「天国と地獄~サイコな2人~」 最終回 ネタバレ感想~離れられない2人

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『遺言〜アイノカタチ 魂逆転の果て・・・サヨナラの決断』

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日高(高橋一生)は全ての犯行は自分一人の単独犯だと供述してしまう。
河原(北村一輝)は日高が主犯ではないということに気づきながらも、日高の供述を聞いていた。
彩子(綾瀬はるか)は自分を守る為にその供述をしているのだと感じ、東(迫田孝也)が主犯の証拠を掴もうと奔走。
河原は彩子の部屋から日高の手袋などの証拠品を押収した。
彩子が警察の内通者で日高を隠匿しているのだろうと追求。
しかし日高は河原と同じように彩子の部屋に忍び込んで証拠品を隠したと供述。
河原があの手この手で彩子のことを追求するも日高は落ちない。

鍵になるSDカードは陸が持っていた。
陸は日高が彩子を守るためにSDカードは持っていないと彩子に伝えた。
東朔也の遺体は日高の継父が身元引受人となった。
ずっと東に付き添っていた陸は、東が日高を守って死んでいこうとしていることを思い出す。
陸は鹿児島県警にSDカードを提出した。



供述調書にサインをした日高。
しかし河原は部下に調べさせた東朔也の人生を読み上げる。
東朔也の父は友人・田所(連続殺人の被害者)の借金の保証人になり父と東京に夜逃げ。
高校卒業後、遊興機器メーカーに就職するも、四方(連続殺人の被害者)のパワハラでうつ病を発症し解雇
安定した職を奪われた。
5年前、久米(3人目の被害者濡れ衣を着せられ不当に解雇
東朔也は人としての尊厳を奪われ父は認知症を発症
その父の死後、今度は自らが余命半年と告げられる
「最後はやり直す時間すら奪われたサイコパスのお前はお兄ちゃんにその死をプレゼントして回った?
じゃあ なぜ また奪う?
この殺人はお兄ちゃんの声じゃないのか?
立場の弱い人間がいかにたやすく奪われ続けるか。
そして立場の強い奴らも最後は こういうふうに自らが奪われることにもなる
そんなことが言いたかったんじゃないのか?」
やってることは人殺で聞くに堪えない声
「お前にその声を奪う正義はあるのか?
たかが女一人のために」
「ありますね。
あの人を守ることは私を守ることですから。
自分を守るのに理由なんていらない」
そこに彩子が飛び込んだ。



「東朔也の犯行を裏付ける新たな証拠が見つかりました」
このまま送致を完了すれば警察は冤罪を作り出すことになる。
日高は犯人ではないその証拠があると。
あとは頼むと河原が取調室をでた。
彩子は被害者・田所さんの家の防犯カメラから盗まれたSDカードに残されていた映像を見せた。
そこには犯行状況、動機、殺害方法など東朔也の自白が残されていた。
殺害方法などが詳しく1時間も告白していた。
それでも殺人は自分がやったのだと日高は譲らない。
「あなたがやったのは死体の損壊だけ
しかも東は 半ば脅迫に近い形で計画に巻き込んだと言っています」
「これは私が兄に頼んだんです。
こういう告白を残してくれって」
「へえ~
そんな告白残してくれって頼んでおいて今度は自分がやったって告白してるわけですか。
その理由は?」
「気が変わったんです」
彩子は10歳のとき学校で濡れ衣を着せられ警察官になろうと決心した。
「誰かが濡れ衣を着ていくのを見過ごしていいと思う?
もしこれを見て見ぬふりをしたら、その瞬間私は私の正義をなくす。
もう警察官をやるべきではないと自分で自分に引導を渡すことになる。
警察官は続けられない。
同じなのよ。
どっちだってやめることになる。
したでしょ?この話。
頭いいくせにどうしてそんなことも分かんないかなあ。
あなたは私だったくせにどうしてよ?
私に私の正義を守らせて私を守りたいと思うなら、あなたは私のために本当のことを言うべきでしょう!」




「日高陽斗
やったのはあなたじゃありませんね?
違うわね?」
「はい」
事件がほぼ解決した。
陸は鹿児島から帰ってきた。
SDカードの映像を送ったのは陸だと確信していた彩子だが、陸はそれを否定。
陸は彩子を抱きしめ、ナッツは駅の向こうのスーパーの法が安いからそっちで買ってと伝える。
「明日の夜はナッツでハイボール!」
と言うと陸も笑った。
しかし陸は二度と帰ってこなかった。
事件被疑者死亡ではあるが東朔也が3件の殺人容疑で処理された。
日高陽斗は証拠隠滅2件、死体損壊 2件の容疑等で計3年の実刑判決。
芋づる式に3年前の一ノ瀬さん殺しで十和田元も被疑者死亡で送致。
彩子と八巻は警察学校へ異動
警察学校の日々は彩子の肌に合っていた。
2023年、入れ替わっていた時の日高と彩子は”空集合”だったのだと思う。
出所したはずの日高からの連絡もなく月日は過ぎた。
ある日、日高にあの歩道橋に呼び出された。
日高に手渡された紙袋には凶器が入っていた。
母の形見である。
父が警察にお願いして返して貰った。
あの入れ替わりは母の願いだった気がすると話す日高。
「際限なく間違っていく息子二人を何とかしてくれって母があなたに頼んだんじゃないかって思ったんです
ちゃんとあるべき姿に戻してくれって。
入れ替わったのがあなたでよかったです
だから 本当にありがとうございました。」
「私はありがとうとまでは言えないけど
でもあなたでよかった」
形見は兄の墓に入れるらしい。
「さようなら」
しかし形見が光り・・・二人は入れ替わったようだ。
「とりあえず今、お勤めどちらですか?」



ワタシは日高のお母さんが入れ替わりをさせたとまでは思いもよらなかったけれど、彩子が日高を止めるために入れ替わったんだなぁって思ったよ。
ここまでずっとワタシの勘は外れまくっていたけれど、母の願いだったとしたら、ストンと腑に落ちた。
「さよなら」って言っても離れられない二人って事よね。
最後は、母ちゃんのイタズラなのか、はたまた母ちゃんの願いなのかw
冷静に「とりあえず今、お勤めどちらですか?」と言う日高が素敵w

まぁ、入れ替わりエンドって無くも無いかなと思っていたけれどw
あれは脚本家さんの意向なのか。
それとも制作者側がなんとしても一回くらいSPドラマを!!と懇願したのか?
どちらでしょうね~。

八巻は最後まで可愛いかったよ。
少し疑ったこともあったけれど、溝端淳平は国民の後輩だよ。
どんくさくてイライラもするけど、もう仕方ないなぁって思っちゃうよw

そして陸な!
SDカードを捨てようとしたのは日高への嫉妬ではなくて、日高の彩子を守ろうとしている気持ちを尊重しようとしたのかな。
同じ女性を好きになった者同士。
陸は彩子が日高のことを好きなのだと身を引いたのか。←林泰文さんも気づいていた!
師匠が人殺しをしていなければ!って思っていたけれど、そこはもう仕方ない。
無理矢理ハッピーエンドにされるよりずっと良かったよ。





北村一輝さんね。
北村一輝さん・・・やっぱり悪いの?って最後まで信じられなかったよ~。
まぁ、仕事のやり方は汚いんだよなぁ。
だから・・・もう少し・・。
野間口さんも良かったし、木場勝己さんも良かったし~。キリが無いかw

演技も上手くて格好良い高橋一生だけど、坊主のヅラは中途半端だったからか、全く似合って無かったなw
そして綾瀬はるかちゃんも、ホントになんて美しいんでしょうか。
肌はつるつるだし、アクションもキレキレだし。
刑事役も似合うんだなぁ。
いろんな綾瀬はるかがみたいなぁ。
この脚本も秀逸だったと思うんだけど、主演二人がそれに負けじとホントに素晴らしかったよ。
続き・・・見たい気もするけれど、変な回想再編集ドラマとかはやめて欲しいなw



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感想はコチラ
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キャスト
望月彩子(綾瀬はるか)
日高陽斗(高橋一生)
渡辺 陸(柄本佑)
八巻英雄(溝端淳平)
五木樹里(中村ゆり)
日高優菜(岸井ゆきの)
湯浅和男(迫田孝也)
新田将吾(林泰文)
五十嵐公平(野間口徹)
十久河広明(吉見一豊)
幅健太郎(谷恭輔)
富樫義貴(馬場徹)
日高満(木場勝己)
河原三雄(北村一輝) ほか

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