海のはじまり 第9話 ネタバレ 感想~別れる夏と弥生と水季の亡霊

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「夏くんの恋人へ」

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月岡夏(目黒蓮)は海(泉谷星奈)と食事をすることになり弥生(有村架純)を誘う。
弥生は仕事が忙しいと断る。

夏は津野に連絡をする。
弥生から何か聞いているかと聞くと、「夏君の恋人へ」という手紙を読むかどうか悩んでいたと聞く
母親になる人にあてた手紙を読み事にそれで読んで良いのか
「いや母親になる人とか・・・」
「読んだほうが良いと思いますけどね
何かに迷っているなら尚更」
と津野

弥生が仕事から帰ってくるとマンションの前にいる夏
夏は弥生に話を振ろうとするが、弥生は料理をしながら・・・。
それでも夏は
「子供がいるって知って、最初は面倒だと思った」
と話し出す。
このまま弥生さんと二人でいつか子供ができるかも。
今は二人でいたいと思っていたから。
でも今は海ちゃんもすごく大切で弥生さんが母親になってくれて、正直そうなったら楽だと思った。
一人で親になるの不安だった
辛そうなの少し前感じていたけど無視した
なのに無神経に弥生さんの前でも水季の話して
気持ち尊重するなんて口だけで自分の思い通りにしようとしていた。
「今は本音というか言えてないことが多すぎてまとまらない
結論も
自分がどうしたら良いかわからない」
と答える弥生。
「手紙読んだ?
わかんないけど
母親になる人じゃなくて
俺と一緒に親になるかどうか悩んだ人に宛てたものだと思うから
だから弥生さんが読んで」

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夜手紙を読む弥生
<初めまして
面倒なことに巻き込んでしまってごめんなさい
ハッキリしない夏君まだ幼い海
短期な母 気の抜けた父
厄介な人に挟まれてそれはそれで窮屈だと思います。>
海は中絶しようと思った。
相手のことを考えすぎた
でも珍しく他人の言葉に影響され、自分が幸せになる道を選んだ
夏君ではなく海を選びました
海を見る度離す度思うたにに正しい選択だったと思える。
たぶん人より短い人生だから幸せだと言いたくない
他人にあの子は幸せだったと思われるのは苦手
でも海と過ごした時間はすごした時間は幸せだったことは私だけが言える事実です
誰も傷つけない選択なんてきっとありません
だからと言って自分が犠牲になるのが正解とは限りません
他人に優しくなりすぎず
ちょっとズルをしてでも自分で決めて下さい
どちらを選択してもそれはあなたの幸せのためです
海と夏君と同じくらいあなたの幸せを願っています。>

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雨に日、夏のアパートにやってきた弥生。
海へのプレゼントを渡す

「誰かの役ににたててるって思いたかった」
私がいないとだめだと思ったことがあると安心
最初は居心地良かった
3人でいて楽しいし、なりたかった母親にもなれる
3人でいて何の不満もない
「でも3人じゃないって気付いた
ずっとどこかに水季さんがいる
それを感じて奪い取ったみたいな気持ちなる
水季さんのこを知らない自分だけ疎外感もある
3人でいるのだんだんつらくなった。
でも
でも月岡くんのこと好きだしなぁ。
海ちゃん可愛いな
お母さんになりたいな。
別れたいとかじゃない
一緒にいたい
でもいると苦しい
でも頼られると嬉しい
お母さんに間違えられて嬉しくて苦しかった
お母さんさせて貰えるのに水季さんにはなれないから嫉妬してたの
私なんかよりずっと大変な思いしてきたのわかっているのに羨ましくて仕方ない
月岡くんが水季って言う度に
海ちゃんがママって
羨ましいとか苦しいとかちょっとずつたまっていると
二人のことは好きだけど、二人といると自分が嫌い
三人でいたいって言われて嬉しいのにやっぱり私は・・・
月岡くんと二人でいたかった。」
涙を隠しながら離す弥生

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「あとは?
あと言いたいことは?」
「海ちゃんのお母さんにはならない。」
「うん。」
「月岡くんとは別れたい。
そっちは?
言いたいことはある?
私が頑張ったせいで頑張らせちゃったでしょ
ちゃんと言って良いよ。」
「3人が無理なら・・・
どちらか選ばなきゃいけないなら・・・
海ちゃんを選ぶ。」
「うん。
良かった。
私も。
好きな人と離れても自分が納得出来る人生と
辛い気持ちのまま二人のためにする人生
どっちにするか考えて自分を選んだ。
二人のこと選ばなかった。
だから同じ。
良かった。
帰るね。」

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駅まで送るという夏が弥生の手を握る
「え?」
「今日までは良い?
駅送ったらそれで終わりにするから
それまで海ちゃんのこと忘れて。
今日終わるまで。」
「うん。」
ホームについても他愛のない話をしている二人。
0時が過ぎていることに気付く
「終電あるうちは今日だよね」
「今日の終電だから」
「じゃまだ今日。
何でもない話するの」
「ね。久しぶり」
「手汗すごいからちょっと離して貰って良い?」
離さない夏
「水季さんの手紙読んで別れるって決めたの」
「何書いてあったの?」
「幸せになれるほうを選んでねって
あんなに嫉妬してたのに水季さんのこと好きになっちゃった←ええ!?
だから海ちゃんのことも好きのままいられる
読んで良かった。
海ちゃんには私から話させて
お別れしたよって」
「もう少し話を・・・」
「これからも
何かあったら頼って
もう二人と関わりたくないとかそういうのないから
あ、海ちゃんのママができたらそれが一番だけどね。」
「俺、やっぱり弥生さんのこと・・・」
「頑張れ。」
手を離す弥生
熱の目から涙が溢れる。
「弥生さん」
「頑張れパパ
応援してる
ちょっとだけお母さんできたのホントに嬉しかった
それはホント。
ホントに本音
頑張れ」
夏に微笑む弥生
電車に乗り込んだ弥生は夏に背を向けて座る

南雲家に迎えに行く夏
海を抱きしめる。
海が着替えに行っている間、朱音(大竹しのぶ)に
「二人で暮らしたいと思っています。
一番大切にします
他のなによりも優先します
頑張ります」
「当たり前でしょ
そうじゃないと困ります」
と答える朱音

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水季はどこまで上からなの?
「はっきりしない夏くん」って今の彼女への手紙に書くかね?
別れて何年も経ってんのに、ただの彼女で嫁でもないくせにに。
いや、元嫁だったとしてもなんでそんな書き方?
一事が万事、この調子で水季を好きなれない。
「厄介な人に囲まれて」って一番厄介なのはあんただよ!
無自覚なのか?

夏とこのまま一緒になっても幸せになれる気がしないとずっと思っていたから、弥生ちゃんの選択は正しいと思うわ。
三人でいても三人じゃない。
目に見えない一人がいる。
三人でいる限り、ずっと水季の亡霊と生きることになる。
そんなの絶対嫌じゃん。

こうやって何人もの人生を狂わせた水季。
「海のはじまり」なんてタイトルだけど、なにもかも終わりに向かって行くように気がする。
生きている人間はもれなく何かをガマンして振り回されている。

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水季的にはこの手紙で二人を別れさせた。
夏をとられたくなかったから大成功だよ。
夏の性格を把握しているのなら、海を捨てることはないと思ったことでしょうよ。
内緒で産んで、夏君夏君と海に押し込む。
家まで娘に教える。
勝手に産んだのなら、夏の居場所はもちろん、夏のことを両親や津野くんに話すなよ。

夏も失って初めて気付くなら、もっと弥生に気遣えよ。
だけど、夏も被害者ではあるからね。
大好きな女性と別れる。
海を選ぶ。
これはモラル的には当然のことなんだけど。
頑張って頑張って・・・大丈夫なん?
祖父母と一緒に暮らして貰うのが一番だと思うけどね。
もしくは・・・実家を頼りなさいよ?
水季みたいに一人で頑張ろうとしたら、潰れるよ?
母の理解もあるんだから・・・実家に帰りな!

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主題歌 back number『新しい恋人達に』

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CAST
月岡 夏(目黒 蓮)
百瀬弥生(有村架純)
南雲 海(泉谷星奈)
月岡大和(木戸大聖)
月岡和哉(林泰文)
月岡ゆき子(西田尚美)
三島芽衣子(山田真歩)
南雲朱音(大竹しのぶ)
南雲翔平(利重剛)
南雲水季(古川琴音)
津野晴明(池松壮亮)
南雲朱音(大竹しのぶ)

コメント

  1. takakura より:

    超速の感想アップ、するどい分析いつも楽しみにしています!
    このドラマに感じる強烈な違和感、自分で分析してみたんですが、海が天使すぎることでした。子供に少しでもかかわった人は子供は絶対に天使じゃない、究極のエゴイストだってわかると思います。こんなかわいくて誰にも好かれる、聞き分けも良い素直な子、私は今まで見たことありません。むしろこのまま育ったら末恐ろしい。みんながこの天使の存在に振り回されて子供が一番、何よりも大事って繰り返していてなんか変。子供も大事だろうけど大人も大切にしてほしい。海ちゃん役の子、取材で素の姿が出てましたが、役のお人形さん感はなく、ずっと生き生きしてかわいかった。

    • tarotaro tarotaro より:

      takakuraさん、コメントありがとうございます。

      海ちゃん。
      ホントに子供らしくないんですよねぇ。
      「西園寺さんは家事をしない」のルカちゃんはめっちゃ子供らしいのに
      母の死を受け入れられたわけじゃないと思うんですけど・・・。
      ママがいなくなったことで、良い子でいないとみんないなくなるって本能的に思っているのかなぁと解釈して目をつぶってますw
      海ちゃんも被害者なんですが・・・水季が乗り移っていたらどうしようw
      このドラマはちょっとしたことで「え?ホラー」って思えるのが不思議です。
      ラブストーリーだっていうのにw