「クロサギ」第2話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～井ノ脇君、今年は粗暴な役が多いな。

契約の罠！カード詐欺の闇を喰う

黒丸/夏原　武（原案）
「クロサギ」シリーズ

山下智久主演

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黒崎（平野紫耀）のアパートに住む老人・天野正二郎（津嘉山正種)が詐欺まがいの契約トラブルに巻き込まれる。
天野さんは誰とも話すことなく孤独を感じ、電話営業に引っかかってしまった。
警察に言うのも恥ずかしい。
契約書を読んだ氷柱（黒島結菜）は法律上どうしようもなく、警察にも被害届をだせないことにもどかしさを感じる。
そっちのシロ詐欺はサクッと手を打っていた黒崎。
天野が食あたりになったネットにさらすと言ったら、金を返金してくれた。
それを訊いた氷柱は金を返して貰えたら納得するわけではないと黒崎を責める。
「金で死んだとしても？」
黒崎は自分の亡くなった家族のこと、そして桂木敏夫(三浦友和)に詐欺師として弟子入りしたときのこと。

「出会わせ屋」の詐欺のほうも手を打っている黒崎。
契約書は黒崎に都合の良いように書かれていたのに、それに気づかない川中幹夫（新納慎也）。
着手金、追加の費用も返ってこないと知り愕然とする川中。

お金は被害者・江本美知留（八木莉可子）に返却した黒崎。
クレジットカードの不正利用について尋ねると、確かに被害にあったとか。
川中は「出会わせ屋」で騙した顧客のクレジットカードを盗み取り、自分で出品したオークションに自分で入札し、クレジットカードを不正利用していた。
振り込まれる口座はバイトを雇い、他人名義の口座を使って詐欺をしていたのだ。
口座を貸していた男を見つけた黒崎は、このままだと逮捕されると脅す。
実際、警察が動いていた。
黒崎に言われたように川中に電話をかけるバイト君。
口座は詐欺に使われた可能性があるから凍結された。
警察も動いている。
でも一人だけバイトをしたいと言っている子がいるので、その子の口座に裏金を入金すれば良いと言って口座番号を教える。
その口座はもちろん黒崎の口座。
振込みが終わったのも見計らって川中に電話をする黒崎。
「ごちそうさまでした。」
すぐに警察が乗り込んできて、川中は逮捕。

黒崎は天野正二郎（津嘉山正種)に取り返したお金を渡す。
ばつの悪い天野。
気にすることはない、詐欺師はマニュアル通りにやっただけで天野さんのことは何も知らない。
天野さんも周りに目を向ければ良い。
アパートの住人達は、氷柱以外は外国人で、天野さんに嫌われていると思い込んでいた。
でも黒崎もアパートの住人たちも、天野さんがアパートの周りを掃除してくれたり、外国人のみんなが苦手なゴミの分別をやり直したりしてくれていることを知っていた。
打ち解ける住民達。

川中を逮捕させたのは間違いだったかもしれない。
と桂木敏夫(三浦友和)が黒崎に言う。
黒崎は神志名(井之脇海)の存在を知る。
あるとき、神志名は黒崎に声をかけ、思いっきり殴る。

黒崎の闇は深い。
氷柱ちゃんの言葉は綺麗事にしか聞こえないわね。
しかし氷柱ちゃんのキャラはこんな感じなのに、なんだかんだでいちゃもんつける人が多いねぇ。
あの朝ドラの後なんで、危惧していました。
しかもこのキャラは反感を買うタイプ。
選んだ役が悪いわ～と思っていたんだよなぁ。

さて詐欺のほうですが。
まず津嘉山さんの詐欺の方は…最後ハートウォーミング。
津嘉山さんにこんなことを言うのも何なんですが、騙された老人役が上手。
騙されたあとの消沈ぶりもなんだけど、騙されている最中が凄かったなぁ。
「上から二番目…ネーミングが良いねぇ」
なんて嬉しそうに。
アパートの住人が外国人になった時点で、寂しかったんだろうねぇ。
これからは分別を教えてあげましょ…ｗ

川中幹夫（新納慎也）の詐欺は…。
まぁ、あれですね。
コミカルでしたねｗ
コナンね（爆）
いちいち腹立つ感じでギャフンってなって良かったけど…あの事務員も完全にアウトやんな。
しかし詐欺をしていたわりには潤ってなかった様子。
その上、クレジットカードの不正利用詐欺についてはホントにアホすぎたなぁ。

で、気になる井ノ脇海君。
いきなり黒崎を殴りかかりましたが…
それは井ノ脇くんが逮捕される案件ではないか。
井ノ脇くんは黒崎を捕まえるより前に、シロサギを捕まえてくれよ！って思っちゃうのが人情。
いえ、もちろん、黒崎も悪いんですよ。
井ノ脇くん、今年はなんだか粗暴な役が多いなぁ～。
もっとほんわかした役が見たいなぁ～（爆）

平野紫耀の黒崎は、わりと軽くて可愛いねぇ。
原作の雰囲気とは又違うけど、平野君の魅力は出ていると思います。
そして黒島結菜ちゃんは原作と同じような氷柱を引き出していると思う。

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