第13週「女房は掃きだめから拾え?」
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大庭家の問題は解決せず、調停の申し立てが行われた
調停員らは長男の徹太が頑固で譲らないと言う。
大庭家に限らず、長男が相続を独り占めする案件が多い。
大庭家は憲法が変わったことをよく知っているはずだと寅子は言うが、調停員らは
「知ると理解は別もの」だと呆れる。
寅子はモヤモヤする。
多岐川には調停で決定できなければ、寅子が判断するしかないと言われるが、立場上、友人に寄り添うことが出来ない・・・と寅子。
「そらそうだ」と多岐川。
轟とよねと梅子
「梅子さんはここまで耐えたんだ。」
轟は梅子さんに損がないように頑張ると言う。
梅子は自分のことより「遺産が息子三人に平等に相続」することを望んでいた。
徹太は夫そっくり
徹次は復員後酒に覚えれひねくれた。
光三郎はお人好しがすぎる子で・・・
「それぞれ心配
だからこそ3人手を取り合って生きて行って欲しい」
「どんな子でも自分の息子は可愛い
そうなっちゃうのか」
「とにかく
息子達の誰かが損することのないようにしたいの・・・」
夜、優未の顔を見つめている寅子
「可愛いわね」
「うん。可愛い」
夜食を勧める花江
「そのおいなりさん
道男が持ってきてくれたの。
練習に作ったって」
「どうりで
私が作ったみたい」
寅子、直道、直人が笑う
「可愛いわよね
漬物も切ろうかな~」
台所へ行く花江
「ずいぶんご機嫌ね」
「道男がきたからだ。
俺にはわかる
恋は人を笑顔にする」
大笑いする寅子と直明
「花江が道男を?まさか」
「おばあちゃんも言ってた。
まさか寅子と優三さんが一緒になるなんて人間何があるかわからないって」
「ん・・・」
寅子と直明が真顔になる。
大庭家
梅子が徹次に就職口を持って来た
「俺のことなんてどうでも良いくせに
俺を置いて逃げたくせに!」
「それは・・・」
光三郎が入ってくる
「僕覚えてるよ
あの日、徹次兄さんが母さんと一緒に行きたくないって言ったんじゃないか」
「だとしても子供を置いて逃げるなんて。」
「そうよね
ごめんなさい」
「謝ればすむと思って
あの時から俺の人生はおかしくなったんだ!」
「これ以上お父さんたちのマネしてお母さんをいじめるのはやめて。
昔みたいに戻ろうよ
一緒に母さんのおにぎり食べて・・・」
大庭家の調停。
話が拗れそうだと寅子も出席
徹太は変わらず、家族の面倒をみていくので財産の独り占めを要求。
この中でまともに働いているのは徹太だけ。
社会に出ていない次男、三男遺産管理はできないと主張。
常に話を聞くと
「私は徹太には面倒をみて欲しくない」
動揺する徹太
「梅子さん、あなたが悪いんですよ
あなたが徹太の嫁をきちんとしつけないから。
あの嫁は口答えばかり」
「ではどなたの扶養に入りたいんですか?」
「そうね
光三郎が良い
だから光三郎により多く遺産を分けてちょうだい
あと数年もすれば立派な弁護士になりますよ
光三郎がいくことこには梅子さんが行くでしょ?
家出するときにも連れていくくらいだから。
今まで通り私と光三郎の面倒を梅子さんが見てちょうだい」
「勝手なことを言わないで下さい
光三郎の気持ちも考えて下さい」
「良いよ。僕は
僕もお母さんとおばあちゃんをお兄さん達には任せられない
ただし、おばあちゃんがお母さんに意地悪しない
命令しないって約束できるならね?
約束できる?
僕、もうお母さんに辛い思いして欲しくないんだ」
「良いですよ
約束しましょう」
光三郎は「宜しくお願いします。」と頭を下げた。
梅子が女子部で学んでいたのは子供達のため
離婚して親権を取り子供達を育てるため。
それは叶わなかったが、光三郎のことを立派に育てたんだ。
それだけで嬉しくて仕方ない寅子
大声を出して一人ほくそ笑んでいた寅子。
そんな寅子に多岐川が、「ラジオに出る」と言う。
寅子も一緒に出るように命令される。
帰宅した寅子は花江にそれを報告。
「何を着ていくの?」
着飾らると楽しいじゃないと言う花江にそれもそうかと寅子。
疲れた様子の寅子に早く寝るようにと花江。
花江は繕い物をしている。
光三郎、良い子過ぎる。
本当に?
本当に光三郎だけが良い子なのか・・・。
ま、長男は無理。
次男はなんとかなんとかなるかも
でも光三郎・・・ホントに信じて良いの?
このドラマ・・・ここまでいろんな側面からみて・・・穂高先生ですら、変な方向に気を遣ってたから(穂高先生は悪人じゃないけど、え?って思うこともあったもんで)、光三郎にだってダークな一面があるんじゃないか。
ダークって言ってもまだまだ学生。
徹太や徹次みたいなダメダメなとこはないだうけどね。
いや、でもあの可愛い可愛い光三郎ちゃんが立派になって、お母さんを守りたいと思って頑張っている・・・。
ワタシとしては常を長男に押しつけて、すこ~~~しだけ多く相続させりゃ良いかなって思うな(苦笑)
すこ~しだけね。
常なんてこの先短いんだからさ、全財産やらなくていいじゃん。
ってか、大庭家はどれくらいの遺産があるんだろ?
どうみても徹太がやり手のようには見えないんだけど、帝大卒業だったわね。
それでも仕事が出来るように見えない。
お金・・・使い込んでるんだろうか。
常さんも孫には甘そうだし、長男教だし。
花江は・・・大丈夫なんだろうか。
はるの穴なんてそう簡単に埋められないんだし、テケトーで良いんだよ。
使えるもんは義弟でも義妹でも使わないと。
ま、収入面で支えているのは寅子なんだけど、直明は家のことも手伝うつもりなんだから、甘えたら良い。
で、道男のことね。
直道の「俺にはわかる!」は全部外れていたから、直人の「俺にはわかる!」も外れていると思う。
思うんだけど、直人に花江が道男に恋していると思われるのはちょっと嫌だなぁ。
寅子は私情を挟まずに解決することができるかなぁ?
しかし・・・ホントに大庭家の泥沼遺産相続は気が重い・・・。
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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(斎藤羽結)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
稲垣雄二(松川尚瑠輝)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
星航一(岡田将生)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
星朋彦(平田満)
大庭常(鷲尾真知子)
大庭梅子(平岩紙)
語り – 尾野真千子
コメント
こんにちは
私もこのところの展開に、なんだか気持ちが…ついつい早送りで見てしまいます。
懸念材料は同じく。
幸三郎、とんでもないサイコパスとかでは?と思ったり。
道男も悪い子ではないと思うけど、当時の高校生が30過ぎの人に恋?
いくらかわいくても、はなえちゃん呼びは怖いし、私が寅子なら一人で家においておけない。
まぁこれまでの朝ドラに比べたら、反省会の割合は低めだし、いつか梅子さんがガツンと成敗してくれるのを期待して…
sakiさん、コメントありがとうございます。
梅子さんの気持ちはわかるけれど、ワタシは梅子さんに損して欲しくない。
光三郎ちゃん。ホントに良い子なの?
半分はあのクソオヤジの血が流れてるんで。
道男・・・悪い子じゃないとワタシも思うんですけど・・・。
もういなり寿司作らせて貰っているの?
おいちゃんも甘いな~って思ったり。
花江と道男の展開だけはやめて欲しいですね(苦笑)