第13週「女房は掃きだめから拾え?」
あらすじはコチラ→☆
寅子は大庭家の案件の担当になったからには、立場上立ち入ることはできない。
一人会議室に残っていた寅子
「トラちゃん」
梅子が入ってきた
「さっきは嫌な態度をとっちゃったわね
ごめんなさいね。
トラちゃんが裁判所勤めなんてびっくりだわ
あの時は・・・ごめんなさいね」
「梅子さ~~~~~~ん」
「トラちゃん」
二人は泣きながら再会を喜ぶ
「あ、このあと時間ありますか?」
寅子は梅子を轟法律事務所に連れてきた
「ごめんなさいね。
また来て。
どうしても梅子さんを会わせたくて」
「懐かしいわ」
「生きていたのか。」
轟はもう泣きそうな顔をしている
「この二人が弁護士事務所をね」
「ああ。
色々あってな」
「よねさん。
マスター残念だったわね」
「とにかくよくぞ無事でいてくれた!」
「いつまで泣いている?」
「めでたい涙だ
嬉しいぞ!」
「涼子様やヒャンちゃんはどうしているのかしら?」
寅子は複雑な顔をする
事情を聞くよね
「あんたはあの家を出たんじゃないのか」
「あの日、光三郎と一緒に逃げたけれど、10日も経たないうちに連れ戻されてね。」
全ておしまいだと思った時に夫が倒れた
麻痺が残り世話をする人間が必要となった
「それでクソ男の世話をあんたが?」
「光三郎の側にいても良いという条件で・・・。
恥ずかしくてみんなに知らせることもできず。
ごめんなさい」
「梅子さん。
あのね。私、嬉しかった
さっき梅子さんが光三郎ちゃんに耳打ちしたとき
梅子さんは新しい民法が頭に入っているんだなって」
「そんなかいかぶり過ぎよ」
「ああ!」
時計を見て寅子が立ち上がる
「梅子さん、全て終わったらまたゆっくりお会いしましょうね」
「トラちゃん、ありがとう」
バタバタと出て行く寅子
「相変わらず騒がしいヤツだな。
だがよほど俺らを信用しているようだな」
「はぁ?」
二人の口げんかが始まる。
「フフ。
懐かしいな
私の人生が一番輝いていたあの頃に」
寅子は家裁に戻り、大学時代の同窓生の担当になって良いのか確認。
人手不足で担当を変えることはできない。
このまま親族間の話し合いで終わるかもしれない。
その後、すぐに多岐川からコンサートの場所を探すために付き合わされ、その後も続く仕事。
猪爪家では花江が家事にてんてこまいしていた。
大庭家に轟とよねが訪れる
遺言書に捺印されていた証人が実在しないと話す。
偽装したのなら遺言書なら私文書偽造で有罪になることもあると言う。
常は徹太に訴えろとけしかける。
「なんだもうバレちゃったか。」
お妾さん退場
「ひとまず相続人だけになった」
と轟を言うと、梅子は小声でまだまだこれからよと言う。
長男は梅子を含めた全員に相続を放棄しろと言う。
「大庭家は俺が守って行く」
次男は復員してから働かず食べているだけ、渡す金などない
三男はまだ学生、大庭家の財産管理などできない。
常も徹太に任せるのに賛成する。
長男嫁は
「お義母さまとお祖母さまは最後までお世話してさしあげるので・・・」
と言い出す。
「だいたいもともと全部長男である俺にその権利があったんだ」
「民法が改正されたことは弁護士であるあんたが知っているだろ」
とよねが口を挟む。
「母さんだけ放棄すれば良い
それを俺たちで三等分すればみんな得するじゃないか」
と次男が言う
「私は放棄しませんよ。」
話し合いは決着がつかず調停に持ち込まれることになった。
ドロドロだな。
梅子さん、頑張れ。
絶対に遺産を貰えよ!なんて肩入れしてしまう。
よねの口の悪さにはちょっと思うところもあったが、徹男のことを「クソ男」と呼んだ時にはスッキリw
寅子も轟も梅子も否定せずにスルーなのが笑えたw
そうよ、クソ男。とんでもないわ。
いつの時代も妾を作るような男は
「妻とは別れる」
と言っていたんだねぇ。
てかあのあとすぐ麻痺が残って嫁に世話をして貰っていたくせに、妾とは切れていなかったの?
あの妾も金目当てならなぜ徹男ではなく他にいたんじゃね?
麻痺が残る徹太ならすぐに死ぬから好条件とでも?
常がいる限り、再婚なんて無理なのに。
まぁ、簡単に見破られるような遺言状を作るような女だから色々足りないのかも。
で・・・長男の嫁。
金が手に入ったら祖母も梅子も捨てるだろ。
長男が徹男よりマシなのは嫁に力を持たせているところくらいだな。
次男は気の毒にと思っていたけど、梅子を見下して。
光三郎だけが梅子のよりどころ。
だけどさ。
愛人の嘘がバレた時、一瞬、光三郎も動揺していたように見えたんだよねぇ。
ああ、大庭家、梅子以外信用出来ないんだよ。
でも光三郎ちゃんだけは梅子の味方でいて欲しいよ。
題材は2時間ドラマみたいなもんなんで、ワタシとしては楽しめると思っていたんだけど、案外楽しめない。
あ、つまらないと言っているのではなく、梅子さんが辛いなぁと言う意味で。
梅子さんの人生を考えると・・・。
あの学生時代が一番輝いていたという梅子さんのことを考えると・・・。
辛すぎる展開。
長男、次男を常に取り上げられ、モンスターに育てられた。
それでも常はさ、徹男よりは強かったのにさ。
梅子は長男にも次男にも見下されてさぁ。
常も憎いしさぁ。
「女房は掃きだめから拾え」
のサブタイトル。
自分ちより格下の家庭から嫁を貰えということよね。
梅子さんのご年齢を考えると実家がどうなっているのか・・・。
よりどころはあるのか。
最近は日に2度見ていたんだけど・・・今週は辛そうだなぁ。
今日は二度見られなかったよ・・・
そして福来スズ子は愛のコンサートに呼べないのねw
虎に翼の感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(斎藤羽結)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
稲垣雄二(松川尚瑠輝)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
星航一(岡田将生)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
星朋彦(平田満)
大庭常(鷲尾真知子)
大庭梅子(平岩紙)
語り – 尾野真千子
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