「私たちは、なんで10年前に別れたんだと思う?」
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美和子(生田絵梨花)に「元カレ」と呼ばれもうすでに自暴自棄の向井くん(赤楚衛二)。
坂井戸(波瑠)にも「もう会わない!」と宣言。
そんな中、単身赴任中の父・隆(光石研)が向井家に帰って来た。
隆はいきなり、同僚木下の娘と見合いをさせようと言い出す。
隆に公子(財前直見)はピリピリ
麻美(藤原さくら)と元気(岡山天音)夫妻もピリピリ。
家族団らんの食事なのに、標高3000メートルで食事しているかのような空気の薄さ、冷たさを感じる向井くん。
元気は麻美に芽衣(穂志もえか)にはちゃんと辞めて貰ったと謝罪
「だから仲直りしよ」
と言う元気だが麻美は無視。
向井くんのスマホには美和子からメッセージ
「明日、会えない?」
美和子の部屋を訪ねる向井
「俺のこと元カレって言ったのはシェーバーのカレが忘れられないから?
まだ好きなの?」
「少なくとも嫌いにはなってない
でも過去の事だよ。
シェーバーはもう返したし。」
「なんで別れたの?」
「カレに結婚しようって言われて・・・」
「え?どうして?」
「結婚・・・したくないから。
必要無いから。
結婚はしなくても幸せに慣れる。
幸せなの」
「よくわかんない」
「私たちなんで10年前別れたと思う?」
「あの頃、俺は就職したてで余裕が無かったし」
美和子と会う約束も忘れたり。
そういう頑張らなきゃ行けない時だったから・・・。
「それもあるけど」
10年前、向井くんは結婚を意識していた。
それに戸惑っていた美和子。
「美和子は俺と結婚したくなかった?」
「わからないけれど価値観を埋めるために私たち向き合うことをしなかった」
「守るって何?って聞いたでしょ?
俺は答えられなかった」
そのことを今でも思い出すことがあるというと、向井くんはちゃんと答えていたと美和子。
「何からだって守るよ。ねッ!」
と目をそらして答えたと言う。
それを聞いた美和子は「駄目だこりゃ」って思ったとか。
「じゃ、なんて言えば良かったんだよ。」
美和子の事が大好きで、いつか結婚する。結婚したいと思っていた。
だから守りたいと思っただけ。
答えが気に入らないならあの時言って欲しかった。
美和子は見下されるなんて思わなかったけれど、向井くんって結婚したいんだ
結婚することが幸せになる方法だと思っているんだと思ったら、すごく遠く感じたと話す。
正解はわからないから
「私の話も聞いてほしかった
守るって結婚ってなんだろうねって一緒に
でも。
ああやって笑って誤魔化すのも向井くんの優しさだってわかってるから
そういう優しいところ好きだった」
向井君の肩に頭を預ける美和子
「適当な優しさにに甘えてここにいる」
「ずるくない?」
「ごめん」
キスする美和子
向井くんからもキスをする。
結局、ベッドイン。
夕方、商店街を歩いていると隆がいた
隆はまた向井くんの見合い相手を探していた。
そのことで公子にこっぴどく怒られ、バーに逃げ、そこで一人で飲んでいた環田(市原隼人)に声をかけ、愚痴をこぼす。
環田は×1だが確かにわかり合えなかった。
とにかく嫁に感謝するしかないと笑う。
ランチはうな重の向井くん。
奢るからと坂井戸さんを呼び出した。
「大人だから身動きが取れない
自分の言葉や行動の他社への影響考えてしまうのね。」と坂井戸さん。
「美和子に「とりあえずここにいよう」と言われて、とりあえずそうすることいしたけれど、美和子が何を望んでいるのか
どこに行きたいのか。
行きたくないのか。
正直わからない」
「向井くんの行きたい所に行けば良いんじゃない?」
「俺が行きたい所と美和子が行きたいところが違ったら怖い
だから自分から動けない!」
「それが向井くんの優しさ
ただ優しい人は止まり木にされちゃうよ?」
ある日、美和子とならんで歩く向井くん
「美和子、俺はさ10年間美和子との思い出に囚われてどこにも行けなかった。
でもさ。駄目だ。駄目なんだよ
美和子はいつまでここにいるの?
もう充分俺で休んだんじゃない
結婚しなくても幸せになれるってロジックはわからない
俺ともシェーバーのカレとも別れたんならそれは美和子にとってとっても大きな事だったんだろう。
なんでそんなに結婚が嫌なの?」
「なんで独身だと可哀想だっていわれなきゃいけないの
女の人は結婚してないと子供がいないと肩身が狭いの
結婚は長いものにまかれるみたいなもの」
「制度とかそういう?」
「違う。多分、父親
私は遠山のおばさんみたいに結婚しなくても幸せになれるんだって体現したい
結婚を幸せの指標にしたくない
でも結局一人でいるのが寂しくて
私だって一人で生きて行けるはずなのに」
「美和子。どっち向いているの?
お父さんの言いなりかその反対かって選択肢しかない。
美和子自身がどうしたいかがない。
美和子はどこに行きたいの?
美和子が俺と付き合っていないのも
”どうしていいかわからないからここにいよう”ってのもわからない。
元カレから今カレに昇格できるのかもわからない。
ずっと全部わからない
でも美和子がわかってるんでしょ?
美和子が行きたい場所に行くために向き合う相手は少なくとも俺じゃない。
俺にはわからない
でもここにいるのは違う
それだけはわかる
だからもう美和子とは終わりにする
終わりにしよう。」
美和子に背を向け歩き出す向井くん
立ち尽くす美和子
面倒臭い女だったなぁ、美和子。
10年前ですら結婚願望があった向井くんに手を出すなよ。
30才過ぎた向井くんが結婚願望消えてるとでも?
ちょうど良い。
ちょうどらくちん。
しかも優しい。
ちょっと抜けてておバカなとこもある。
だけど顔面は超良い!
そんな向井くんを「都合の良い男」にしていたのね。
向井くんなら結婚しなくても、優しいから側にいてくれると。
10年前の時点で価値観の違いを理解している美和子なのに。
10年後もまだその価値観の違いを理解仕切れていない向井くんに手を出すなよ。
ホント、これに尽きるなぁ。
結婚願望のない男と付き合えばいいのにさ。
それじゃ寂しさは紛れなかったってことかしら。
結婚に囚われたくないと言いながら、一番囚われていたのが美和子だな。
独身でマッターホルンに登るおばさんも杉ちゃんもすごいと思うなら、結婚も選択肢の一つなのに。
そして、そこまで結婚に対してモヤモヤ思うなら、一度、彼氏と向き合うより、かなり失礼極まりないお父さんと向き合うべきではないか?
なぜお父さんには「独身女性に失礼すぎる!」って突っ込めないの?
ま、娘が今更ツッコんだところで、頭ガチガチのお父さんの考え方が変わるわけではないと思うけどさ。
それでも「おばさんは孤独じゃないし、楽しいと思う」とか。
「おばさんの生き方を尊敬する」とか
「おばさんが大好き」とかことごとくツッコんでやれば良いんじゃないかなと思うけどね。
そしてどうしても結婚したくないなら、付き合う前に「結婚を前提にしないお付き合いをして下さい」って確認すべきだな。
今回ばかりは向井くんから別れを告げて正解だよね。
このままずるずるいっても困るしw
妹夫妻も駄目っぽい。
そして坂井戸さんと環田さんねぇ。
どうだろう?
坂井戸さんも結婚願望はなさそう。
向井くんと坂井戸さんの会話が一番好きなんだけど。
この二人も友達だから居心地の良い関係でいられるだけで、付き合うとなったら・・・上手くいかないかもしれないなぁ。
ともかく最終回が近いので向井くんが傷つかない恋愛をして欲しいねぇ。
主題歌 – NiziU「LOOK AT ME」
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キャスト
向井悟(赤楚衛二)
藤堂美和子(生田絵梨花)
武田麻美(藤原さくら)
武田元気(岡山天音)
向井公子(財前直見)
坂井戸洸稀(波瑠)
環田和哉(市原隼人)
黒田健一(森脇健児)
河西翔太(内藤秀一郎)
広瀬かおり(上地春奈)
戸崎佳史(岩井拳士朗)
深町卓也(若林時英)
福田芽衣(穂志もえか)
コメント
おはようございます。
今回は向井君が無駄に傷ついちゃって切なかった。
流さなくていい涙まで流すことになっちゃって・・・
美和子は本当に結婚したくないの?
父親の言うことにも一理あるとか思っちゃってるから言い返せないのでは?
面倒くさい女だったな。
麻美も面倒くさい。麻美が一番自分らしくない行動取ってる気がする。
若いってそういう事なのかしらね~(遠い目)
ジョセフィーヌさん コメントありがとうございます。
キスだけではなく、週末もデートしているのに「元カレ」って言われるのキツすぎますよね。
美和子の貞操観念を疑ってしまいます。
結婚したくない理由も、父親への反発というか。
反抗期みたいな感じで。
父親=世間みたいな。
麻美もほんとうに面倒で、離婚するならそれで良いけど・・・・
元気もそのほうが幸せになれるかもしえない。
若いって・・・ねぇ(苦笑)
とりあえず向井くんには幸せになって欲しいですね。