「美食探偵明智五郎」第4話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～ディスポーザーに投身したらミンチに！？

「殺人主婦の真相とハートに迫る恋する毒殺サスペンス」

「美食探偵ー明智五郎ー」東村アキコ

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みどり（仲里依紗）は自分と向き合ってくれない夫のことを掲示板で相談。
そしてマリア（小池栄子）と出会う。
マリアはみどりを慰め、家畜扱いされたことに同情した。
自分の料理が作りたい仲里依紗は、冷蔵にあった姑の料理をゴミ箱に捨てる。
気がついた夫・和宏（落合ﾓﾄｷ）に止められ、離婚を突きつけられた。
反射的に夫を殺害してしまった。
マリアに派遣されたシェフ・伊藤（武田真治）と夫の遺体を風呂場で解体していた。

明智（中村倫也）は助手・苺（小芝風花）を連れ、几帳面な和宏（落合モトキ）が同窓会に来なかったことを不審に思いのマンションに向かう。
マンション前で買い物に出た和宏の妻・みどり（仲里依紗）と出会う。
仲里依紗の口ぶりから和宏が殺されたのではないかと推理する明智。
その場を立ち去った仲里依紗。
明智も何かを思いつき苺を置いて立ち去る。
気になりすぎる苺はもう一度仲里依紗に声をかける。
しかし・・・武田真治が苺を拉致。

マンションの部屋に戻った二人はまた遺体の解体作業に励む。
気がついた苺は、二人が何をしているのかだんだんわかってくる。
身の危険を感じた苺は、クルックーを使って明智に電話をした。
その様子をパソコンから聞いていたマリア。
明智に電話が繋がる。
助けて欲しいと頼む苺に、マリアも明智に話しかける。
慌ててマンションに向かう明智。
桃子（富田望生）を使ってオートロックを突破。
玄関前までやってきて、マンションの中に入ろうとする。
もみ合いになる二人。
そこに通りすがりの刑事（北村有起哉、佐藤寛太）登場。
観念した仲里依紗。

マリアは武田真治だけでも逃げろと命令。
佐藤寛太刑事に仲里依紗から目を離さないようにと伝え、苺を助ける。
パソコンのモニターにマリアはいなかった。
苺は冷蔵庫を指さす。
冷蔵庫の中には夫の肉片や指が。
悲鳴を上げる北村有起哉、思わず佐藤寛太も部屋に駆け込む。
その隙に仲里依紗は飛び出し・・・ディスポーザーに自ら身を投げ自殺。

事務所二帰った明智は、苺に何か言われなかったか？と聞くが、苺は何も答えられない。
苺はマリアに
「いつかあなたを彼の前で殺す。」
と宣言されていた。
明智は探偵として失格だと自分を責めた。
助手を危険にさらし、友人は殺害され、殺害した犯人さえ救えなかった。

グロかったなぁ今日は。
しかもエグい。
江戸川乱歩並のエグさ。

飛び降り自殺で終わるのかと思ったら、まさかのディスポーザー自殺。
いくらなんでも無理なんじゃないか。
しかしミンチになるかも？
いや、そんなに危険なら事故が起りそうよね。
あぁ、エグい。

しかし仲里依紗ちゃんの熱演が、素晴らしくて。
ほんまにこういう役が似合うよなぁ。
ご本人はきっと明るい人だろうに。
「ホリデイラブ」。でも薄幸な仲里依紗ちゃん。
どちらかというと落合トモキくんな男役をえんじていた中村倫也くん。
あのドラマもすごかったなぁ（遠い目）

マリアの声かけであんな短時間で心酔してしまう仲里依紗ちゃん。
マリアの能力が恐ろしい。
どういうテクニックで人の心を操っているんでしょうか。
ほんの数分で殺害にいたった・・みたいにもとれる描写だった。

今回のマリアの殺人指南は穴だらけ。
それは仲里依紗ちゃんの殺害がマリアの計画ではなく突発的だったからだなぁ。
遺体が発見されなければ逮捕されない。
オートロックの防犯カメラに出て行く夫が映っていなくても、遺体さえなければ限りなくグレーで済むのかも知れない。

同窓会を無断欠席したくらいで家まで行く明智・・・。
ちょっと怖いｗ
殺された落合トモキくんのお袋の味は、明智にとってもお袋の味だったとか。
しかし友人といえど、あまり最近は会っていなかった模様。
どうしてデイトレーダーになったのか、落合トモキくんも病んでいたのか。
あの夫婦のなれそめや今に至ったアレコレももう少し知りたいような気がしました。

明智はマリアを愛しているんですな。
マリアもだから相思相愛には違いない。
しかしマリアから見たら小娘であろう苺に敵対心を向きだし。
明智の前から消えなければ殺害すると宣言。
明智は苺のことを「カワイイ助手」と呼んでいたので、それをマリアが聞いていたとすれば、余計に燃えそうだ。
苺は・・・明智さんのことを好きなのかもなぁ。

使えない刑事と、使える桃子。

それにしても皆さん、演技が上手い。
今回が一番気持ち悪くて”悪く無い”。

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「Time」宇多田ヒカル