「100万回 言えばよかった」 第3話 ネタバレ 感想~直木の壮絶な生い立ち

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家族という罠

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悠依(井上真央)は宋夏英(シム・ウンギョン)の診察のあと、少し話をする。
悠依が病院で診察を受けたあと、迎えに来ていた譲(松山ケンイチ)のことを聞く
「夫によく似ていた。
でも夫は韓国人ですし違いますね」
夫は事故で亡くなっていた。
「幽霊かと思っちゃいました!」
と笑う宋。

譲は田島(少路勇介)と一緒に直木(佐藤健)の父・幸彦に聞き込みへ。
直木父は直木との関係が悪く、年の離れた次男が生まれてから尚更距離ができた。
次男は難しい病気だった。
高校の寮に入っていからほとんど連絡をとっていない。
息子と離れてホッとして知る。
行方不明と聞いても、重大な犯罪に関わるとしっても正直関係ないと思っている。
「親子なのにね、こんなふうに考えてしまう」

田島に直木の幽霊のことを打ち明ける。
もちろん信じて貰えない。
悠依は魚住譲(松山ケンイチ)に連絡し、高原涼香(近藤千尋)のマンションの防犯カメラの映像を見せてもらうように頼む。
防犯カメラの映像に尾崎莉桜(香里奈)がうつる
「違う印象だったし名前も代っているけど、彼女は尾崎莉桜(香里奈)さんだと思う」
悠依の美容室にヘアカットに来たのは、事件のことを確かめる為だったのではないかとと言う。
高原涼香が殺される前、頻繁に電話をしていたのが、石岡エステートの営業用電話。
尾崎莉桜は石岡社長の内縁の妻で、美也子と名乗っている。
早速石岡(長谷川初範)を訪ねるが、美也子=莉桜は行方不明だった。
石岡は美也子の本名もしらない。
二人は事実婚で莉桜は相続も放棄。
いつでも自分の自由にさせてくれと言われた
「ですからこのままいなくなったとしても仕方ないと思います」

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直木の母から警察に連絡が入り、悠依と会いたいと言う。
魚住から連絡を受けた悠依は直木が良いと言うなら会いたいと言う。
直木は逡巡する。
家族のことを知ったら、悠依は嫌な思いをする。
それでも会わせるべきか?と魚住に問いかける。
魚住は
「会いに行って貰えますか」
と悠依に伝えた。

悠依と直木の母が会う。
魚住と直木も立ち会う
「今更と思われるでしょうけど
直木の居場所が知りたいんですよ。
どうしても。」
直木には8つ離れた弟・拓海がいる
血液の病気になり、直木は13才までに二度ドナーになってしまう

直木父は、もうこれ以上拓海にドナーになって貰うのはやめようと直木母に話す。
二人は喧嘩になるが、直木は別にドナーになっても良いと言う。
もっともらしいことを言って、父は逃げたいのではないか!
そう言うと直木父は直木を殴った。
虐待が続く。
「お父さんと顔を合わせないようにして
何かあったらお母さんに言って」
「俺、児相に相談するから」
「あなたにはいて貰わないと困る」
里親制度を利用して、家から逃げた直木
直木は母にだけは居場所を教えた。
「拓海は17才の時、また再発して、その時も移植に応じてくれました」
「その時だけ直木さんに連絡したんですか?」
驚く悠依
「直木さんはなくなっているかもしれません。」
「拓海がまた再発したらどうしよう。
違うんです。
違うんです…。」
直木母は逃げるように帰る。

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魚住も仕事に帰る。
悠依は直木が見えないが話し出す
「一方的だけど直接あなたに伝えることができる。
私はあなたのことが好きです。
この世界で一番大好きです
理屈じゃないの
なんだかわからないけど
好きなの一番
ただ好き
あなたがいると見てしまうし
あなたが笑うと笑っちゃうくらい嬉しいし
あなたが苦しいと胸が潰れるくらい悲しい
何回でも言う
私はあなたが好き
あなたじゃないとダメ
あなたがいない世界なんて
もうほんと意味分かんない
私は伝えられるから言う
返事なんかいらない
あなたが大好きです
理由なんかない」

号泣する直木
「ああ。悠依に見えてなくて良かった!」

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直木の家庭…
なんつー両親よ。
最初に話を聞いた父親。
自分に虐待は黙って、直木とはそりが合わないと言い出す。

そして恐ろしいのが母。
弟を生かす道具にだけ直木が欲しい。
自分がいない場所だからこそ、親の本音を垣間見る。
こんな家庭環境だったのに、もし殺されていたとしたらやるせない。

悠依との出会いがどれだけ直木の光になったことか。
なのに…もし荒川良々が犯人だったらどうしよう。←疑っているw
優しくしてくれた恩人って思っているはずなのに

悠依の存在はホントにありがたいね。
「その時だけ直木さんに連絡したんですか?」
呆れたような、怒りがこみ上げてくるような。
そんな表情が秀逸でした。
そして「ただ好き」って言ってくれる。
本来なら、両親は息子に対して「ただ好き」なんじゃないだろうか。
何をやってもすんごい腹立っても理屈じゃない親子の愛情ってあるんじゃないか。
それを与えて貰えなかったのに。
悠依からは与えて貰って良かった。

いや、良くないんだよなぁ。
来週。また遺体発見なんだよ。

前半はインパルスの板倉に、壁のすり抜けを教えて貰ってり、息を吹きかけたり。
わりとコメディだったんだけどなぁ。
しかしその板倉も誰かに乗り移ったことはないという。

最後は魚住に乗り移って天国に行っちゃうのかなぁと思うと辛い。

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主題歌:マカロニえんぴつ「リンジュー・ラヴ」

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キャスト
相馬悠依(井上真央)
鳥野直木(佐藤健)
魚住譲(松山ケンイチ)
宋夏英(シム・ウンギョン)
樋口昌通(板倉俊之/インパルス)
広田勝(春風亭昇太)
広田美貴子(桜一花)
池澤英介(荒川良々)
魚住叶恵(平岩紙)
田島宏一(少路勇介)
村中望海(穂志もえか)
高原涼香(近藤千尋)

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