「Get Ready!」 第4話 ネタバレ 感想~今までで一番面白かったけど…

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命か才能か?生きる価値の真意…

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天才彫刻家の古賀洋子(美村里江)は、余命宣告された。
6億円で脳腫瘍の摘出手術をする契約を結ぶ。
しかしエース(妻夫木聡)は洋子に「後天性のサヴァン症候群」だから腫瘍を切除するれば命は汰受かるが、彫刻家としての才能は失われてしまう。
すると洋子は手術を躊躇う。
ジョーカー(藤原竜也)は怒る。
「命が大事に決まっている!」
と。

スペード(日向 亘) はクイーン(松下奈緒)の過去が気になる。
クイーンはジュエリーメーカーのデザイナーで人工ダイヤの研究をしていた。
天然のダイヤに比べても遜色のないダイヤを生み出す研究
「私のすべてだった
でも命を狙われたから」
それでエースに顔を替えて貰ったと言う。
そんな話をしている時、洋子が倒れる

手当に行くクイーン。
「手術を迷うなんてバカだと思っているでしょ?」
「才能が消えたら彼も去っていくと思っているんですか?」
「何もない私と一緒にいさせるなんて
私のほうが耐えられない。
命か才能か
あんたの執刀医は残酷ね」
クイーンは「まるで悲劇のヒロイン」だと言い放つ
「結局、自分のことは自分で決めるしかない
私もあの男に言われた
お前の全てを失って生きる価値があるのかって。」
クイーンは自分にもこれが全てだと思えるものがった。
でも手放した。
自分が生きて行く為に
過去や名前すら捨てて。

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クイーンは精巧な人工ダイヤを作ったため、世界のダイヤ業界の均衡を揺るがしかねない
事態となり、命を狙われた。
エースが現れ
「お前の人生はお前を選べ」
と言われていた。
「私はうちの執刀医に顔を変えて貰ったんです。」
その時、オペナースを募集していたので、このチームのナースになった
「正直今でも何が正解だったかわかりません
例え死んでも
自分の夢を手放すべきではなかったかもしれない。
でも選んだのはわたし
もしこの先後悔する事になっても納得は出来る
今、ここにいるのは自分で決めた事だから」
「今のあなたは幸せ?」
「全部なくしたけど悪くないって思ってます。」
「でもあなたと私は違う」
「そうですね。」
「だから、あなたが自分で選ばないと行けない」
「私は彫刻が好き
例え病気の影響だったとしても夢中で命を吹き込んで
彼に見せて喜んで貰うのが何より幸せ
生きるためにそれを失うなら
私は…」
「生きてくれ
才能なんかなくたって良いんだ」
パートナー倉木恵一郎(青柳翔)が現れる。
「なにもなくなったて一緒に生きて欲しいんだよ
手術をして下さい
彼女の腫瘍を取って下さい」
洋子は頭を抱え倒れる。
エースがやってきて手術の意志を聞く

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術後、戻って来た洋子
恵一郎が喜ぶ
「私の才能がなくなったのに
そんなにはしゃがないでよ。」
「もう一度やってみよう
少しずつ才能が戻るかもしれない」
彫刻刀を渡す恵一郎
「私はもう前みたいにできないの!」
洋子は恵一郎を見ると期待されているようでイライラする。
手術をしたけれど責められているようだ。
惨めになる
「目障りなのよ
もううんざり
お願いだから出て行って!」
恵一郎は出て行く

一ヶ月後
「調子はどうだ?」
「順調に悪くなってるわ」
「だろうな」
「けど変わらず
作品の鼓動は聞こえる」
エースは小脳にある腫瘍を取り除いただけだから、5000万円の手術代で十分だと小切手を持ってやってきた。
しかし洋子は固辞。
自分にはもう必要のない金だし、口裏を合わせて貰った。
洋子は「今の自分のまま生きていたい」と願っていた。

患者が自分で決めたことだとエースは腫瘍を全摘をしなかった
洋子は今の自分を、生きがいを捨てることが出来なかった
これ以上、恵一郎に自分のわがままに付き合わせるわけにはいかなかった。

洋子の最後の作品を見る恵一郎
洋子は強いなと思う。

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切ないといえば切ない話。
今回は今までのなかで一番良かったかも。
ただよくよく考えると、救える命を患者の頼みだからと救わなかった。
尊厳死みたいなもんだわ。
ま、この場合は、表の医師は余命宣告しているから微妙なとこだけどさ。

全ての才能を捨てて生きるか、才能を手にしたまま死ぬか。
才能もない人間は悩むこともないことだけど、まず…6億円ないと生きられない時点で、悩むスタートラインにも建てないんですけど(苦笑)

ミムラ…美村里江さんは薄幸な女性が似合うよねぇ。
相変わらず。
最後に倒れた時は…「え?」って思ったけど、多分、脳腫瘍ってあんな感じなのかなぁと。
どんな作品に出ても絶対に「号泣」しているイメージがあるミムラさん。

そしてパートナーは青柳翔さん。
クレジットを見るまでわからんかった(苦笑)
肥えたね!!
なんか…すご~~~~く肥えたね!!
2015年の『美しき罠~残花繚乱~』でワタシの記憶が止まっているからね(爆)

ちょっと持ち直したと思いつつ…やっぱあの仮面がちょっとなぁ。
「大病院占拠」 みたいなコントとドラマの間みたいなドラマならともかく、これは日曜劇場ですからねぇ。
そこが足かせというか、お金あるんだろうからもっとなんとかなっただろうと思うんですよね。

ただ、やっぱりキャスティングは豪華だから、これからあの大病院と一悶着あるのよね?
鹿賀丈史さんがどんどん出てきたら面白くなるかも…しれない。

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感想はコチラ
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キャスト
波佐間永介/通称:エース(妻夫木 聡)
依田沙姫/通称:クイーン(松下奈緒)
白瀬剛人/通称:スペード(日向 亘)
染谷慈恩(一ノ瀬 颯)
POC (三石琴乃)
橋元芙美(橋本マナミ)
嶋崎水面(當真あみ)
剣持玲於奈(結城モエ)
幾田洋一ち(中山麻聖)
汐留明(田野倉雄太)
台場虹江(長見玲亜)
佐倉亮一(矢島健一)
菊川忍(片山友希)
東堂雄彦(菅原卓磨)
加須崇(吉田涼哉)
久豆番(川本光貴)
羽場一郎(伊武雅刀)
剣持理三(鹿賀丈史)
下山田譲/通称:ジョーカー(藤原竜也)

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