「透明なゆりかご」第9話 ネタバレ感想~亜美ちゃんの地獄はこれから始まる・・・。

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「透明な子」

原作はコチラ

「透明なゆりかご」沖田×華
あらすじはコチラ→

亜美(根本真陽)は話すことも、食べることもできないでいた。
そんなとき医院で、赤ちゃんが生まれた。
赤ちゃんを見たいという亜美ちゃん。
生まれたばかりの赤ちゃんを見て
「かわいい」
と言い、水を飲むことができた。

外に出たいと言う亜美を連れ出すアオイ(清原果耶)。
そこで
「亜美ちゃんの気持ちが知りたい」
と言う。

亜美に性的暴行をしていたのは継父だった。
「誰でもやっていることだ」
と言っていた。
なのに
「お母さんに言うとお母さんが泣く」
と脅す。

母は被害届を出し渋っていた。
亜美ちゃんを守るため、婦人科医・長谷川(原田夏希)と一緒に警察に被害届を出す決心をした。
長谷川は、由比(瀬戸康史)の元妻だった。



公式ツイッターで「キツい話です。」と告知していたんですよ。
だから見たくないひとは見ないでも良いと。
ホンマにキツい。
キツい話だった。

あのクソ野郎。
いたぶっていたぶっていたぶって消してやりたい。

亜美ちゃんの父が継父だとわかって、ゾッとした。
一番嫌なパターン。
あのクソ野郎は娘が目当てで再婚したのかもしれない。

しかし、母ちゃん。
亜美の本当の父親はDVで、今度はロリコン野郎かよ・・・。
どんだけ見る目がないのよ!
小学生の子供にこんなに心配させて、悔やんでも悔やみきれないだろう。
だけど・・・もう二度と恋はするな!!
亜美ちゃんが巣立って独立するまで結婚なんてしないと思うけど!!



あんな小さい子が内診台に・・・。
アレ、毎年検査で乗りますけど、アラフォーのおばちゃんでさえ、めっちゃ嫌やからな・・・。
それを10歳の子に。
それで、突発的な性暴行か、日常的な性暴行かわかってしまう。

10歳なんて、その意味もわからない。
亜美ちゃんは性教育の本を図書館で見ていたから、もしかして理解したのだろうか。
しかし本当に理解した時に、地獄が始まる。

アオイは、自分を責めた。
亜美ちゃんが性教育の本を見ていたのを知ったのに、わかってあげられなかったと。
しかしあの場面で、そんなことを思いつく人はいない。
それでも相談して貰えなかったのは自分が人の気持ちを理解できないからだと責める。
あのクソ野郎のせいで、アオイまで傷つく

少年少女を性対象としてみるクズ大人。
この世からいなくなってくれれば良い・・・。



今は結婚して子供もいるいとこが6年生のころ暴行未遂にあった。
マンションの自転車置き場で、押し倒されたのだ。
白昼堂々。
そのとき、物音がして、男は逃げたらしい。
高校生か大学生くらいの男だったと言う。
大きい声で叫んでも、その口を手で押さえつけられ。
考えただけでも恐ろしかった。
警察に届けたものの、パトロールを強化することしかできないと言われたらしい。
未遂だけど、犯人は捕まらなかった。
救いは彼女からワタシにその事実を話してくれたことかな。
21歳で結婚したし、良かった。←できちゃってない結婚です。念のため。

亜美ちゃん役は根本真陽ちゃん。
現在放送中の「不惑のスクラム「デイジー・ラック」「弟の夫」などに出演していて、NHK御用達かな?
演技力もたかいし、なによりキレイでかわいい。
こんな役、役でも嫌だと思うんだよね。
ワタシが母親なら断りたい。
今まで、明るく元気な彼女しか見ていなかったので、号泣シーンがささりました・・・。

なんにせよ、キツい。
同じ年代の女性には相手にされないから小さい子に走るのか。
無垢な子どもに興奮する意味がわからない。
人間だけだぜ、こんなことするの。
サルもチンパンジーも大人の雌にしか手を出さないよ。
こういうヤツらは警察に逮捕されても、なんらかの治療を受けなければ、また被害者がでると思う。
性犯罪者の名前も顔も公表し、GPSでも埋め込んで欲しい。
性犯罪は人殺しと同じだ。
なのに人殺しに比べ、ハードルが低いと思っているヤツもいる。
ましてや何もわからない子供を傷つけるヤツは一生をかけて償って欲しい。
いや、オマエの一生なんていらないから消えて欲しいとも思う。



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感想はコチラ
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「透明なゆりかご」第7話 ネタバレ感想~虐待と発達障害
「透明なゆりかご」第8話 ネタバレ感想~悪意のタックル
「透明なゆりかご」第9話 ネタバレ感想~亜美ちゃんの地獄はこれから始まる・・
「透明なゆりかご」最終話(第10話)ネタバレ感想~親のエゴなんかじゃない。
主題歌

CHARA 「せつないもの」

キャスト
青田アオイ…清原果耶
由比朋寛…瀬戸康史
青田史香…酒井若菜
町田真知子…マイコ
町田陽介…葉山奨之
望月紗也子…水川あさみ
榊実江…原田美枝子

コメント

  1. YOYO より:

    こんばんは。
    アオイが気づいてやることができなかった、
    そのことを自責していたけど

    本来なら亜美ちゃんのお母さんが
    気づけよって話。
    アオイ母が、アオイがおかしいとすぐ気付くのと対照的だなと感じてしまった。

    あのお母さん、
    気付いて黙ってるような母親だったり
    あるいは気付いてむしろ嫉妬したりとか
    そこまでのクソ母ではないようですが
    なんだか先が心配です。

    しかし、小学生だし
    訴えて報道にでもなったら
    さすがにそのまま由比で暮らすのは
    難しいかもしれませんよね。

    悪いのはクソ父親なのに
    亜美ちゃんの被害は深く長く続いてしまう。

    やりきれませんね。

    私も小学生の頃、性被害にあいました。
    大学生くらいの男からむりやり
    道で羽交い締めにされて
    キスされそうになったんです。

    なんとか顔をそむけて
    唇ではなく頬にされたのですが、
    それで向こうが逃げ出したのが不幸中の幸いでした。
    周辺に誰もいなかったので
    最悪の展開もなくはなかったと…
    今思えばゾッとします。

    帰宅すると誰もいなかったので
    親友に電話してとにかく話をしましたが
    なんだか震えが止まらなかったのを
    覚えてます。
    あの恐怖ってなんなんでしょうね。

    私はその程度の被害だったので
    親も躊躇なく警察に被害届を出しましたが

    特に亜美ちゃんみたいなケースは
    表面化するのは氷山の一角でしょうね。

    難しいですね、ツレ子あり再婚は。
    子どもって、健気だから親のために我慢して
    とことん傷ついてしまう。

    こんな子がもう出ないようにと思うけど
    今後は再婚家庭は増える一方でしょうし
    女性の社会的立場も向上しないから
    色々難しいでしょうね…

    • tarotaro tarotaro より:

      YOYOさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      ワタシもなぜ亜美ちゃんのお母さんが気づけなかったのか。
      アオイ母はアオイの病気のこともあり過敏に気づけているのかもしれませんが、亜美ちゃんはまだ10歳。
      発達障害という病気があろうとなかろうと、きちんと見てあげるべきだし、ましてやステップアップファミリー、
      再婚した夫と娘の関係には細心の注意を払うべきだと思いました。

      亜美ちゃんママは弱すぎると思いました。
      警察に被害届を出す決意は相当なことだと思うけれど、小学生の亜美ちゃんがあそこまで母に気を遣うようになったのは、母が弱すぎるからではないでしょうか。
      こんなショッキングなニュースがあると、母子はあそこで暮らせないだろうと思いました。
      あのクズ男が、写真や動画などを残していないことを祈ります。

      YOYOさんにもそんな過去があったんですね。
      頭のおかしい男はそこかしこにいる。
      いとこの子と同じような感じです。
      いとこはすぐに警察に被害届を出しましたが、未遂だったからすぐに行動できたのかもしれないですね。
      それでも「いっぱい叫んだのに」と言われ、全く気づかなかった自分を責め、父親もどうしようもなく落ち込んでいました。
      こんな経験は大人でもキツいです。
      それを小学生で・・・。
      YOYOさんもご両親も辛かったですね。
      なぜこんなコトが起きるんでしょうか。

      亜美ちゃんみたいなケースは、表面化しないかもしれないですね。
      亜美ちゃんは小学生でしたが、中学生、高校生の子連れ再婚も難しい。
      親の幸せはあるかと思いますが、再婚って子供が独立してからではダメなんでしょうか。
      再婚しなくても、生きて行ければそれが一番良いですよね・・・。

  2. ふみっこ より:

    tarotaroさん、こんにちは。
    重いお話でしたね。原作を読んでいるのですが、この話はドラマではやらないかな…と思ってたので、よく映像化したな、と驚きました。

    継父、あるいは実父からの性的虐待、かなりあるみたいですね。家庭の中のことなので、問題が表面化してるのも氷山の一角だろうし。
    この手の性暴力で許せないのは、性暴力そのものもですが、誰にも言うな、言ったら✕✕するとかの脅しをかけるところが最悪です。殺すとか写真をばらまくとか、今回ならお母さんが悲しむとか…体も心もズタボロですよね。
    うちの娘が10歳なので、つい感情移入してしまいました。
    由比産婦人科の人たちは、なるべく女性の、限られたスタッフで対応して、先生もわざわざ女性の先生を呼んだり、と配慮あることをしていたのが救いでした。

    • tarotaro tarotaro より:

      ふみっこさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      ドラマのブログによると、この話をぜひとも映像化して欲しいという視聴者・読者の人が多くいたそうです。
      子役の女の子も「無理なら断ってくれても良い」と話し、ご両親と子役ちゃんで話し合った結果、同じ年代の子たちが苦しんでいるニュースを見るので、少しでも役に立ちたいと思って演じたそうです。

      継父、あるいは実父からの性的虐待。
      昔、内田春菊の「ファザーズファッカー」を読んでしまい、すごく怖くなったことがありました。
      昔からあるんでしょうね・・・。
      しかし母親は気づかないものでしょうか。
      家庭内だけでなく、性暴力というのは許せないです。
      そして、今時、その映像を撮影して脅しに使うと言うのも許せない。
      ネットに載せてしまったら、殺されるのと同じです。
      今回の子は今も辛いでしょうが、大人になるにつれ、どんどん地獄を味わうのではないかと思います。
      もちろんトラウマもあると思います。
      そのうち、母親を憎むようになるかもしれません。
      そのときに、あの母親がきちんと対応できるのか・・・心配です。
      できれば、由比産婦人科の人たちは今回のように力になってくれると良いですが、あの病院でさえ嫌な思い出になるかもしれません。
      このドラマは男性に見て欲しいと思います。
      でも男性はチアダンのほうが好きなんだろうなぁと思ったり。