「日本沈没」第7話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～アメリカと中国を天秤にかけて大失敗

希望のひと～『命をかけた駆け引き』

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小松左京「日本沈没」

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田所博士（香川照之）を陥れたのは長沼周也（杉本哲太）。
東山総理（仲村トオル）の手となり足となりやってきたと自負していたのに、最近、総理ったら天海（小栗旬）や常盤紘一（松山ケンイチ）の言うことばかり聞くから、Ｄプランズと手を組んで私腹を肥やして海外にトンズラしようと思っていた。
東京地検にしょっ引かれる長沼。
娑婆にでてきた田所博士。
すっかり改心した世良徹（國村隼）博士と仲直り？意気投合。
あんなに反対していた自動車会社・社長・生島誠（風間杜夫）もすっかり天海たちを信用し、移民先を委ねる。
生島自動車はアメリカとという総理。
中国とのパイプがあると里城副総理（石橋蓮司）。
天海はどうせならアメリカと中国を天秤にかようと提案。
東山総理のアメリカとの交渉がド下手で、アメリカはまだ締結されていない生島自動車と米国自動車会社の合併を発表。
裏切られた形になった中国は日本沈没を発表し、日本とアメリカを非難する。
生島社長もテレビで自社の行く末を知り驚愕。
最悪な交渉となってしまう。

杉本哲太官房長官の裏切りはサクッと解決。
石橋蓮司と結託してんのかと思ったら、哲太の単独犯。
裏切りの理由は総理に尽くして来たのに、最近冷たいからっていうとんでもない理由。
その総理は総理でアメリカと約束しちゃったんだもん！っていう一国のリーダーとは思えない交渉術。
日本の政治家の交渉力のなさが非力で辛いわ～。
もうちょっとなんとかなんないのか。
ワタシの仲村トオルの無能さに驚くよ。
シュッとしているだけじゃねーか。

ってか、アメリカと日本を天秤にかけようって言いだしたのは小栗旬だしね。
ちゃんとプロットたててくんなきゃ。
政治家が無能なんだから。
一方、香川さんも國村さんもなんだか仲良くなっていつになく平和。
どうしたんだ、博士達。

しかし。。。
アメリカはともかく日本沈没すんのに中国が無傷なわけなくないか？
大陸も多少の影響はでるでしょうに。

どうせなら沈没に関しては他国に伏せて、できる限りの財力でいろんな国のいろんな土地を買いあさって、各地にリトルトーキョーを作るとかダメ？？

日本沈没を認めたくない石橋蓮司さんは戦後頑張ってきたのにと恨み節。
もう全然緊迫感がないんだよなぁ。
こんなに緊迫感もなく、話も進まないのに最終回の放送は2時間3分のSP版になるそうですよ。
大丈夫かいな。

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キャスト
天海啓示（小栗旬）
常盤紘一（松山ケンイチ）
椎名実梨（杏）
相原美鈴（中村アン）
石塚平良（ウエンツ瑛士）
山田愛（与田祐希/乃木坂46）
世良徹（國村隼）
天海佳恵（風吹ジュン）
天海香織（比嘉愛未）
椎名和子（宮崎美子）
生島誠（風間杜夫）
東山栄一（仲村トオル）
長沼周也（杉本哲太）
里城弦（石橋蓮司）
田所雄介（香川照之）
天海衛（吉田鋼太郎/特別出演)
ナレーション（ホラン千秋）