『腐女子、うっかりゲイに告る。』第3話ネタバレ感想~胸をガッツリ揉む!攻めるNHK。

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「I The show must go on.」

あらすじはコチラ

純(金子大地)はマコトさん(谷原章介)に彼女が出来たと報告。
「今日でマコトさんと会うのをやめにしたい」
するとマコトさんに、”ゴムなし”で無理矢理行為に及ばれそうになった。

三浦さん(藤野涼子)と勉強をする毎日を送る。
そしてある日、純の家で勉強の約束をした。
エロ動画を見たり、肉まんを女子の胸に見立て、”そのとき”のタメにイメージトレーニングする純。
”三浦さんの笑顔が好き。”
”三浦さん好きだ。”
しかし・・・勃たない。
”ふつうのセックス”をしたいと切に願う。

いよいよ我が家に三浦さんが来た。
三浦さんは純の部屋のエロ本を探す。
三浦さんと違ってウチにはそんなものはないと言う。
BLとエロは似て非なるモノだと言う三浦さん。

勉強が一段落すると
「口の悪い人って愛お手を試してるんだって。」
と三浦さんが話し出す。
”書かれている事が全てではない。”と言う三浦さんの持論。
安藤くんは何を考えているかわからないが、深入りして安藤くんに潜りまくって・・。

さぁここからだ!とキス!

「僕も・・・ちゃんと好きだから。
好きだよ、三浦さん。」

「わたしも安藤君の事が好き。」

三浦さんをベッドに押し倒す純。
ブラウスのボタンを外し、胸を揉む。

「紗枝」
「純」

三浦さんに”純”と呼ばれるとマコト(谷原章介)がフラッシュバック。

風船から空気が抜けるように、萎えた。
紗枝に覆い被さったまま動けない純。



「ダメだった。
普通のセックス。」
その夜、パソコンでファーレンハイトに語りかける純。
「下の名前を呼び捨てで呼ばれて・・・ダメだった
呼ばれた途端、僕は彼を意識した。
僕が本当はどういう人間なのか体が思い出した。」

「純、どうして普通になりたいんだ??」
家族が欲しい。

「他には?」
母さんを悲しませたくない。

「他には?」
みんなから気持ち悪いって思われたくない。

「他には?まだあるだろ?」
自分を気持ち悪いって思いたくない。

「ジュン、僕が気持ち悪いかい?
君は愛するフレディを声の良い気持ち悪いおっさんだと思っている?」
君は僕の最高の友人。
フレディは僕の最高のアーティスト・・・。

「僕もきみが好きだ。
フリーでないのが惜しい。とファーレンハイト。」
君がフリーだったら30回は告白しているよ。

「フリーだよ。
彼が死んだ。」



攻めてたなぁ、NHK。
まさかガッツリ、胸を揉むとは・・・。
いや、ホンマ。
一人で見ていて良かったw
肉まんを胸に見立てたのは・・・男子中高生がやってそうでちょっと笑ったw

ファーレンハイトは何者なんでしょうか。
わからん。
わからん。

「卑怯なコウモリ」谷原章介。
声だけで女子高生に勝つ。
マコトさんの言わんとしていることはわかる。
既婚者のゲイを、獣チームと鳥チームとどっちにもいい顔をしてしまって、どっちからも総スカンを食らって、居場所がなくなるコウモリに見立てた・・・。
でもマコトさんは居場所があるし、ただのやりたい放題の男だからさ。
思春期の純くんを弄んでいる悪いおじさまだわw

しかしさ。
展開、早くないか?
そりゃ・・・告白されたときにキスしちゃったから、もうその次の段階に行かなきゃって焦りがあるのかも知れないけれど・・・。
ノンケでもゲイでも高校生の恋愛にしては早い展開・・・。
ってでも純君。
既婚の彼氏がいるんだもんな・・・。
ところで、ゲイ同士でもゴムつけんのね。
いろいろ・・・おばさんには衝撃的だったよ(苦笑)

純君は、三浦さんのことが好きだとは思うんだよね。
それが性の対象になるのかどうか・・・ってことですけど。
好きだけど、恋愛対象ではない。
恋愛感情がわかない。
そして気持ちが性欲に追いつかない、ゲイならではの苦悩ではなく、案外ノンケにも共通するとこがあるんじゃないだろうか。
だけど、あんなに真っ直ぐな三浦さんを傷つくのは切ない。
ま・・・純君も切ないんだけど。



”普通”になりたい純君。
でも、きっと純君の悩みは普通なんじゃないかなぁと思うんだ。
恋愛に悩む”普通”の男の子なんじゃないかと。
純君に
「一分間沈黙があったらムードは出来上がっている!」
なんて言っていたクラスメイトだって、純君のような悩みを持っているんじゃないかねぇ。

でも、純君の自分だけが悩んでいるって心境。
なんとなくわかる。
そんな思いは誰しも経験するんだよなぁ。
多かれ少なかれ。
金子くんの雰囲気と表情とセリフにはそんな純君の苦悩が盛りだくさんで、とても苦しく切ない。
そして常に素直に自分の気持ちを吐露する三浦さんは、眩しい。

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『腐女子、うっかりゲイに告る。』第7話ネタバレ感想~全校生徒の前でカミングアウト。
キャスト
安藤純・・・・・金子大地
三浦紗枝・・・・藤野涼子
佐々木誠・・・・谷原章介
安藤陽子・・・・安藤玉恵
高岡亮平・・・・小越勇輝
ケイト・・・・・サラ・オレイン
ファーレンハイト
・・・・・・・・声・小野賢章
小野雄介・・・・内藤秀一郎
今宮麻衣・・・・吉田まどか

コメント

  1. saki より:

    かるーいタイトルと真逆で、すごく考えさせられるドラマ。
    娘にも見せたいと思いつつ、
    初のベッドシーンが男性同士だとハードル高いかなと(笑)

    普通ってなんだろーって、誰でも思いますよね。
    先日同窓会があったんですが「うん?私だけ考えとか感覚ちがくない?」と、
    思わず若者言葉で悩んでしまったので、ジュンくんに親近感抱いたり。

    最近の高校生ってあんなんなのかな?
    男子校ならともかく、共学で同じ教室であんな話するかなー?
    現代っ子というより、単にデリカシーないだけのようにも…

    谷原はアカンですね。
    若い女の子に「妻とはうまくいってないから」ってグチるオッサンと同じ。

    そして三浦さんが本当のことを知った時どうなるのか…

    見逃せません❗️

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      タイトルと違って、中身の濃さに圧倒されます。
      娘さんにはまだ小学生でしたっけ??・・・刺激が強そうw

      「普通」が良いって教えられてきましたが、「普通」が一番難しく、「普通」が一番幸せに気づきにくいのだと思うんです。
      価値観なんて違うし、普通じゃなくても不安にならなくて良い。
      ってか、普通の定義・・・。
      難しいですね。
      ワタシ自身、普通って言葉をよく使っちゃうもんで。
      気をつけないといけないなぁって思っています。
      公表していないだけで、傷つく人はいるかもしれませんね。
      三浦さんは実邪気に純を傷つけているけれど、それを上回る可愛さがあるんでしょうね。
      でも事実を聞くと・・・。
      「好きな女が出来た」より「好きな男ができた。」と言われたほうがショックだと聞くので、三浦さんのショックを考えると隠し続けて欲しいとも思います。
      でも隠し続けると・・・多分、辛い。
      どっちも辛いかなぁ?