「透明なゆりかご」第4話 ネタバレ感想~奇跡は起きない。

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産科危機」

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「透明なゆりかご」沖田×華
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真知子(マイコ)は大学病院で死亡した。
夫の陽介(葉山奨之)は弁護士を伴い、由比医院を訪れ暴れる。
患者も少なくなり、看護師の川井はメンタルが不安定になり、退職した。

1月経ち、訴訟を諦めた陽介。
訴訟をしても勝てないと弁護士が判断したのだろうと婦長(原田美枝子)は言う。
「変な気、起こさないといいけど・・・。」
望月(水川あさみ)が言う。

ある大雨の日、ドラッグストアで雨宿りをしようとしたアオイは、偶然陽介と会う。
家まで送ってもらうアオイ。
自分の両親も頼れず、妻・真知子にはおばあちゃんしかいないため、一人で子育てをしている陽介。
陽介が購入したロープを見つけ、死のうとしているんじゃないかと勘違いするアオイ。

陽介を見送りながら
「死のうとしたことはあったかもね」
と言う、アオイの母。

アオイは妄想をする。
陽介が死のうとした日のことを。
そしてメモ魔の真知子がいろいろな場所にメモが貼ってある・・・妄想を。

医院の壁を塗っているアオイ。
先生(瀬戸康史)も手伝う。



「次、あの子が寝たら死のう・・」
そんな日が陽介に会ったのかもしれない。
なかったかもしれない。
アオイの妄想。
あの場面で二人がかいたメモを見せるアオイは、やはり発達障害なのかな。
母親に突っ込まれていたけれど、相手の気持ちに気づかないとこはあるね。



妻が生きていたら、毎日ハイテンションで頑張ってただろうに。
笑う力もあまりない。
この状況で、一人で子育ては立ちゆかなくなるのではないか。
そこは医院の管轄ではないけれど。
「コウノドリ」なら助かったんだけどなぁ。
コチラはハッピーエンドってわけにはいかないんだよなぁ。
奇跡は起きない!!
最後に、医院にペンキを塗りにこないのもシュール。
そりゃ、行けないよね、陽介も。




「血まみれ分娩室」
川井さん・・・もう産科では働けないと思うけれど、外科も無理そう。
血を見る科は無理・・ってか、看護師にむいてなさそうだな(苦笑)

産科医は大変だ。
出産は大変だ。
命がけなんだもん。
医者は神様ではない。
先週の妊婦(田畑智子)の旦那の虫垂炎の手術と同じ。
防ぐことができない事態に陥ることがある。
陽介のように暴れるのは良くないけど(弁護士がついててあれはない。待合室であれはない。)、ああなっちゃうのもわかる。
でも、美月ちゃんにはパパしかいない。
あんなかわいい赤ちゃん、そんなにいない。
乳児があんなに美人だなんて。驚いたわ。

葉山君は熱演でしたな。
妻に先立たれた男の苦労と、赤ちゃんを育てる苦悩。
すごく繊細なお芝居だったと思います。
そして清原果耶ちゃんも
彼女のナレーション、ホントに好きだわ。

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主題歌

CHARA 「せつないもの」

キャスト
青田アオイ…清原果耶
由比朋寛…瀬戸康史
青田史香…酒井若菜
町田真知子…マイコ
町田陽介…葉山奨之
望月紗也子…水川あさみ
榊実江…原田美枝子

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