「エルピス」第4話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～向き合うゴードン、そらすまさみ。敵は鈴木亮平？

希望、あるいは災い-視聴率と再審請求

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恵那（長澤まさみ）がゲリラ的に放送した冤罪事件のた特集ＶＴＲが好評を得る。
第二回の放送は目撃証言を焦点に特集。
この放送の視聴率も上がった。
局長からは第三回の放送も期待される。
恵那はやる気満々だが、松本死刑囚の弁護士の木村（六角精児）から再審請求棄却されたことを伝えられた
「なんで今日？
私たちの番組と何か関係があるんでしょうか？」
「分かりません」

関係なち行って貰えなかったことにショックを受ける恵那。
岸本拓朗(眞栄田郷敦)は「フライデーボンボン」みたいな番組で特集したからって誰が何を怖がるのかと疑問に思う。
恵那は敵はどこにいるか分からないと行っていたことを思い出す。
再審請求棄却で、特集を放送することはできないと考える恵那。
拓郎はこのまま続けたい。
恵那は斎藤正一(鈴木亮平)に相談。
その夜、斎藤は恵那の部屋にやってきた。
再審請求が棄却されたのは特集ＶＴＲの放送にあるはずという恵那に、恵那を中心に世界は回っていないからたまたまではないかと斎藤。
食い下がる恵那、この間家に来た時はとても慌てていた。
特集の放送が出来なくなったことを言うと何も言わずに帰った。
ただ特集の放送をやめさせたかっただけではないかと訊く恵那
「そうだよ」
「理由は何ですか」
「知らないほうが良いかな」
傷つくという斎藤。
それでもまだ恵那は食い下がるも斎藤に抱かれ有耶無耶に
斎藤が部屋を出ると拓郎が恵那の部屋のインターホンを鳴らす。
12年前の被害者・井川晴美の元彼という人間から手紙をＦＡＸで送って貰ったのだ。
斎藤はそのＦＡＸを見て「ガセ」だと言う。
既に5万支払っていた拓郎は落ち込む。

拓郎は村井喬一(岡部たかし)にもそのFAXを見せるが「ガセ」だと言われてしまう。
焼肉を食べながら拓郎は、自分はママにずっと勝ち組だと言われて育ってきたが、本当は何にも勝っていない。
ずっと負け続けているのではないかと。
その話を聞いた村井は拓郎を屋上に誘う。
そこから拓郎の母校が見える。
拓郎が在籍した時、イジメ事件があった。
拓郎はどの立場にいたのかと訊く村井
「気づいてなかったというか
記憶もあんまり…」
「自分が何に負けてきたのか向き合え
逃げるな！
お前は一生負け続けておわるぞ！」
「僕は…裏切ったヤツです」
友達だったのにいじめられていることを誰にも言えなかった。
自分がいじめられるのが怖くて
ママに言ったがママは学校に報告しなかった。
主犯が学年で一番の有力者の息子だったから。
「僕は負けたんです
決定的に負けて
それからずっと負け続けてる」
主犯の男にこびへつらい、友達を見殺しにしてまで、それをなかったことにしてまで…

拓郎の変化に気づいていない恵那は斎藤が家に来たことを黙っていて欲しいと頼む。
しかし拓郎は恵那を黙殺。
顔つきが変わっている。

再審請求が棄却され…明らかに怪しい鈴木亮平に抱かれ。
恵那…なにやってんのよ。
性欲に負けちゃったよ。
転がされてるよねぇ。
でも最後には鈴木亮平に泡を吹かせてやりたいなぁ。
女をなんだと思ってんだと。
いや、恵那…あんまり良い恋愛をしてこなかったんだろう。

鈴木亮平は「MER」では自分の命を省みずたくさんの人を救い、ヤクザをやらせたらホンマに人殺したんちゃうか？って恐ろしさを漂わせ。
で、今回。
知的だけど自分のことが大好きな男。
命を奪うような恐ろしさとは又違う恐ろしさよねぇ。

ゴードンは髭を蓄えると小澤征悦みたいだったなぁｗ
しかし鼻水ダラダラ流しながら号泣するゴードン。
こんなに演技派だっけ？と驚き。
自分と向き合ってスッキリしたのかと思いきや、吐くんだ。
村井はあんまり悪い人ではないし、ゴードンが自分の若かりし日を思い出させるのか。
まさみは鈴木亮平に溺れて冤罪事件から手を引くかも。
しかしゴードンは向き合うぞ。

そして…でも…多分、上からの圧力がかかるのかな？
今回、局長はノーテンキに放送を許していたけれど、警察の上層部とか、国家権力とか…まだそことの戦いが待っていると思われる。
チェリーさんも心配。
いろんな人の思惑が渦巻くけど、最後には勝ち組になって欲しい。

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