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原作
田亀源五郎/「弟の夫」
小学生の娘を男手ひとつで育てる折口弥一（佐藤隆太）の元に、突然、カナダ人・マイク（把瑠都）が訪ねて来る。
弥一には双子の弟・涼二（佐藤隆太・二役）がいたが、随分前にカナダへ移住し、絶縁状態となっていた。
その弟が亡くなった。
そしてマイクは弟の“夫”、つまり同性婚の相手だった。
しばらく弥一の家に滞在することになったマイク。
弥一はゲイに対する偏見もあった。
しかし一人娘の夏菜はマイクとすぐに仲良くなる。
弥一もマイクのことを良いやつだと認める。
そこへ別れた妻・夏樹（中村ゆり）がやってきた。
二人は罵りあおい、妻は浮気までして別れたが、別れたあとはうまくやっていた。
散歩に出かけたついでにホテルに立ち寄って、やっちゃったりもしていた。
マイクはしばらく日本に滞在する。
勝手にコメディなのかと思っていたよ（苦笑）
なんとなくノスタルジックなドラマでした。
ちょっとハラハラもしたｗ
いくら弟の夫でも他人だし、初めて会った人間を家に泊める勇気はワタシにはない。
合鍵を渡す勇気もない。
しかも娘をその男と一緒に寝かせる勇気はてんでない。
ただ、把瑠都は本当に優しそうで、包容力があって、優しいカナダ人に見えた。
そりゃ、めちゃくちゃ演技が上手いとは言えないけれど、雰囲気は良かったなぁ。
男前だしね。
佐藤隆太は不労所得（家賃収入）があり、主夫生活（妻はいないけれど）。
楽しそうだなぁ。
良いな遺産（笑）
14才のときに弟にカミングアウトされ、それ以来なんとなく弟との距離を感じて生きていた。
娘は素直でまっすぐで、友だちに「カナダ人を見せる」なんて自慢したり、カナダでは同性結婚ができることを友だちに言ったり。
でもやっぱりママがいなくて寂しかったり。
普通の女の子。
妙な共同生活はまだまだ続きそう。
期待していたコメディではなかったけれど、良い雰囲気のドラマでした。
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感想はコチラ
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出演
折口弥一…佐藤隆太
平田夏樹…中村ゆり
夏菜………根本真陽
ユキ………平尾菜々花
一哉………小林喜日
横山先生…大倉孝二
カトやん…野間口徹
マイク……把瑠都
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