「今ここにある危機とぼくの好感度について」 第2話 ネタバレ 感想~ダメ!に心が震える

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変人・澤田教授(池田成志)とともにみのり(鈴木杏)の実家のスナックに向かった神崎真(松坂桃李)。
みのりは論文の改ざんは岸谷教授(辰巳琢郎)の「整えて」という言葉で指示される。
勇気を出して告発したら、新たな逃げ道を見つけてきた
「整えて」はデータの改ざんを意味するのではなく、「机の上を片付けろ」と言う意味だとメールがきたのだ。
みのりの言葉一つ一つにダサい!ウケる!とはしゃぐ澤田教授。
澤田はそのメールを写真に撮り、すぐに学生新聞に掲載された。
理事会では「整えて」メールを否定・・・で、不正もなかったと隠蔽したい。

そんな時、震度4の地震が発生、大学の古い銅像のクビが落ちた。
これ幸いと大学当局は新聞部に活動の休止を通告した。
建物の利用を大学が禁止する以上新聞部の活動も認められなくなる。
新聞部のリーダーはこれをチャンスだと捉えた。
新聞部はコレをネタに大学の欺瞞を激しく糾弾。
デモの様相へ。
室田教授(高橋和也)は会議で、これは大学がしてはいけないことだと理事を糾弾。
普段なら室田だけが文句を言うが、ほかの教授達も賛同した。
大学当局は活動休止通告を撤回。
この潮目の変化に神崎(桃李)は期待した。
神崎が知らないところで不正がでればとっても嬉しい!!



がそんなこともなく・・・・みのりから決起集会の連絡が入る。
論文不正に対する大学当局の対応を糾弾する会がみのりの店で結成されるという。
参加者は学生と支援者の室田教授。
スペシャルゲストに澤田教授。
盛り上がりすぎるくらいの店内。
神崎がきたときにはもう澤田は出来上がっていた。
神崎は頭を抱える。
「神崎君はどうしたいの? 言ってみて。」
「あいつが騒ぎを起こす前になんとかここから連れ出したい。
でも俺がカメラに映るのもまずい。
ここに俺がいるのが理事たちにバレたらさ。
あの人たちに騒ぎを起こさせないようにっていうのが」
「理事たちの命令なんでしょ?」
「あそっか。俺、何か混乱してたわ。
いつの間にかみのりちゃんのために来たような気になってた。
みのりちゃんをあいつから守らなきゃいけないような気がして。
あ~そっか。
俺は当局の犬。 俺は当局の犬。
言いつけに従ってここまで来ただけ。
よし オッケー。」
自分を奮い立たせる神崎。



澤田教授は学生達をはやしたてる。
室田ともちょっと揉める。
守秘義務違反までおかそうとしている澤田。
神崎がその場にやってきた・・・学生達は神崎を撮りまくる。
澤田はなぜか神崎にキック!
鼻血をだして気を失う神崎。
しかもそこには週刊誌の記者がいて、不正を告発した元ポスドクが場末のスナックでバイトしている姿を撮りに来たのだったが。。。。神崎がキックされている写真が掲載された。
神崎はクビを覚悟。
しかし三芳総長(松重豊)は大喜び!←先週泣いていたのに
澤田教授は停職処分。
本調査委員からも外れ、理事たちも大喜び!
結局、不正は隠蔽されてしまった。
帝都大学は困難を乗り越え敵の去る日がやって来た。




みのりは九州に旅立つ。
見送りに行った神崎。
本調査委員は体調回復した上田教授(国広富之)になった。
みのりは本人から聞いていた。
上田教授は泣いていた。
理事たちに買収されたのだ。
「来年の研究予算を倍にしてやるからもう一度 本調査委員をやってほしいって
言われたんだって。
それはつまりやっぱり不正はなかった。
ただのポスドクのミスだったって結論にしてほしいってことだと思うって
泣きながら謝られちゃった。」
みのりは負けを認めていた。
頑張って声を上げて実名と顔をさらしてみたけど、ネットで叩かれ上田教授を病気にさせ、何にも変えられないまま終わった。
「私の完敗。」
「日本の科学研究はどうなるの?」
次の職場は小さい会社だが、ちゃんとした研究室があると笑うみのり。
よかったねと神崎は言うが、
「あんまりいじめないでよ。
分かってる。
あんな偉そうなこと言ってたくせにね。」
そんなに深い意味はなかったと神崎は謝罪。
みのりは礼を言い旅立つ。




「俺みのりちゃんと出会えて本当よかったと思っててさ
今回 本当にいろいろ教えてもらえて、勉強になったっていうか。
同世代で こんな人もいるんだなって、俺は自分だけが かわいいけど
こんなにちゃんといろいろ考えてる人もいるんだなって。
俺も頑張んなきゃなって。
とにかくこの人に会うのに恥ずかしくないようにならなきゃなとか
こんなこと同世代の女の人に思うの初めてでさ。
何て言えばいいかな。」
「私ね、うれしかったよ。
神崎君が”私のために来た気がしてた”って言ってくれた時。
ありがとう じゃあ行くね。」
「また連絡していい?電話とかメールとか。」
「ダメ。」
神崎は何か大事なものを失った気がした。
でも。。。彼女とデートでふわとろオムライスを食べるのだ。



あ~あ。
もう現実的~~!!!
そうだよな。
真実は闇に葬られるのよね。
結局、いろんなものが体制側についちゃうの。
大学の関係者でもない人たちは。グレーだなと思いつつ、そのうち告発したポスドクの存在も忘れてしまう。
ワタシもそうだ。
でもさ、岸谷教授(辰巳琢郎)がノーベル賞を取れる確率は減ったんじゃない?
多分、ないんじゃね?←希望もある!
ポスドクの暴走って処理されたとしても、人望がないのは明らかだしさ。
多分、今まで通りにはいかない。
そう思いたいよね。
第三者委員会ってのが設置されなかったのにも不満。



澤田教授(池田成志)は怪しくて、理事達のスパイか?なんて思っていたけど、ただの賑やかしで引っかき回して終わってしまった。
大学新聞がもっと切り込んでくれるのかしらって思ったけど。それは大人が切り込まないといけないことだしなぁ。

最後の鈴木杏ちゃんの
「これからもメールとかで連絡してもいいかな。」
「ダメ」
が上手すぎて泣けたよ。
生きる場所も何もかも二人は違うし、友達としても無理なんだよ。
いや。違うかな。
神崎は社交辞令も入ってたんじゃないかね。
いや、社交辞令でもないけど、気軽にそういうことを言ってしまうタイプなんだよな。
でもみのりちゃんは違うもんね。
人付き合いも深く考えるタイプ。
ダメな部分も含めてきっと神崎のことは好きなんだよ。
だから・・・ダメなんだよね。
神崎も彼女がいるわけだしさ。
どっからどうみてもバカップルだけど(爆)

神崎も保身ばかりな気がしますが、理事たちよりはくさっちゃいない。
まぁ、そんな名誉もないので。
ただ自然に優しいんだよな
保身はするが、他人にも優しい。
その神崎が・・・ホントに成長する日はくるのか!?
見届けたい!!



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キャスト
神崎真(松坂桃李)
みのり(鈴木杏)
三芳総長(松重豊)
石田課長(渡辺いっけい)
須田理事(國村隼)
鬼頭理事(岩松了)
水田理事(古舘寛治)
岸谷教授(辰巳琢郎)
室田教授(高橋和也)
澤田教授(池田成志)
温水洋一,斉木しげる,安藤玉恵,岩井勇気,坂東龍汰,吉川愛,若林拓也,岡本杏理,吉村卓也,坂西良太,尾関伸次,円地晶子ほか

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