「妖怪シェアハウス」 最終話(第8回) ネタバレ感想~スッキリエンド!でも続編も見たい!

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お札を持って倒れた澪(小芝風花)が選んだのは水岡譲(味方良介)。
そこからはトントン拍子。
祝言があげられ、澪は氏子さんからの評判もよい、
1年後。
結婚生活は思ったほど大変ではない。
きっとコレでいい。
これが幸せと言うものだ。
と思いつつ結婚記念日に印をつけたカレンダーを見て、「何か忘れているような・・・」と思う。
譲の着替えを出したとき、タンスの引き出しにお札を見つける。
そしてまた突然カラスの大群が襲ってきて、真っ暗な場所に迷い込んでしまい、黒い煙に巻き込まれる。
「こんな時こそ陰陽師!じゃない原島!」
今度は原島(大東駿介)を選ぶ。
んでもって原島と祝言!

一年後。
やはり結婚記念日にの印をつけたカレンダーがある。
澪の原作小説の映画化が決まる。
あるべき姿。
「次は児童文学ではなく直木賞を目指すぞ。
澪が書きたいモノを書いて、俺が出版する。」
夫婦で二人三脚。
二人で一人、これがおそらく多分きっと幸せと言うものだ。
しかしプロとしてもっと大きくなれという原島のプレッシャー。
自分は書きたいモノをかいているのかという不安。
またお札を持って倒れる澪



澪が妖怪達に貰ったお札はパラレルワールドを実体験できる切り札だった。
妖怪達はそれぞれの宝物を差出し、天狗に札を貸して貰った。
お岩は伊右衛門から初めて貰ったかんざし
座敷童子はいつも持っている金棒
酒呑童子初めて大きくいした家から貰ったそろばん
ぬらりひょんは世話になった家のドアノブ

目覚めた澪。
「これで決められなかったら最悪なことになってしまう。」
パラレルワールドから目覚めた澪に妖怪達が迫る。
「どっちが幸せだった?」
原島からの電話。
カレンダーの印は結婚記念日の印ではなく、懸賞応募の締め切り日だった。
澪はとりあえず小説を書く!

食べたいものを食べて何が悪い
書きたいものを書いて何が悪い
生きたいように生きて何が悪い
枠になんてはまってたまるか!
結婚しなくて何が悪い!
成功しなくて何が悪い!
どんどん妖怪の姿に近づく澪



翌朝、澪は掃除中の譲るの前に立つ。
前は角が怒って角が出ていたが、書くのが楽しくて角が出ることもあると言い出す。
感情がドバッとでると角が出る
忌み嫌うコとじゃなくて、自分を開放することだった。
「だから。。。ごめんなさい。
あなたとの結婚生活とっても楽しかった。」
譲るにハグをする澪。
すると譲も走馬灯のように結婚生活を見る。
「いつも助けてくれてありがとう。
私の事心配してくれてありがとう。」

集金した澪は原島に
「なんの取り柄もない私を雇って下さってありがとうございます。」
と礼を言う。
原島は、澪が書いた作品を
「主観描写が多すぎて読みにくい」
と評価。
しかし澪はすでに作品を出版社にだしていた。
「私、自分が思った通りに書いていたいんです。」
今までに一切出版されていないもの・
それは読者が望んでもいないものかもしれないが、ワクワクする。
「枠とか売れる法則とか全部取っ払って、自由にに書いていきたいんです。
だからごめんなさい。
原島さんの言う通りに書けない。
結婚もできない。」
どうやって食べていくのか。
売れたらワクワクうするのではないかと食い下がる原島に
「成功するために生きる
なんて嫌なんです!」
原島にもハグをする。
走馬灯のように二人の結婚生活を見る原島。
たとえ売れなくても書いていくと決めた澪に
「食ってけねーぞ
仙人にもなる気か?」
と問う原島。
澪は笑顔で
「妖怪になるつもりです!」
と答えた。



シェアハウスで
「妖怪になります!」
と宣言する澪。
これから修行をすると・・・とにかく生き生きしている澪。

澪、旅立ちの日
「予期せぬことが起きることに魅了されてしまいました!」
「お嫁に出すつもりが修行に出すことになったなるなんて」
澪はみんなに礼を言う。
拾ってくれたお岩さん。
毎日美味しい者を作ってくれた座敷童子。
助けてくれた酒呑童子。
体操を教えてくれたぬらりひょん。
手作りの帽子を渡され、旅に出る澪。
1年後「妖怪シェアハウス」出版!



妖怪になるのもアリかなぁとは思っていたけど、シェアハウスを出て行く最終回だと思っていたので結婚だよなぁって勝手に思っちゃって。
でも・・・そうよね。
結婚するかしないかの選択なんておかしいもんね。
独身のまま妖怪になっても良いよね。
シェアハウスを修験道で出ていくのは・・・寂しいけどさ。
ずっとシェアハウスにいたら良いのにって思っちゃうんだけどさ。
ワタシ、古いからどっちか選ぶんだ、きゃー!くらいにしか思っていなかったよ。
ホント古くさいよ、ワタシ。←そんなに責めるなw

なんて素晴らしい最終回なんでしょう。
素晴らしい着地点だと思う。
結婚生活もそれなりに幸せだった。
いんや・・・すごく幸せに感じる人もいる。
それを体験できたのは澪にとって意味あることだった。
それでも・・・生きたいように生きるを決断したのは”思い切った”選択ではなく、澪にとっては自然な流れだったんだよね。
どの道を選んでも否定しないのがこのドラマの良いところ。
それで澪が少し後悔してもそれはそれで仕方ないし。
澪はもう空気を読んで男に騙されるなんてことはしないと思うんだよね。
妖術『ひらきなおり』を身につけたわけだしさ。





土曜の夜にB級のエンタメドラマを見られる幸せなんて思っていたけれど、ほんのり泣けたなぁ。
全然、B級ではなかったよ、このドラマ。
小芝風花ちゃんはコメディエンヌとしてもやっていけるけど、人情モノもできるよねw
まっすぐな声が心地良いよ。
そう、興奮しても金切り声を張り上げるのではなく、クリアな声がスッと入ってくるんだよね。

あんなに一癖も二癖もある妖怪役者(!)を相手に、主人公の初々しさとひたむきさを清々しく演じて、なおかつ白目むいて、ほんでもって最後に成長して、視聴者を泣かせるんだぜ。
とんでもねーよ。
彼女がヒロインということで成長物語であることはわかるんだけど、いや・・・ホント、役者さんとしてもどんどん成長している。
今度は是非ともミステリアスな役とか思いっきり悪役とか・・・そんな小芝さんを見てみたいもんです。
妖怪役者の方々は・・・厳しいことを言うと毎熊克哉さんだけはもっともっと頑張れ!!!って思っちゃいましたw
いや、頑張っているんだよ、でも周りがスゴすぎない?
松本まりかちゃんは可愛いし、大好きな大倉孝二はもちろん。池谷のぶえさんには癒やされる!
池谷さん・・・ホントに素晴らしい!
峯村リエさんとの2ショットも楽しかったわ。

この前のドラマは「M」だったんだよねぇ。
振り幅すげーな。
次は田中圭だけど・・・とりあえず眼帯している人がいないかを確かめたいと思います!



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CAST
目黒澪(小芝風花)
お岩さん/四谷伊和(松本まりか)
酒呑童子/酒井涼(毎熊克哉)
座敷童子/和良部詩子(池谷のぶえ)
山中美雪(内藤理沙)
柳沙羅(宮本茉由)
水岡譲(味方良介)
原島響人(大東駿介)
ぬらりひょん/沼田飛世(大倉孝二)
ゲスト
峯村リエ、藤井美菜 ほか

コメント

  1. TOSHIKO より:

    こんにちは

    見続けたドラマが、最終回で満足するかがっかりなのかの差は大きいですよね
    実はTarotaroさんのレポートを読んで、最終回を視聴しなかったドラマも数々あります(笑)
    今回はうまく完結した素晴らしい最終回だったと思います

    小芝風花さんは、前作『美食探偵 明智五郎』より
    主役という立場からも役柄からも、断然いい演技でした(角も似合ってた)
    まだ二十代前半だからしばらくはこんな感じの若々しさで全力投球して
    徐々に大人な女優にスライドしてほしい
    (Wikiを見ましたら、この年代の芸能人は、細かいことも記録されがちで情報量が膨大になりますね  順調に上書きされていってほしいです)

    毎熊さんは、宍戸開に見えて仕方なかったです 年齢が違いすぎるんですけど

    あと、天狗に差し出した妖怪の宝物が微妙にずれているような・・・
    これはこれで面白いかもです

    • tarotaro tarotaro より:

      TOSHIKOさん、コメントありがとうございます。

      最終回でそのドラマの印象が変わって行いくのはありますよねぇ。
      やっぱり有終の美とか終わりよければすべてよしとか・・ホント、うまく言います。
      今のところ、このクールで一番綺麗に終わったのがこのドラマだったと思います!

      小芝さん、「トクサツガガガ」もすごく良かったので、クセのあるドラマにピッタリなのかもしれません。
      「美食探偵」は彼女でなければウザい苺ちゃんになっていたかもしれませんが、コチラの役のほうが魅力的に見えましたねぇ。
      彼女の場合、事務所がいろいろ大変そうなので、抜けた人の穴を埋めるように、ガンガンガンガン仕事を押しつけるようなことをせず、大切に育てて欲しいです。
      もしくは・・・・移籍しちゃったらって思います(苦笑)←勝手な意見
      毎熊さんはNHKのドラマを見ていてもいまいち個性に欠けるかなと。
      上手いとも思えないとこもあって。
      雰囲気はあるんだと思うんですけど・・・。

      天狗に差し出した妖怪の宝物。
      すごく面白かったのですが、天狗様はあれ貰って嬉しいんでしょうかw
      妖怪達の本気度を示す行為だったんですかねw

  2. なな より:

    小芝風花ちゃん、良かったですよねえ。
    妖怪になっちゃだめなのかなあ?姿が気に入らない風になったり自在に変化出来ないと
    ぬらぴょんたちみたいに生活できないから無理かなあと思ってました。
    それか妖怪たちとずっと一緒にいられるから
    ユズと結婚して!と(笑)

    風花ちゃん、最後に自分らしくなれたときの笑顔がちょっと生意気な感じで今までとは
    全然違って。そういう表情の演じ分けが出来てて すごいなと思いました。
    大倉さんや池谷さんに負けずに演じてて。
    まりかちゃんは なんていうか普通だったら
    やり過ぎになっちゃうようなかわいい台詞やしぐさがとっても自然で可愛すぎで。
    大好きな池谷さんは座敷わらしが似合ってるし 美味しいご飯て人も妖怪も幸せにするんだなあって思ったし。
    そして、こちらも大好きな大倉さんが安定の
    良い味出してるし。主役の邪魔しないで
    自分の味を出せるってすごいなと思ったり

    毎熊さんは悪くないけど もっと自分の味が出せるようになるといいな。
    最後に妖怪たちがふっと消えてしまったから
    普通は人間が出会う存在じゃないのかなと
    ちょっぴり寂しかったです。私も妖怪シェアハウスに住んでみたい。わらしさんの美味しいご飯、ぬらぴょんのカレー食べてみたいです。(笑)

    • tarotaro tarotaro より:

      ななさん。コメントありがとうございます。

      小芝さんは上手ですよね~。
      オスカーでごり押しされなかったのが幸いしているのかもしれません。
      最後、別れがくるシェアハウスは出ていくとは思っていたんですが、成長しましたね。
      成長物語だとは思っていましたが、めっちゃ成長しましたよね。
      可愛いし声は透き通っているし完璧でした!
      松本さんは声に特徴があって可愛いんだけどあざとい役が多かったですが、お岩さんは良いですね~。
      池谷さんの微妙な着物の丈とか歌とか、大倉さんのカレー!ワタシも食べて見たいです。
      毎熊さんはあのメンバーに囲まれるとパンチが足りないですよね。
      男前キャラになってましたが・・・突出した男前でもないです・・・。
      すっごい悪役似合いそうなんですけど。

      シェアハウスはいつでも澪が帰ってこれる場所であってほしいです。
      澪の実家みたいな感じでw