「翳りゆく月」
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千明(永作博美)は2校目の塾・船橋校を補習塾から進学塾に転換していた。
塾長なのに何もしらない吾郎(高橋一生)。
吾郎は”補習塾”でありたいと思っていた。
吾郎&千明夫婦は喧嘩ばかりしていた。
そんなとき、千明の母・頼子(風吹ジュン)は腫瘍が見つかり入院することとなった。
それすらも聞かされていなかった吾郎。
頼子は、吾郎と二人きりになったときに、今まで楽しかったこと。
わがままな娘を貰ってくれたことに礼を言う。
そして、
「あなたにはあなたの人生を。
あなた自身の人生を生きて欲しい。」
と伝えた。
頼子の手術は10分で終わった。
すでに腫瘍が転移しており手の施しようがなかった。
享年67才。←そんなに若かったんか!!!
千明は自社ビルの建設を提案。
船橋校の生徒のアンケートを吾郎に見せた。
「8割の生徒が進学塾になることを望んでいます。」
「あとの2割は?2割の生徒を見捨てるのか?」
「現実を見てください。」
「わかりました。
塾長を退きます。
お世話になりました。」
吾郎が家を出て行った。
吾郎の家出を知った蕗子(黒川芽以)が千明を責める。
「それならわたしも出て行きます。」
止める次女。
母を責めて号泣する三女。
深夜、同じみかづきを見上げる吾郎と千明。
千明はジャイアンか!!
大好きだから何もかも吾郎には内緒なのか?
大好きだから吾郎に喧嘩を売っているのか?
吾郎は落ちこぼれている2割の子供たちのために塾を立ち上げた。
千明だって当初はそうだっただろう。
しかし千明は変わった。
大手進学塾と勝負したい。
これは平行線。
あんなデカい自社ビルを建築するなら、一部は補習塾にできないものか??
それに・・・進学塾だと戦う相手が多いが、補習塾なら戦わずして生徒を得られるのではないのかしら???
共存できる方法はないのか?
話し合わないから、AllorNOTHINGみたいな事になるんだ・・・。
父が家出したら・・・・娘全員(血が繋がらない娘まで)、父の味方になるってさ。
逆に、千明が家を出たほうがいいんじゃないのか?
吾郎には同情するけれど、下の子はまだ小学生で、おばあちゃんも亡くなっちゃったし・・・・・。
このまま吾郎が家に戻らないのは、ちょっと無責任なんじゃないかと思うんだよなぁ。
せめて、娘を連れて家を出るとか。
蕗子(長女)も家出をするって・・・妹たちをどうする気なんだ。
蕗子は千明に似ているなぁ。
母が嫌いなんだろうけど、強引なとこが似ているよ。
結局、泉さんとはウマくいかなかったが、それは千明のせいでもなかったかな。
泉さん、ええとこのボンボンで官僚候補だもんな。
コネもあるしさ。
ドラマを見たところ、圧倒的に千明が悪く見える。
娘たちですら千明のことが嫌いだ。
母が強引で自分勝手な性格だからってとこはあるんだけど・・・・・
少なくとも先週吾郎は千明を「可愛い」と言った。
3日1回千明から逃げたいと思っていたらしい吾郎だけど、「可愛い」と思っていたんだよねぇ。
その千明の可愛い部分が、全く表現されていない。
そういう演出なのか?
原作もそうなのか?
永作さんのお芝居のせいなのか?
わからないけれど、千明の可愛い部分を少しは見たいんだよなぁ。
でないと、千明が辛すぎるよ。
もちろん欠点はたくさんある人だ。
だけど「自分の勝手」だけでなく、吾郎と同じように子供のことも思っている部分がないとさ。
彼女はあの時代に珍しくワーキングマザーでもある。
その・・・千明の苦悩が見えないのが、千明だけが悪者になっている気がするのよねぇ。
それは、ちょっと・・・って思ってしまう。
次女の少女時代は「透明なゆりかご」第2話 ネタバレ感想~風呂場で生まれたしずかちゃんのこれから。でお風呂場で赤ちゃんを産んだ高校生の女の子役の蒔田彩珠ちゃんだったんですな。
彼女、上手です。
ホントに。
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感想はコチラ
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キャスト
大島吾郎——高橋一生
大島(赤坂)千明
————–永作博美
赤坂頼子——風吹ジュン
上田(大島)蕗子
————–黒川芽以
上田一郎——工藤阿須加
大島蘭——–大政絢
大島菜々美—-桜井日奈子
勝見正明——勝矢
国分寺努——六角精児
一枝———-壇蜜
井上阿里——岡本玲
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