「VIVANT」 最終話 ネタバレ 感想~日本とバルカの距離感がわからない

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あの日見た、夢の終わりに…

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ベキ(役所広司)は憂助(堺雅人)が別班の任務でテントに潜入していたことを知っていた。
仲間の別班を簡単に裏切るヤツは信用出来ない。
早い段階で別班の仲間が生きていることもベキはわかっていた。

別班の任務は日本に脅威を向けるものを排除することだ。
「私を殺すつもりだったのか」
「はい
我が日本に危険を及ぼすなら」
本来はノコル(二宮和也)の拘束だったが、アリもテントのことは吐かなかった。
ノコルを拘束をしても吐かないだろうと思った。
そんな時にジャミーンがベキの写真をみて微笑んだ。
「お父さんみたいな人」
ベキを慕っているのがわかった
「もしかしたら私の父は心根の優しい人ではないか」
テントの重要な側面を実態をするために司令官・櫻井(キムラ緑子)に潜入を提案した。

仲間の4人を殺すふりをした。
野崎(阿部寛)託した。
野崎に仕込まれた発信器を入切してあの現場に野崎を引きつけた。
ノコルから送られてきた座標を櫻井に渡して、櫻井は野崎に座標を送る。
その座標を見て4人が瀕死の現場にたどり着く。
うまく急所は外していることに気付いた野崎だが、乃木を守るため棺桶を用意し日本に運んだ。

「黒須はどんなに酷い目に合わせても仲間の為に口を割らない。
日本を守る。
だから生かす価値があると思った」
とベキ
「殺されるかもしれないんですよ!」
ノコル
「息子に命を奪われるなら本望だ。」
とベキ
「テントの内情がわかったのだから、憂助も別班として力を貸してくれるだろう
どうだ憂助」
「我々の任務は日本を守ること」
潤沢な資源があれば報酬のためにテロを起こすことはない。
つまり日本も攻撃されない。
黒須の知識はこの事業の力になる。
ベキは黒須にも協力を仰ぐ。

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政府に呼び出されたノコルたち。
バルカのワニズ外務大臣と日本の西岡英子(檀れい)外務大臣がいた。
エネルギー事業は日本の会社・オリベ化学の蘇我
日本の経産省も積極的に協力する。
この事業の利益の25%だけ欲しいとかなりの歩み寄りを見せた。
その代わりフローライトを日本に優先的に売却することが条件。

予想以上の歩み寄りにワニズはかなり前から内通者と繋がっていたと気付く乃木。
bluewalkerがゴビの秘書・ジャンが情報を流していたと突き止める。
ゴビが反省を口にするが、内通者がわかって良かったと調印へ。
調印が済むとゴビはバルカに掘削権利を売却した
「彼らとともにフローライト開発をする。」
ゴビが寝返った
ワニズは大笑いし、調印を翻す提案をするも西岡大臣は固まったままだ。

調印の5日前にゴビが内通者だということを突き止めていた乃木憂助ら。
ジャンはゴビに使われていただけ。
調印のあとにゴビが寝返れば政府側が過半数を超える
そうなれば政府の思うままになる
調印しなければ圧力をかけられ、採掘権は奪われてしまう。
土下座するノコル
「お前だけが苦しむ必要はない
私たちもみんな騙された
これからはお前がこの国をひっぱっていくんだ。」
3年前からゴビ、エイン、ワニズはグルだった
ゴビはわざと秘書が内通者だとバレるようにし、乃木らを安心させようとした。
採掘権を失わないためには日本側(西岡とオリベ化学)を引き寄せるしかない
その方法が一つある。
涙ながらに訴える乃木憂助
「それはお父さん。
あなたに会うまで本当は不安でいっぱいでした。
僕のことを覚えてくれているだろうか?
会っても何も感じないんじゃ無いだろうか
僕のこと愛してくれないんじゃないか。」
しかしずっと探していてくれた。
そんな父親を息子としてそんな父を心から尊敬し誇りに思う
「ですが。
罪のない多くの人を傷つけてきたのは事実です
お父さんにはいつか罪を償って貰いたいと思っていました。」
「お父さんは最初からそのおつもりだ。」
とノコル
「野崎だな?
野崎なら日本を引き入れられるのか?
ようやく罪を償う時がきた」
ベキは野崎と会うことにした。

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野崎との会談。
ベキはバトラカ(林泰文)ピヨ(吉原光夫)と罪を認めた。
しかしノコルは手を下していないと説明。
野崎は全て受け入れた。

野崎は西岡大臣をマークをしていた。
西岡がワニズに大金を渡しているところ動画に撮っていた。
裏金を渡していたのだ。
乃木と野崎は西岡大臣に会いに行く。
日本の国益のため汚れ役も引き受けた
フローライトの調達で中国から遅れをとっている。
ゴビとワニズはそこをついてきた。
そして裏金を要求。
政府の判断で裏金を渡した。
バルカ政府につけば、この先ずっと裏金を要求される。
「見極めろ!」

調印日
野崎やチンギスらも乱入するが、余裕綽々のワニズ。
しかし西岡大臣はバルカの政府案に反対した。
そしてテント最高指導者・ノゴーン・ベキやってきた。
「また血を流す気か!
あの紛争からもう19年だ
この国は一体何を手にした」
ベキはワニズらを糾弾。
苦しむ民に手を差し伸べなかった。
金を持つ物だけを優遇した。
神様は一つではない。
宗教の違いを超えて結婚もする日本には考えを違う相手を尊重する美徳がある

チンギスは法務大臣からワニズ逮捕の許可を得ていた。
チンギスもまたテントが作った孤児院で育っていた。

野崎がベキを逮捕。
ベキはテントを解体する。
その裏で、日本のモニターを特定するべく乃木と黒須とブルーウォーカー。
テント解体は3日後に世界中のモニターに知らされた。
そんな中、ベキに逃げられてしまう野崎。
日本のモニターが公安の新庄浩太郎(竜星涼)だとわかる。

乃木はノコルを追求。
「やはり最終目的は日本なのか!
答えろ!」
「寂しいことだよ
この40年お父さんは明美さんの最後のあの言葉が消えることはなかった」

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乃木はベキ個人の復讐で日本にやってきたと察する。
日本に飛ぶ乃木。
ホントにあっという間に日本について。
あっという間にベキの復讐相手・上原副長官(橋爪功)宅にやってきた乃木。
ベキらは上原に銃を向け、乃木はベキに銃を向けた
上原は個人的にベキ(乃木卓)をバルカに潜入させた。
憂助は国際問題に発展するから乃木一家を助けなかったと思っていたがベキは独断で指示した潜入に失敗したら、自分のキャリアに傷が付く。
「お前は自分のキャリアのため
私たちい家族を見捨てた。
こんなヤツを許せるか?憂助」
「許せない
ですが日本の重責を担う方を殺させない」
「違う。明美の最後の言葉は”復讐して”だった」
憂助は父を撃った。
その後、ベキらの拳銃に銃弾が入っていなかったことをしる。
ノコルに電話をする
”憂助は必ず私を負ってくる
私を殺さなければいけない立場だ。
任務のため大義のため
父親の命より国を守ることを優先する
憂助が私を殺すなら日本もまだまだ見所がるということだ
憂助に止められるなら、明美も許してくれるだろう”
とノコルに伝えていたベキ
「お父さんは憂助に撃たれて幸せだったはずだ
ありがとう。
兄さん
最後は苦しまなかったか?」
「ああ。」
「墓はバルカに立てていいか
「花を手向けるのはまだ先にするよ。」

野崎は乃木卓が心中したように処理した。
上原は別班を初めてみたが、別班には反対の立場だった。
野崎はそんな上原を窘める。

乃木憂助は柚木薫(二階堂ふみ)、ジャミーンと再開し抱き合う。

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言いたいことは全てベキに言わせてたなぁ。
役所さんの演技力ですごい説得力に感じた。
しかし・・・なんだかスッキリしない。
バルカの子供達の為にテロをしていたことも。
公安の野崎もそれを知りながらベキを見逃したってこと?
ベキたち、死んでないよね?
バルカに戻るの?
ノコルだけはそれを知らないから・・・あんな会話になったと思うんだけど。

盛り上げるためには仕方ないけど、公安の野崎さんがめっちゃ察しが良いときと(スネイプ先生であそこまでたどり着くかね?)、ベキに逃げられたり、部下の新庄がモニターであることに気付かなかったり。
新庄は国外逃亡できたんでしょうか?
モニターは新庄だったって言われただけでは納得できねーよw
しかし新庄は公安にしてはどんくさかったよね。
ウイルスメール開いちゃう最後ってなによw
危機感なさすぎ。
そして公安になるなら身体検査は行われるはずなのに、まさかテロ組織に傾倒するとか。
ね(苦笑)

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別班の司令官も、乃木憂助の過去はわからないようにすると言いながら、公安に全ての経歴がバレたことがあったのに。
今日は乃木卓の経歴を全て手に入れた。
どうなってんだろ(苦笑)
別班ってやっぱりすごいの?

ってかそんな別班も逮捕しない公安。
拳銃を持っている時点で逮捕できるはずなのに。
日本は公安と別班に守られた国なのか・・・?

だけど今日一番驚いたのは日本とバルカの距離よ。
ワープしたかのように橋爪功さん宅に向かった乃木が信じられない。
めっちゃ近所やん。
東京-大阪間より近いんじゃね?
そしてバルカはなぜ日本にこだわるのか?
ワニズはなんで日本語が喋れるのか?
調印という大切な契約をするのに、なぜバルカの母国語を使わないのか。
ま、そりゃ日本のドラマだからだろうけれども(苦笑)

TBSの盛り上げ方はすごかったなぁ。
キャストもお金のかけかたとすごかったしね。
最後の最後に橋爪功さんっていうビッグネーム。
今日は橋爪さんのお誕生日。
おめでとうございますw
いや、橋爪さんだって、もう少し出ていても良かったんじゃない?

ストーリー的にはどうだろう。
最終回、エンタメとして楽しめたかどうかは正直微妙。
でも続編もありそうな終わり方でしたね。
小日向さんは不倫して薬物中毒な人だったけど、続編の構想があるなら出てくるかもねぇ。
続編があるなら竜星涼もモニターとして活動するかも。
あらたなテロ組織とか?

続編は・・・やめたほうが良いと思うけど、この力の入れよう。
あるかもね。続編。
別班は結婚できるのかな?
最後は柚木先生とジャミーンで抱き合ったけど・・・。
ジャミーンはバルカに帰るんでしょ?
柚木は日本にずっといるんでしょうか?
延長したわりにはあんまりスッキリしない最終回だったが、続編の予感もあり。
ま、あれだけのキャストを揃えてスケジュールを押さえるのは時間がかかるだろうから、続編があったとしてもまだ先の話よね。

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キャスト
乃木憂助(堺雅人)
野崎守(阿部寛)
柚木薫(二階堂ふみ)
新庄浩太郎(竜星涼)
山本巧(迫田孝也)
太田梨歩(飯沼愛)
アリ(山中崇)
ワニズ(河内大和)
ゴビ(馬場徹)
チンギス(Barslkhagva Batbold)
アディエル(Tsaschikher Khatanzorig)
ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)
河合幸二(渡辺邦斗)
水上 了(古屋呂敏)
鈴木 祥(内野謙太)
ドラム(富栄ドラム)
ドラム・声(林原めぐみ)
乃木憂助・高校生(櫻井海音)
サム(Martin Starr)
アル=ザイール(Erkhembayar Ganbold)
イリア・サイハン(真凛)
三井鈴(水谷果穂)
乃木寛道(井上順)
乃木卓(林遣都)
乃木明美(高梨臨)
バトラカ(林泰文)
ピヨ(吉原光夫)
マタ(内村遥)
シチ(井上肇)
宇佐美哲也(市川猿弥)
高田明敏(市川笑三郎)
和田貢(平山祐介)
廣瀬瑞稀(珠城りょう)
熊谷一輝(西山潤)
西岡英子(檀れい)
東条翔太(濱田岳)
佐野雄太郎(坂東彌十郎)
原 智彦(橋本さとし)
長野利彦(小日向文世)
櫻井里美(キムラ緑子)
黒須駿(松坂桃李)
ノコル(二宮和也)
ノゴーン・ベキ(役所広司)

コメント

  1. わたしはまま より:

    「また地を流す気か!」の地は、もしかして血。なのでは…

  2. kokokaka より:

    お久しぶりです。
    VIVANTずっと熱く見ていました 笑
    ひとつ分からないのは、ベキら3人が上原副長官を襲った際になぜ3人とも銃に弾を入れなかったのでましょうか?
    あれだけ積年の恨みがありながら死の直前の恐怖を与えるだけ?なんか後になって弾は入っていなかった→ベキはやっぱり良い人みたいな流れにしたいのかも知れませんが、明確な理由が分かりません。
    どう思いますか?

    • tarotaro tarotaro より:

      kokokakaさん、コメントありがとうございます。

      なんで弾を入れなかったか・・・。
      息子に止めて欲しかったんですかね。
      そんな台詞を役所さんが言ってませんでしたっけ?
      もはやうろ覚えですけどw
      ベキもだけど、主人公もこれまで何人も人を殺していますし、善人はどこにいたのか。
      二階堂ふみだけ??
      ジャミーンの良い人発見センサーも疑わしいですよね~。