あらすじはコチラ☆
澤田教授（池田成志）と足立准教授（嶋田久作）は神崎（松坂桃李）の幹部を見て、間違いなく蚊に刺されたものだと言う。
そしてサハライエカという外来種蚊ではないかとも。
その蚊には特効薬がない。最悪命を落とす時いてビビる神崎。
次世代博の会場に逃げ出した蚊は堀田教授の研究室から逃げ出したのかもしれない。
しかし堀田教授は次世代博にも関係する教授。
理事会では内部調査の結果、大学から蚊は逃げ出していないと・・・この件をまた隠蔽しようとしているのか？
同じ症状のある鬼頭理事(岩松了)とともに大学で紹介された真（松坂桃李）。
検査医結果は問題なし。
喜ぶ二人だが亀頭理事から
「堀田研究室の水道が壊れてて誤ってサハライエカのボウフラを数十匹流しちゃったって｡」
と聞いてしまった神崎はどうしようもない気持ちになる。
帰り道、新聞部は会場を取材しているとこに遭遇し、立ち入り禁止だからと注意する。
神崎はまた体調不良となり三芳総長（松重豊）の部屋で休む真。
そんな神崎にセカンドオピニオンをして欲しいと総長。
「この組織を信用しない方がいい｡」
都合の悪い真実は隠蔽される。
それを前提に物事を考えなければならない。
とにかく神崎の体が心配だ。
その恐ろしい未知の蚊は増え続けてるのかもしれないし、熱はアレルギー症状かもしれない｡
神崎は取り乱す。
もし蚊アレルギーを起こしてるって結果が出たら癌で死ぬかも知れない。
みんなその可能性がある。
次世代博だって中止になるかもしれない。
その原因がこの大学にあるとしたら・・・。
総長は責任をとるという。
原因たる外来種の蚊がこの大学から出たものだということをこの組織の中で突き止めることができるかどうか・・・。
デートに出掛けた神崎は自分の小指が治っていること、熱も下がっていることに気づく。
大騒ぎすることではなかった。
総長にも報告しようと思っていた矢先、新聞部女子が入院したと聞かされた。
首の後が腫れていた。
熱は39度まで上がっている。
元々体が弱く、大学も奨学金で通っていて長く入院はできない。
何か隠し事をしているように見えた神崎に詰め寄る新聞部。
悲壮感漂う新聞部に何も言えない神崎。
「今は僕も何も言えない｡
確かめないといけないことがある。」
神崎は検査を受けることにした。
もう真実を知りたく無い。
見て見ぬふりをしていたい｡
逃げたい。
しかしその2日後
真は最も向き合いたくない真実と向き合うことになった｡
「蚊のアレルギー」と診断されてしまった。
前の病院の検査結果を見せると、その検査は蚊アレルギーとは何の関係もない検査だった。
皮肉が効いてますな。
もう好感度どころの話ではなくなってきたな。
思いっきり、五輪を皮肉っています。
検疫よりイベント優先の大学。
総長はもう理事たちを信用出来なくなっている。
そりゃそうだ。
しかし・・・系列病院だとしても・・・手を回すってかなり悪質である。
「見て見ぬ振りをしていたい。」
という真の気持ちはわかるが、もしかしたら生きるか死ぬかもわからないアレルギーに罹患した自分からはもう見て見ぬふりもできないし逃げられないのだ。
主人公が逃げられない状況になったとき・・・・好感度はいらなくなるのか？
次世代博が五輪だとして、蚊はコロナ。
ここまでリンクするとは。
総長は「不都合なことは隠される」と。
だからもう内部調査も意味がないし、自浄もでできない。
ラストはみのりちゃんからの電話。
彼女は研究者として未来の為に戦った。
好感度第一でそこまで正義感もない事なかれ主義の神崎が戦えるのか。
神崎のキャラが最後まで効いてる。
この隠蔽と忖度と私利私欲まにれの大学で、神崎はどうするのか。
冒頭の主人公後輩の報道の仕方に腹が立ったけど・・・あながち間違っちゃいなかった。
取材の方法と脚色はどうかと思うが。
最後は冤罪をきせられるのかと思ったけど、かなり重たいテーマが待っていました。
どう着地するんだろうか。
来週はもう最終回。
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感想はコチラ
「今ここにある危機とぼくの好感度について」 第1話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～世界がシンプルになれば良いのに
「今ここにある危機とぼくの好感度について」 第2話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～ダメ！に心が震える
「今ここにある危機とぼくの好感度について」 第3話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～最大の悲劇は悪人の暴挙ではなく善人が沈黙すること
「今ここにある危機とぼくの好感度について」 最終話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～みんな愛のせいね
キャスト
神崎真(松坂桃李)
みのり(鈴木杏)
三芳総長(松重豊)
石田課長(渡辺いっけい)
須田理事(國村隼)
鬼頭理事(岩松了)
水田理事(古舘寛治)
岸谷教授(辰巳琢郎)
室田教授(高橋和也)
澤田教授(池田成志)
温水洋一，斉木しげる，安藤玉恵，岩井勇気，坂東龍汰，吉川愛，若林拓也，岡本杏理，吉村卓也，坂西良太，尾関伸次，円地晶子ほか
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