「モコミ」 最終回 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～それぞれの旅立ち

彼女ちょっとヘンだけど～

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岸田佑矢（加藤清史郎）は地元・静岡に帰り、劇団を作ってお芝居をすることに決めた。
モコミ（小芝風花）は樹木医になりたいと一念発起。
仙台市の先生に教えを請うため一人暮らしをしたい。
母・千華子（富田靖子）は驚く反対するが、
「お母さんに言われたくない」
と反論。
「お母さん何かやったことある？やったことない人に言われたくない」
「お母さんだって教員になりたかったけどあの人（橋爪功）が・・・」
「そうやって人のせいにしてばかり！！」
モコミは樹木医になると決めてからぬいぐるみ・トミーの声が聞こえなくなった。
祖父（橋爪功）に、トミーは自分の役目は終わったと思ったんじゃないかなと言われ、トミーとも別れる決意をした。

恋人の涼音（水沢エレナ)に同棲しようと言われていた俊祐（工藤阿須加）は今はやりたいことがあると断った。
俊祐は芝居をやりたい。
なんと佑矢（加藤清史郎）の劇団に入ることにした。
お店は涼音が守ってくれると言う。

母・千華子（富田靖子）は本気で教員になりたかったわけではなかったかも・・・と言い出す。
そして免許をとったら伸寛（田辺誠一）ところにいくことを決意。
父（橋爪功）になぜここに来たのかと問うと「寂しかったから」と答えた。
家賃が勿体ないからここに住めば良い。
そして伸寛のところへ一緒に行こうと父を誘う。
モコミが家を出るまで母との仲はギクシャクしていたが、「今は産まれてきて良かったと思っている」と母に伝えた。
「毎日美味しいご飯を作ってくれてありがとう。お母さんの子で良かった。」
「お母さんもモコミのお母さんで良かった」
と抱き合う二人。

なんだかんだで田舎暮らしの準備をしていた千華子だが、父は「出会っちゃったんだよ。恋の予感」と東京を離れなかった。
なぜかしらんけどすぐに花屋に戻ってきた俊祐

1年後。
仙台で芝居をやることになった佑矢と再開したモコミ。

綺麗にまとまったと言えばそれまでだけど、なんだかんだで駆け足。
そして家族はバラバラなんだね。
当初、母ちゃんはモコミへの依存や束縛が厳しいなぁって思っていたけど、引きこもりだった娘の一人暮らしは普通に心配するレベル。
お金のことも心配。
樹木医としての修行期間はどうやって食べて行くつもりなんだろう。

母ちゃんが教員にならなかった、なれなかったのは祖父のせいってのは違うと思う。
だけど結局、橋爪功の役は不倫してたんだよねぇ？
そうだとすれば妻がそのことを許したとしても、娘が許せないと思うのは理解できるよ。
父が教え子に手を出したってのは娘としては複雑で、一生許せないって思っても仕方ないと思うんだよねぇ。
もちろん、だからって教員になれなかったのは父のせいではないが。
「お母さん何かやったことある？やったことない人に言われたくない」
毎日弁当を作って貰ってたじゃん。
それじゃ何かやったことにはならないんだろうか。
橋爪功さんが素敵なキャラに演じていたけれど、おじいちゃんが正論でお母ちゃんが毒ってのはちょっと辛いよね。
可哀想だわ。

田舎暮らしも樹木医も雰囲気だけは「優しい世界」な気がしました。
田舎暮らしなんて良いことばかりではないっすよ？
素敵な風景がそこにある？？
綺麗な景色のその中には不法投棄やBBQをやりに来た奴らのゴミがたくさん捨てられてるから。

まぁ・・・だけど物語としては上手い具合に落ち着いた。
だけどだけどうわべだけな気がしたの。
なんだか畳みかけるような最終回だった。
ただ30分だったし、出演されている俳優の皆さんはとても素敵でした。

　
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主題歌：GENERATIONS from EXILE TRIBE『雨のち晴れ』

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