(目黒蓮)
百瀬弥生(有村架純)
南雲海(泉谷星奈)
月岡大和(木戸大聖)
月岡和哉(林泰文)
月岡ゆき子(西田尚美)
三島芽衣子（山田真歩）
南雲朱音（大竹しのぶ)
南雲翔平（利重剛)
南雲水季(古川琴音)
津野晴明(池松壮亮)
南雲朱音(大竹しのぶ)

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