『腐女子、うっかりゲイに告る。』第5話ネタバレ感想~ゲイは変態なのか?

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Bohemian Rhapsody

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純(金子大地)は三浦さん(藤野涼子)に全てを打ち明ける。
ゲイであること、だけど普通も捨てられないこと。
三浦さんなら好きになれると思ったこと。

しかしその様子を聞いていた小野(内藤秀一郎)ろ殴り合いになってしまう。
そして翌日。
小野は純がゲイであることを言いふらし、純を変態扱いする。

純を庇う亮平(小越勇輝)。
三浦さんも純を慰める。
しかし着替え中の教室に入ると、「出て行け」と小野に言われる。
”おかず”にされてはたまらないと言うことらしい。←自意識過剰やな!!

「変態の言うことなんて信用できるかよ。
俺はお前らが思っていることを代表して言っているんだ。」
亮平はそんなことは思わないと反論。
「お前、あいつのこと本当に気持ち悪いと思わないのか?」
「今はそんな時代じゃないし、好きでそういう風になったわけでもない」
そんなことは関係ない。
「大事なのは俺たちがあいつのことを気持ち悪いと思うかどうかだ!
お前、あいつのこと本気で気持ち悪いとおもわないのか?
もしかしてお前もあいつの仲間なのか??」

「違うよ!」
即否定する亮平。

「わかった。
出て行く。
着替えづらいよね。
ボクがいたら。」



教室のベランダのへりに立つ純。

「亮平。
今まで本当にありがとう。
今日までで頑張れたの亮平のおかげ。
ボクさ、亮平とセックスする夢をみたことがあるんだ。
すごい変態だろ?」

「ボクだって、藤センとセックスする夢を見た。」
オナ禁してたら頭良くなるってオナ禁してたら、朝、夢精してた。
自分も同じ変態であることを言う亮平。
そして「小野に謝れ」と言うが、小野は何も言えない。

「大丈夫、お前のせいじゃない。
ボクが悪い。
ボクがこんなふうに生まれちゃったから。
もう疲れた・・
ただそれだけなんだ。
だからお前は関係ない。」

三浦さんも駆けつけるが、純はそのまま飛び降りる。

「ああ。
欲しかったな。
普通が。」

泣いている三浦さんの顔が見える。
「泣かないで。
ボクはちゃんと三浦さんが好きなんだよ。
ただ・・
どうしても勃ってくれないだけなんだ。」



小野、最低だな。
と思うものの、男子高校生なんてあんなものかと。
純くんだって、三浦さんを傷つけたし。
だからって小野くんにあんな仕返しをされる筋合いでもないんだけど。

ゲイを変態だと思うのは勝手。
だけど、言ってはいけない言葉を言っちゃうとねぇ。
小野みたいな子がいないと物語は進まないからしゃーないけれど、あんなに追い詰めるかね?
小野君はもしかして・・・亮平が好きなんじゃ・・・?
って思うほど、純と亮平の仲に執着している気がする。

亮平くんはとても良い子だけど、「仲間か?」と聞かれて、即否定するとこ・・・切ないね。
それを聞いた純君の涙が流れるタイミングはバッチリ!

こんなふうに学校中にバレたら飛び降りたくなる。
生きていたら母親に説明しなければいけなくなる。
母親にカミングアウトするのが一番辛いんだし。
しかも母親は無神経な天然。
でもさ。
息子に死なれるくらいなら、ゲイであっても生きていて欲しいよ。
そんなに辛かったんだなって思って、受け入れてくれるよ。
それでも純くんは死にたいほど辛いんだろうな。



純の不安定さを見事に演じきった金子くん。
素晴らしい。
そして三浦さん。
三浦さんは純君の理解者になりそう。
藤野涼子ちゃんはお肌がすべすべで羨ましいw
まっすぐな三浦さんも藤野涼子ちゃんで良かったなぁ。

今日は泣けちゃったわ・・・。
このドラマ、このタイトルにしなければ良かったのに。
タイトルだけは失敗だと思う。

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キャスト
安藤純・・・・・金子大地
三浦紗枝・・・・藤野涼子
佐々木誠・・・・谷原章介
安藤陽子・・・・安藤玉恵
高岡亮平・・・・小越勇輝
ケイト・・・・・サラ・オレイン
ファーレンハイト
・・・・・・・・声・小野賢章
小野雄介・・・・内藤秀一郎
今宮麻衣・・・・吉田まどか

コメント

  1. ゆうき より:

    私も泣きました。
    めちゃくちゃせつないですね。
    金子君、藤野さん、すごくあってます。
    息子が死なれるくらいなら、受け入れるって本当にそうだと思います。
    色々と思う回でした。
    さえちゃん優しいなぁ。
    純君がつきあおうと思った理由がわかるような気がします。

    • tarotaro tarotaro より:

      ゆうきさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      切ないし苦しいですよねぇ。
      もう、死ぬな!としか。
      息子に死なれるお母さんは辛いと思う。
      ゲイってカミングアウトも・・・もしかしたら辛いかも知れないけれど、死ぬことはないですよ。
      三浦さん。
      可愛いし健気です。
      来週・・・心配です。

  2. ネイティブ関西弁 より:

    たろたろさん、お久しぶりです。

    たろたろさんとまったく同じ意見なので、思わず出てきました(^_^;)

    前に「新ドラマの始まる時期は、どれを見ないかで悩む」とコメントしたことがありますが、今シーズンはこのドラマが「見ない」対象でした。というのもやはり、タイトルが・・・

    腐女子はともかく、うっかりとか告るとか、軽妙なタッチの言い回しで、正直損をしていると思います。

    見ないと決めたわりに、たろたろさんのレビューは読んで、「あれ、想像と違うな、やっぱり見るぞ」と再放送から見始めました。

    こんなヒリヒリした、繊細なテーマのドラマに、なぜ茶化したようなタイトルを付けたのか、不思議です。

    タイトルのせいで見ない人もいるのでは・・・(私のように)

    主役二人のキャスティングが絶妙で、高校生の真っ直ぐさ、不器用さ、戸惑い心乱れる様子、本当に上手に演じられていると思います。今回の金子くん、滲み出る涙はすごかったですね。

    NHKドラマ、なかなかやりますよね・・・

    マイノリティというのは、こんなに追い詰められなくてはならないものか、と憤りを感じます。

    僕たちみたいな人間は何のために生まれてきたんだろう、と問いかけるシーンが重ねて出てきましたね。

    18歳の長男は重度の知的障害があります。昔、息子と買い物中、見知らぬ女性から「何故検査しなかったの、どうして産んだの?」と聞かれたことがあります。

    子孫を残せない者、生産活動ができずお世話になるばかりの者は、何のために生まれてきたのかということでしょう。ショックでスーパーの通路でヘナヘナと座り込んだ苦い過去・・・おばちゃんになった今では「大きなお世話です!」と言い返せますが(^_^;)

    誰もみんな、精一杯生きるために生まれた、ではいけないのかと思いますね。

    話が逸れましたね、ごめんなさいm(_ _)m

    • tarotaro tarotaro より:

      ネイティブ関西弁さん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      これ、タイトルで損してますよねぇ。
      わざわざ原作のタイトルをなぜコレに変えたのか・・・。
      ちょっとわかりません。
      もっとポップな雰囲気を感じますよねぇ~。

      内容はほぼ全編ぜつない。
      そしてかなりセンシティブですよねぇ・・・。
      主演の若い俳優さん二人のキャスティングが素晴らしい。
      金子くん「おっさんラブ」の「マロ」とは全然違いますよねぇ。
      で、タイトルは「おっさんずラブ」寄りっていう・・・、。
      勿体ない。

      純君みたいなマイノリティではなくとも、思春期に自分が「なんで生まれてきたんだろう。」と思うことはあると思うんですよねぇ。
      あそこまで申告でなくとも
      「なんで自分は生まれたきのだ?」
      「なんで自分がこの家に生まれたきたんだ?」
      とか・・・。

      しかし、見知らぬ人から
      「何故検査しなかったの、どうして産んだの?」
      と買い物中に聞かれるなんて・・・お辛い体験ですね。
      ありえないです。
      どういうつもりなんでしょうか。

      ワタシがその場にいたら、そのババアにいてこましたい。
      そこまでの体験はありませんが、「今なら言い返せる」体験って誰しもありますね。
      全く比べものにならないのですが、レジで並んでいるとき、おばさんが若いお母さんに「赤ちゃんを抱っこさせて」とせがんでいて驚きました。
      「今寝ているので・・。」
      と断っているのに、「ベテランやで、4人も育てたんやで。」と言い張っているので、ついつい口を挟んでしまいました(苦笑)
      見知らぬおばちゃんが赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんの骨を折るって事件もあったからか、そこにいた人がみんな味方してくれたから良かったですが・・・。
      寝てる子を起こそうとする行為を4人の子を育てた人が忘れるもんなんですかねぇ・・・。

      3ヶ月だけ「盲学校」に派遣され働いていたことがあるんです。
      ある製品を先生方にレクチャーするというもので、生徒さんやその保護者の方とお話する機会はほぼ無かったのですが・・・。

      ほぼほぼ若い先生とのお仕事でした。
      「障がいを持ったお子さんは親を選んで生まれる。
      あなたなら育てられるからやってきた。」
      とことあるごとにお話しする年配の先生に、若い先生が嫌悪感を持っていたことを強く覚えています。
      ワタシもその年配の先生の言葉には時々「ん?」と感じることがありました。
      自分のお子さんを持っていない若い先生のほうが理解があるように思えたんですよねぇ。

      子育てが終わったおばちゃんは時に残酷です。
      それこそ少数かもしれませんが、こちらは少数なのに声が大きい。
      少数だけど弱くない・・・・。
      ワタシはそんなおばちゃんになりたくないと思っていますが・・・。

      ええと・・・明日のドラマ・・・純君は助かったし、純君のことを嫌いになれない三浦さんも・・・早く見たいですね。