聖母の帰還
入江 喜和『ゆりあ先生の赤い糸』
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箭内稟久（鈴鹿央士）が突然、寝静まった伊沢家に忍び込み、刃物を振り回す。
伊沢ゆりあ（菅野美穂）が隙を見てリクを応酬。
刃物を自分の喉元に突き刺し、未練がないから死んでやると言うと、「そんなやつだったのかよ！」とリクは情緒不安定発言。
涙ながらにそんなヤツじゃないだろと。
騒ぎにみんなが起きてくる。
リクに縛られた吾良（田中哲司）をゆりあと小山田みちる（松岡茉優）が外す。
「ありがとう。ずっと好きだったよ」
とリクに話すゴロー。
子供達にも抱きしめられ、家を出て行く。
おいかけたみちるは、ゴローからの愛の告白、良かったねと話しかける。
そしてみのん（二女）はゴローの子供ではないと告白。
ゆりあは全摘出すると決めていた。
そして伴優弥（木戸大聖)に会いにユーヤの実家へ行く。
連絡先を消去したので会いに来た。
「ユーヤのことが大好き」
手術したらどうなるかわからない。
案外けろっとして会えるかもしれない。
待っていてと言えない。
二人は気持ちを確かめ合い抱き合う。
ラブホテル。
裸で寝ているユーヤを見て、今までのことを思い出す。
ユーヤの頬にキスをして･･･断ち切るように部屋を出て行く。
ゆりあの手術が終わる。
リビングはパーティの飾り付けがされていた。
リクもいた。
ゆりあが入院した夜から手伝いに来てくれたらしい。
1年後
リクは旅館で働いていた
そこにゴローが会いに来た。
「りっくん、大変だっただろう。
ゆりさんもりっくんのそばにいてやれって」
りくのブログを読んだゆりあとゴローは無理をしているりくを心配していた。
ちょっと行ってやりたいと思っているとゴロー。
ゆりは了承した。
その話を聞いたリクは涙を流す。
二人は抱き合う
節子（三田佳子)は
「ゆりさんとゴローは夫婦っていう肩書きの親友なのね。」
と言う。
料理教室に通っていたみちるの料理はめきめき上達。
「ゆりは節子にここをカフェにしても良いかな？」
と聞く
節子は銀行の通帳を持って来て
「これ使って。
ゆりあさんに使って欲しいの。
この家に縛りつける気はないのよ
ゆりあさんの赤い糸はしっかり掴むのよ。」
便利屋さんに頼もうとゆりあ。
ユーヤの便利屋には頼まない。
「私は私で幸せになるって決めたんだ。」
しかしやってきたのはユーヤ。
独立したらしい。
見積をして貰い近況報告
「あの後、奥さんと元サヤ？
でもやっぱり駄目になって。
正式に離婚しました。
先生は？今、幸せ？」
「ようやく自分の道が見えてきた。」
帰るユーヤ
「ユーヤ！！
メイクしておけばよかった。
白髪も染めておけば」
抱き合う二人
「会いたかった！」
どう転んでもモヤモヤしたなぁ。
最後、ゆりあとユーヤが一緒になっても。
ゴローはりっくんのそばにいてやりたいと言うけれど、ずっと旅館にいるの･･･？
誰にも共感できないぶっ飛んだ設定とぶっとんだ人ばかりだった。
でも一応、最後まで見たよ。
片手間に見ていた回もあったけどさ。
どうなることかと思ったけど、最後まで見ちゃったのは、子役ちゃんを含めみんな演技が上手いからだなぁ。
ワタシはいうても･･･菅野美穂ちゃんはまだ時々イグアナに見えるときもあるし（爆）
一番好きなのは「ちゅらさん」の真理亜さんだったりするので、このゆりあちゃんはあんまり好きではない。
それでも恋をしていくゆりあは、回を追うごとに綺麗になっていったのがすごい。
みちるだって、松岡茉優でなければ頭の弱いシンママで終わっていただろう。
あんな美しい三田佳子さんもかなりヨボヨボに。
ゆりあが手術後は一瞬だけど、ゆりあと節子さんが同じ髪型になったのも面白かった。
りっくんは下手すりゃ殺人犯な展開。
鈴鹿くんだからなんとか見られた。
ゴローはもうなんなの？
結婚するなよ。
同居するなよ！
困るわ･･･。
宮澤エマはいや～な人がピッタリだったし、吉瀬さんもなんかよくわからんけどややこしそうな人ではあった。
どっちもどっちかな。
で、やっぱり共感できる人はいないしさ。
この作品をどういうつもりでドラマ化したのかよくわからんしさ。
変わったドラマだったけど、ただキャストは全力で精一杯演じてくれたので、それは素晴らしかったと思うんです。
好みのドラマかどうかと聞かれたら･･･そうではないんですけどｗ
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