アンチヒーロー 最終話 ネタバレ 感想~続編に期待。野村萬斎包囲網

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~日曜劇場 Last episode 正義

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明墨(長谷川博己)は黙秘を続け、裁判が始まる。
緋山(岩田剛典)も確保される。
緋山は素直に殺人を自白し、明墨に指示され証拠隠滅したことも認める。
「12年前の冤罪のためだ」と告白。
伊達原(野村萬斎)は追求。
昔、緋山が取った動画に志水(緒形直人)が映っており、それがアリバイに繋がるとはずだった。

明墨も緋山が殺人犯だと知りながら証拠を破棄するように指示した。
糸井一家殺人事件で死刑囚となった志水さんの冤罪を晴らすためだと証言。
伊達原を見た明墨は
「必ず志水さんの冤罪を晴らします」
と言い放つ。
伊達原はニヤリと笑う。

伊達原は元依頼人の沢原麻希(珠城りょう)に冤罪記事を書かせたことを追求。
「桃瀬とよる元検事が残したファイル」の説明に入る。
志水のアリバイを示す動画があったが、伊達原に証拠をもみ消すように指示されたと深沢刑事話を聞いたと書かれていた。

伊達原は全てを否定。
桃瀬は39歳で亡くなった。
自身の存在意義のために、誰かを救いたいと思っただけではないか。
「そうは思いません!」
でも桃瀬の遺志を継ぐために検事を辞めて弁護士になった
「ヒーローになりたいと思ったことは?」
伊達原は明墨のことを喋り山辺里まくる

「ずいぶんと必死ですね?」
「当然でしょう。
検察として当然の使命ですね」
「真実を追い求めているというより、検事正は必死で自分を弁護しているようだ」
「そんなことはない」
「でしたら良かった。
新証拠が見つかりましたので、志水さんの再審請求を行う予定です。」
「そんなものがあるなら証拠を出せば良い」
緑川歩佳(木村佳乃)も賛成する
「もし証拠がないのなら、正義のために証拠を隠滅したことになる。
次の裁判で証拠を出してもらいましょう!」

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裁判後、困惑している赤嶺柊斗(北村匠海)と紫ノ宮飛鳥(堀田真由)。
伊達原は白木凛(大島優子)に報酬をエサに新証拠を教えろと言う。
「ボツリヌストキシン
明墨はあなたが毒を改ざんしと思っているんです。」

新証拠を提出。
科捜研の平塚先生が残した書類にはボツリヌストキシンと書かれているが、タリウムになった。
「伊達原検事正が書き換えたからです。
そうですよね。」
志水さんはずっと否認を続けていた。
殺人を裏付ける物証は何一つなかった
身柄の拘束は65日に及んだ。
それでも否認を続けた。
これ以上身柄拘束の理由はない。
科捜研からは鑑定報告がでた。
遺体からボツリヌストキシンが検出された。
ボツリヌストキシンは研究者でないと手に入らない。
その点、硫酸タリウムだったら都合が良い。
志水さんの会社では取り扱われていたからだ。

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「大変、引き込まれる話でしたね。
私が鑑定結果を書き換えたようだ。
だがそれは真実ではない」
毒の鑑定には時間がかかった。
簡易検査ではボツリヌストキシンの反応があり、しばらくしてからタリウムが検出された。
「つまりボツリヌストキシンとタリウム両方が検出されたと?」
「そうこの二つを一緒に鑑定できないので、改めて鑑定を行う必要があった。」
正式な記録だと科捜研の書類を提出する伊達原
「つまり私も平塚先生も検査結果をねじ曲げてなんていないんですよ!」
ボツリヌストキシンは致死量の1/100以下しか検出されなかった。
二つの毒素が記載されると誤解を招く。
だから捜査資料には記載がなかった
「これまでの経緯あなた何も知らなかったでしょ?」
「なるほど、それがあなたのつくったストーリーですか」
弁護側が出した証拠、検察側がだした証拠。
どちらも科捜研の検査で全く違う結果がでている
「どちらかが偽物と言うことでしょう」
伊達原は明墨が出した証拠こそが偽造書類だという。
伊達原が提出した書類は私が正式に科捜研から取り寄せた。
明墨の書類は資料室から見つかったという名目。
そんなものより信用性が高い
「このような書類ねつ造しない限り存在するはずがない」
「その存在するはずがない書類をあんなに必死になって探したんですか?」
「なんのことでしょう?」
明墨は6月13日に科捜研の資料室に出入りしていることを言い当てる。
「心当たりがあるはずですが?
映像があります。」
「防犯カメラのことかな?
あの室内カメラはない。」
「ええ、資料室内に設置された別のカメラの映像です」
伊達原の行動は全て隠しカメラで撮影しれていた。
「これは伊達原検事正あなたですよね」
「思い出しました!
古い未確認事件の資料を探しに行きました。」
取り繕う伊達原。
明らかに狼狽している。

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映像が流される
伊達原が平塚と書かれたダンボールから書類を抜き出し持ち去った。
以降、その書類を返却していない。
「存在するはずがないなどと言えたのは、やはりご自分が持ち出し確かに処分したからでしょうか」
平塚の善意の書類があると聞きつけ、隠滅を図った。
「それが私が用意した偽物だとも知らずに
改ざんの証拠を消し去ったと
一足早く資料室に入り証拠の原本持っている」
警察内に明墨の部下が入れるはずがない。
「ええ。そうでしょうね。
警察内部の人間とか。
検察官とか。」
「君か?」
不適な絵美を浮かべる緑川
「だって検察の恥ですから
ちなみにこの件は検事総長にも了承済みです」

裁判の3日前
白木と緑川が明墨法律事務所を訪れていた。
緑川は明墨、桃瀬と同期だった。
そして緑川は中から、明墨は外から不正を暴くことにした。

「その事実を持って私は志水さんの再審請求を行うつもりです
この罪は殺人犯を無罪にするのとどっちが重いんでしょうね?」
「10人の真犯人を逃すとも1人の無辜を罰するなかれ」
緑川が涙目で言う。

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志水さんの再審が決定

緑川は江越(迫田)を尋問し、動画の隠滅を証言させた。
瀬古田も伊達原の罪に言及。
伊達原は裁判で「記憶にございません」と繰り返す。
倉田功(藤木直人)は証人として伊達原に指示されたことを告発。
そして遺族に頭を下げた。
明墨も証人として証言台に立つ。

「綺麗事言うな!」
世の中は一度踏み外した人間は二度と復活できない
二度とチャンスを与えない
志水は横領をした。
疑われることをしたのだ。
しかし明墨は・・・
「人は人を裁くことが快感ですからね」
世の中は罪に厳しい。
だけど、その言葉を娘に言えるのか。
志水さん親子から奪った12年。
伊達原が娘と幸せに一緒にいられたのは、その犠牲の上に成り立っている。
大事な人を守るためなら人を殺す。
でもその人間んを地獄へと引きずり落とす。
「あなたが自分の罪を悔い改めるまで
ともに地獄落ちましょう!」

倉田は紫ノ宮の弁護を断る。
単純に娘に弁護をして貰うのが恥ずかしいと言う。
しかし倉田の罪も軽くなりそう。

伊達原は自分の罪を認め始めた・・・。

明墨に接見に来た赤嶺
初めて赤嶺に会った時、部下にしようと決めたこと。
今回のことは赤嶺のおかげでもある。
ありがとうと礼を言う。
「罪を償いやり直すのが法律だと思っていました。
でも罪を償ったからと言って許してくれるほど世の中甘くない
公平でもない
そんな世の中と戦うためにアンチヒーローが必要なのかもしれません
だから今度は僕があなたを無罪にして差し上げます」
赤嶺が言う。

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長い長いと言われておりましたが、確かに長かったw
最近、リーガルものでもあんまり法廷シーンが無かったりするので、満足すぎるほど満足だけど。

ただ・・・科捜研に偽の書類を用意して隠し撮りしたことが証拠っていうのは。
いや、アンチヒーローだからね。
だから、正攻法ではなく、こういう方法で罪を認めさせることが目的だったんだろうと思うんだけど。
でもさ。
やっぱり迫田さんが持っていた動画が証拠になるほうが綺麗なのは綺麗よね。
ま、藤木直人も証言しているし、なんならあの動画を見つけてきた刑事だって証言してくれるかもしれないし、伊達原の責任は問われると思うけど。
しかも最初は「記憶にございません」と言っていて、結局は認めるってのも心証は悪い。
そして再審が決定。
この罪は重い。
この事件から伊達原が出世したのなら、もっとタチが悪い。
伊達原の上にも膿のような人材がいるんだろう。
伊達原の派閥ではないヤツらが、伊達原潰しのために協力しているのかもしれないけど。
昨今の再審請求で警察の悪あがきを見ていると、そんな簡単にいくものなのか?って思っちゃうけどね。

大島優子も木村佳乃も明墨派閥だったw
大島優子が裏切ることも木村佳乃がイヤイヤ伊達原の側にいたことも視聴者はみんな知ってたw
悪役のそばに女性がいるって、昨日の「花咲舞」もこんな感じでしたね。
ま、良く喋る野村萬斎のほうが、ふてぶてしくて、証拠隠滅の方法も上手でしたけど。
検察内に敵も多かったでしょう。

真犯人は野放しだし。←もしかしたら食中毒で真犯人はいないのかも??
岩ちゃんは逮捕されたけど、ご遺族はどう思っているのかも気になるところ。
お子さんが証人台にも立ったんだから・・・なんだか気の毒過ぎて。
あの裁判を担当した検事も・・・やっちゃいけないことはしたけど、誤認逮捕だけはしてなかったのにね。
岩ちゃんも償って許されることではないけど・・・。

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んで、青山さんの奥さん(山本未來)も弁護士だったのね。
なんで急にあのお家が・・・。
大島優子は独身なんだろうか。
まさか『ブラックペアン』のように忘れたころに続編があるんだろうか。
ってか、『ブラックペアン』・・・好評だった記憶がないんだが。

このドラマ・・・今期の中では楽しみに視聴していました。
やっぱり食えない長谷川博己は大好き。
滑舌も良くて聞きやすい。
そう言った面ではクセスゴな野村萬斎さんの言い回し。
あの表情。
なのに言葉は聞き取り安く、ささやき声さえもストンと入ってくる。
まぁ、魅力的な対決だったと思います。
長かったけど(爆)

堀田真由ちゃんも北村匠海くんも若手二人のひたむきさがすごく伝わってきた。
毎回ゲストも楽しかったし。
林泰文さんは有能で優しいパラリーガル。
でも鑑識でツンデレな林泰文も好き~。
最終回は出演シーンが少なかった緒形直人。
なんと言っても緒形直人の演技は素晴らしい。
紗耶ちゃんも可愛かったしなぁ。

とにかく豪華でしたね。
夏ドラマはパリ五輪があるので、各局、毎週見られるのかどうか・・・
ワタシ自身、ドラマよりも競技を見たくなる可能性もあるけどw
にしても3年だと五輪が早く感じるね。
そんなことない?

最後までご視聴なさった皆様、お疲れ様でした。
ワタシは続編にもほんのり期待しています。

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キャスト
明墨正樹(長谷川博己)
赤嶺柊斗(北村匠海)
紫ノ宮飛鳥(堀田真由)
白木凛(大島優子)
青山憲治(林泰文)
牧野紗耶(近藤華)
近藤華菊池大輝(山下幸輝)
姫野(馬場徹)
事務官(相田雄一郎)
菊池大輝(山下幸輝)
紗耶(近藤華/幼少期:磯村アメリ)
沢原麻希(珠城りょう)
志水(緒方直人)
松永理人(細田善彦)
富田正一郎(田島亮)
瀬古成美(神野三鈴)
富田誠司(山崎銀之丞)
小杉和昭(渡辺邦斗)
加崎達也(相島一之)
菊池大輝(山下幸輝)
倉田功(藤木直人)
緑川歩佳(木村佳乃)
伊達原泰輔(野村萬斎)

12年前の糸井一家殺人事件の被害者。
糸井誠(尾関伸次)
糸井恵理子(田川可奈美)
糸井菜津(有香)
桃瀬礼子(吹石一恵)
緋山(岩田剛典)

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