「アトムの童」 第1話 ネタバレ 感想~そこはかとなく漂う池井戸潤的な雰囲気

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老舗玩具メーカーの「アトム玩具」は風前の灯火。
娘の富永海(岸井ゆきの)は銀行員。
上司の小山田賢雄(皆川猿時)から大手IT企業「SAGAS」の社長・興津晃彦(オダギリジョー)がアトムの特許を欲しがっていると聞く。
買収したら社員はそのまま雇用すると言われ、乗り気になった海。
しかし専務の八重樫謙吾(でんでん)や各務英次(塚地武雅)に反対される。

海はネットゲームカフェで安積那由他(山﨑賢人)が昔作ったゲームをしていた。
声がうるさいと注意した那由他が注意する。
海は那由他がプラモデルを作っているだけのくせにと悪態をつくが、那由他はアトム玩具のおもちゃが好きで、海の父・富永繁雄(風間杜夫)を尊敬していた。
海は幼少の頃、大好きだったアトムのおもちゃを思い出す。
そんな時、アトム玩具の工場が火災で全焼してしまう。

新聞でアトムの全焼を知った那由他は工場まで行く。
焼け残った場所に脳梗塞で後遺症のある父(風間杜夫)の車椅子を押している海。
身売りの話をする海だが、父は納得しない。
「こういう時こそへこたれず笑顔で乗り切らなきゃダメだろ!」
這いつくばって会社の看板を探す。
「お父さんってホントにバカだよね。
そりゃお母さんも愛想尽かして出て行くわけだわ。
家庭を壊してまで続けた会社だもんね。
火事くらいで潰したら逆にふざけんなだよ
焼け跡からの再出発なんて大冒険で良いじゃん
私、アトムを継ぎます」

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海は会社を辞めアトムの社長に。
支店長の小山田賢雄(皆川猿時)は融資を約束する。
「SAGAS」が欲しがる特許のあるアトムだから、ゲームを作ろう。
パソコンがあればゲームは作れる。
大手に所属していなくてもゲームを作る人のことを通称「インディー」と呼ぶらしい。
しかし残った社員はでんでんと塚っちゃん!
そこで海は大好きなゲームのバグを探すことにした。
そして「ジョン・ドゥ」を見つける。
それは那由他が作ったゲーム。

ネットカフェでそれを知った那由他だが、海に協力するつもりもない。
那由他の正体を知っている森田 聡(岡部大)はなぜ名乗り出ないのか。
緒方公哉(栁俊太郎)が死んだのは那由他のせいではない
ゲームを作れば良いと進める。
昔、菅生隼人(松下洸平)と緒方公哉(栁俊太郎)とゲームを作っていたアパートの部屋を訪れ、またネットカフェに戻った那由他。
寝てしまった海を起こすも起きない。
海がやっていたゲームを楽しそうに始めラストステージまで進める。
それを見た森田と店員にこのゲームにバグがあるとすればラストステージ。
海に伝えといて欲しいとメモを渡す。

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那由他はアパートの部屋に戻り、バグ報告を心待ちにしていた。
大手IT企業「SAGAS」の社長・興津晃彦(オダギリジョー)がアトム玩具にやってきた。
特許を全力で取りに来る興津社長。
最初は嬉しそうにしていた海、でんでん、塚っちゃん。
しかし強引な興津にイライラ。
そこへやってきた那由他
「相変わらずだなぁ。
6年前と同じ
覚えてませんか
俺は忘れたことないですよ?
ジョン・ドゥって言えばわかりますか
SAGASのゲームはダメ。
ゲームの面白さはアイディアだ!」
「アトムのゲームはジョンドゥが作るんですか。
それは楽しみです。」
出て行く興津。

そのうらで興津はもう一人のジョン・ドゥ、菅生隼人(松下洸平)と手を組みことにした。

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岡部はいろいろ知ってんのね。
山崎賢人と松下洸平、栁俊太郎、ハナコ岡部が同級生には見えませんが、同級生と思うのが自然かしら?
3人目のジョン・ドゥ?だった緒方公哉(栁俊太郎)が死んでいる。
これは自殺?
その原因はオダジョ?アトム玩具の火災もオダジョ?
ここまで「オールドルーキー」より面白かったです(爆)
大手にギャフンと言わせるなら正攻法ではなく、真っ向勝負じゃないく、こんな喧嘩を売らないほうが良いと思うんだけど、やっぱりそこは日曜劇場だから。
ただそこはかとなく漂う池井戸潤の作品ではないのに、池井戸潤っぽさを感じるのが、凶と出るか吉と出るか。
池井戸作品ではない池井戸っぽい日曜劇場は…空回りすることも多いので要注意です。

地上波ドラマで山崎賢人くんを見るのは久しぶり。
上手になったねぇ。
ってか楽しそうにゲームをする顔が美しいわ~。
ヒロインは岸井ゆきのさん。
こういうドラマに岸井さんって珍しい気がする。
でんでんと塚っちゃんとハナコ岡部は芸人枠と呼ぶには自然すぎる?
気になったのは近鉄バッファローズの野球帽をかぶっている塚地さんが、関西弁じゃないこと。
ただ好きなだけなんやw
あんなに美しかった、風間杜夫さんもこんな役が板に付きますよねぇ。
あたふたじたばたする風間杜夫さんが好きです~。

山崎賢人と松下洸平、栁俊太郎、ハナコ岡部が同級生には見えませんがw
そして栁俊太郎の母が戸田菜穂さんだなんて綺麗過ぎないかって思っちゃうけど。

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で、やっぱりオダジョ。
この役は香川照之さんの予定でしたが、オダギリジョーで。
IT社長という役柄なら、年齢的にもオダジョのほうが自然かもしれません。
香川さん比ではなくても声が小さいオダギリジョー。
どんな敵役になるか楽しみ。
ただ…ただ…オダジョの横顔もかっこ良くて、山崎賢人と対峙しても…憎めないw
腹が立たないw
いや、なんならオダジョを応援してしまう!!!!
そんな弊害があります(爆)
どっちかってーとオダジョが好きな世代やん、ワタシ。←知るか!

しかしアトム玩具のソフビ…あんなに焼けちゃって。
あれは宝の山だと思うよ。
ワタシは別にソフビを集めていたわけではないんだけど、その良さとか、価値はなんとなく察します。

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キャスト
安積那由他(山﨑賢人)
菅生隼人(松下洸平)
富永 海(岸井ゆきの)
森田 聡(岡部大/ハナコ)
井手大(馬場徹)
緒方公哉(栁俊太郎)
吉崎誠(六角慎司)
相良晶(玄理)
杉野結衣(飯沼愛)
緒方奏絵(戸田菜穂)
小山田賢雄(皆川猿時)
各務英次(塚地武雅/ドランクドラゴン)
八重樫謙吾(でんでん)
富永繁雄(風間杜夫)
興津晃彦(オダギリジョー)
ナレーション(神田伯山)

コメント

  1. ジョセフィーヌ より:

    こんにちは。

    あまり期待せずに観たんで、案の定序盤はあんまりおもろないなー、と思いましたが後半俄然面白っぽくなってきました。
    そして山崎賢人くんの美形よ。その鼻筋の美しさは富士の裾野か?
    眼福眼福の1時間半でした。
    香川さんよりオダジョのほうがしっくりくる感じです。
    だってまた土下座しちゃいそうじゃん、香川さんだと(笑)
    オダジョ、当たりが柔らかいだけに、どんなえげつないことしたのか楽しみ。

    わたしの世代だと、アトムの子って、山下達郎の曲思い出しちゃう。
    全然違ったし(当たり前)

    • tarotaro tarotaro より:

      ジョセフィーヌさん、コメントありがとうございます。

      どのドラマもそうですが、初回って退屈な場合が多いですよね。
      しかも延長ありきだから、挟み込まれるCMの多さにも…
      後半はやっとテンポがでてきましたね。
      山崎賢人君、美しい顔ですよねぇ。
      月9の吉沢くんもそうですが、吸い込まれそうな目です。

      キャスティングも香川さんだと2クール続いて悪役になっちゃうし…ちょっと既視感が過ぎるので、オダジョで正解かも。
      このドラマとは関係ないですが、香川さん、思いっきり善人で人情味溢れる役へ転換するのも楽しそうなんて思っていたんですが、もう二度と善人の役が回ってこないくらいのスキャンダルになり残念です。

      アトムの子ってそうか山下達郎さん
      映画の主題歌にもなっていましたね。

  2. なお より:

    こんばんは
    見逃し配信で見ました。山﨑賢人なんとなく苦手で見るつもりはなかったのですが‥
    演技上手な人達で、しかも山﨑賢人もすごい上手になってて‥あの頃の(どの頃笑っ)若かりし時の窪塚洋介に見えてきてしまって次週も楽しみに。
    風間杜夫はもう出てくるだけで笑ってしまいます。
    オダギリジョーの役が香川さんじゃなくてよかったです。なんとなくオダギリジョーの方がスマートで合ってます。
    そして松下洸平もこういう嫌な役の方が合ってます。

    • tarotaro tarotaro より:

      なおさん、コメントありがとうございます。

      山崎賢人くん、上手になりましたよねぇ。
      松下洸平はすぐに寝返るんじゃないかと思っているのですが、相関図もわりと何も書かれていないので、情報統制が取られているなぁと。
      あまりシリアスにならないで欲しいですね。
      エンタメ作品として見られたら…。