「Heaven?～ご苦楽レストラン～」最終話（第10話）ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～福士蒼汰が舘ひろしに成長。オーナーは誰？

「さよならロワン・ディシー! 」

原作はコチラ

佐々木倫子「Heaven?～ご苦楽レストラン～」

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オーナー（石原さとみ）は伊賀（福士蒼汰）を手放したくない。
伊賀の母（財前直見）もジンバブエに息子を呼びたい。
「太陽作戦」で伊賀を手元に置きたい二人だが空回り。
とうとう伊賀はジンバブエに行くと言い出した。
しかしなんだかんだで「伊賀くんが必要」と電話を貰い・・・。
伊賀、あっさりお店に復帰。

不動産屋と和菓子店主がやってきて立ち退きを迫る。
良い条件。
オーナーは渋る。
従業員は賛成。
かと思えば、オーナーが賛成に周り、従業員が反対。

オーナーが立ち退き書類にサインをしようとすると、伊賀が
「オーナーでも負けることがあるんですね。」
と囁く。
この場所に踏みとどまることを決めたオーナーだが、フレンチをやめて和菓子カフェになると毎日毎日和菓子を食べる事になる・・。
躊躇するオーナー。

「ロワン・ディシーに大切なことはオーナーと店との距離感です。」
オーナーは客でもなるという矛盾した存在だったがそれが良かった。
しかしその矛盾にオーナーが気づいてしまった。

「この店の役割は終わりました。
わたしたちが店を去るのではなく、私たちが店を去るのね。」
とまたまた立ち退くことを決めた。

店の外に出て、オーナーは従業員に言う。
「みんな今まで本当にありがとう。
本日にてロワン・ディシー解散。」

するとまもなく、店に雷が落ちて火災。
こまった不動産屋と和菓子店主。
オーナーは立ち退き料の1000万円はいらないと言って、その場を立ち去った。

その後、ロワン・ディシーは伊賀の実家で営業を始めた。
伊賀の父がジンバブエから戻ってきたら・・・違う場所で店を開き閉じては働き続けた。

数十年後。
パリ。
やっとオーナーが店に来た。
伊賀は舘ひろしに成長。
オーナーは誰かはわからん。
声も老けていた（苦笑）/strong>
思い浮かぶ人がいるんだけど、名前が出てこないしさｗ
そのうち公式さんが呟いてくれんじゃね？とｗ<

再会シーンに岸部一徳さんがいないのは仕方ないとして、川合（志尊淳）はいないとおかしいべ。
そんなことより笑えたのは、井上順が率いるオーケストラが「スパイダース管弦楽団」くらいか。
いくらおばさんのワタシでもスパイダースは知らない。
でもその小ネタに気づいてしまった。
昭和生まれの証だわ。

ラストの再会シーンはほぼ原作通りだった。
だけどドラマの場合は、オーナーで終わったほうが良かったと思うけどね。
特殊メイクでもしてさ・・・。
伊賀も舘ひろしにするんじゃなくて、そのまま特殊メイクで良かったかも。
舘ひろしにしちゃったことで、オーナーの顔を写せなくなったんだから。

うーん。
初回から最終回まで残念な印象。
漫画の世界観を映像化するのは難しいんだろうねぇ。
面白い漫画だからと安易に映像化しちゃいけないわよ。
コレが限界？
限界・・・なわけないか。
もうちょっと上手くやれたんじゃないかと思うよ。
脚本も演出も。

オーナーが優柔不断過ぎて、視聴者は放ったらかし。
店やめる言うてやめない。
店やめない言うてやめる。
で、結局、やめんのか～～～～～～い”って言う。
しかもずっと伊賀くんをいじめているように見えた。
空気が読めないとかではなくモラハラか？ってくらいにに人の気持ちがわからない。
これは女性オーナーだから？
なんつーか、オーナーはわがままだけど、存在が神！くらいに思えないと、成立しないのよね。
伊賀くんはオーナーを理解していたけれど、ワタシはオーナーの魅力がわかりにくかったなぁ。
ただ美人。食べ方も綺麗。
それで充分なのか？

原作は面白いですよ。
これ・・・NHKならもうちょっと上手くやったかも？って思っちゃうな。

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主題歌:「真夏の夜の匂いがする」あいみょん