「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」 最終話 ネタバレ 感想~犯人に動機なし?

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「『変わらない』と諦める貴方へ」

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“あの卒業式の日”九条(松岡茉優)は殺された1年前と同じ廊下にやってきた。
「やっぱりあなただったんですね?星崎(奥平大兼)君」
「なんでわかったの?2周目でしょ?」
「あなたの期待通り。
2周目、あなたに突き落とされ始業式に戻りました。」
落下対策に花壇を作っているので、簡単には死なない。
「もしかして俺のことヤバいやつだと思って見てた?」
犯人の顔はわからなかった。
だからD組の生徒30人全員が容疑者に見えた

星崎のことは不思議な人だと思っていた。
犯人だと確信したのはあの瞬間顔が見えなかった
西野美月(茅島みずき)の話を聞き、事故でも故意でも犯人の顔は見えるはず。
無感情に近い近い状態の犯人なのではと思った時、星崎かと直感。
生徒達が感情を爆発させてもいつも無表情だった。
「あなたは私を殺したあと、自らの命を断とうとしていませんか。」
星崎の運命を変えるためにここに来たと九条(松岡茉優)
「星崎君、私を殺すのをやめてください。
そして自分を殺すのを止めて下さい」
星崎が笑っている時も楽しそうにしている時も絶望に近い危うさをずっと感じていた
この世界でが退屈で、こんな物かと達観してしまう危うさを

星崎は小学校の頃から、自分が変わっていることを自覚していた。
自分なりに一生懸命空気読んで、出過ぎないように自分を殺して生きてきた。
それに慣れてくると周りが景色のように、白黒映画に見えてきた。
どこにも自分がいないようなむなしい世界
「自分を殺すむなしい世界」
しかし今年一年は違った
白黒の景色から色つきの人間がでた。
周りがどんどん変わった。
「先生が変えてくれたのか
すっごい楽しかった
だから俺も先生の力になりたいなって思って、浜岡先輩に話したの西野のこと」
浜岡に声をかけられおもしろおかしく西野のことを話したら、九条がまた変えてくれる。
なのに
「鵜久森さんがあんななっちゃった。
悲しかったな」
自分にできることをと考えていたら、浜岡の動画見つけた
見つけた時、これで自分もみんなのことを変えられると思って、東風谷に話した
「誰かのために生きて見たかったんだよね。
九条がそれぞれ考えて向き合うって言っていたが、自分が考えればよかと思ったが、何も変わらない。
変わらないの自分だけ。
やはり自分はいないほうが良い。」

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「先生さ、何でもするって言っていたよね
先生。
俺と一緒に死んでくんない?
お願い・・・」
「星崎君
それはできない。
私が何でもするのは生徒が変わるため、終わらせるためじゃない
それに私は死にたくない。」
悲しげに微笑む星崎
「そうだよね。
こんなこと思うのは俺がおかしい」
「おかしくない」
星崎の頭をなでる
「星崎君だけじゃない
そう思うこともあるでしょう」
色を失った世界を淡々とこなす世界はむなしい。
2周目の人生で、色を失ってシラケていたのは世界じゃなくて自分だと気付いた。
「変わらないと諦めるあなたへ
一つだけ。
シラケる前にして欲しいことがある。
自分を信じてくれませんか
無理だとシラケる前に
できると信じて
伝わると信じて
無謀でも挑戦
達観してガマンしてひいて見過ごすのではなく心を思いを解き放ってみる。
誰かに笑われて胃も良い
バカにされてもいい
星崎君、変わらないなんて
シラケないで。
もう少し一緒に楽しんで見ませんか?
この世界を」

「ごめん。先生
すっごい言ってることわかるんだけどさ。
やっぱ動かないんだよね。
俺の心。悲しいね。先生」
飛び降りる星崎
とっさに片腕を掴む九条
「離してよ
ほら先生も一緒に死んじゃうよ」
「私には待ってくれている人がいる
いるよ。あなたにも見えてないだけ
あなたをもっと知りたいって
私が私たちが思ってる。だから」
D組の生徒たちが大群で走ってくる
それを見た星崎は
「色着いてるわ。みんな」
と笑う。

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九条の旦那・蓮(松下洸平)がやってきた
「言ったろヤバいときは助けるって」←遅いねん!
星野を引き揚げる蓮。
D組の生徒たちもやってきた。
「お前が浜岡に西野のことをふきこんだってきいたんだ
何かしでかすかも
ずっと九条とお前のこと探していた」←手分けして探せ!
と相楽琉偉(加藤清史郎)
「なぁ。悲しかったろ?
鵜久森のこと。
なら。俺たちの為に死ぬな。」
「星崎君、このクラスメートたちがいてもやはりあなたの世界はむなしいですか?
色のない世界に見えていますか?」
微笑む星崎。

まとまったD組+夫を見つめながら最高峰を歩いていた九条を浜岡が刺す。
薄れ行く意識の中。
私にとっての最高の教師は「生徒」の方だったと思う九条
鵜久森の「先生にバトンを渡します」というメッセージを回想する
目を開ける九条
「生きてるぞ。」
蓮が言う。
目を開けるとそこにはD組の生徒たちがいた
窓際で微笑む鵜久森
「みんないる」
再び窓際を見ると鵜久森の姿はない。
「蓮、助けてくれてありがとう。
みんな改めて卒業おめでとう。」
2周目の人生から1年後、私は生徒に託されたこの世界をこれからも生きて変え続けることを。

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旦那も生徒達も勘が悪い
特に旦那。
今日、美味しいところを持っていったはずだけど・・・。
離婚していたから妻の死んだ場所は知らなかったの?
だとしたらなんで聞いておかなかったの?
卒業式に潜入するなんて。
ってか、浜岡もだけど・・・。
「あまちゃん」

D組の生徒も30人いるのに、なんで鵜久森が亡くなった現場を探しにこないのさ?
全員で駆けつける映像が欲しいのはわかるけど、手分けして探そう。
そして女ボス・西野が先頭を走っているのも許せせん。
ってか、保護観察付いたのに退学にはならないの?
その前からイジメをしてたんだからさ、退学にして欲しいわ。
それくらいのバツは必要じゃない?
許してばっかりの世界はおかしい。
しかも2年後のhuluでは楽しい大学生活を送っているとか。
人生イージーモードやないかい。

このドラマを見て思ったことは・・・。
芦田愛菜ちゃんも加藤清史郎くんも大きくなったなぁってことだけかも。
2周目の人生・・・うまく行きすぎだわ。
鵜久森だけが亡くなるって不幸。

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ストーリー的にはちょっと無理があるなぁ。
D組みたいなクラスはまとまらんでしょ。
最高の教師がいても。
高校生は子供のようで子供じゃないからさ。
しかも3年生なんて成人している子もいる。
いや、D組じゃなくてもね。
高校生ってもっと大人なんじゃね?

犯人の星崎も・・・結局、九条殺害の理由はほぼなかった。
白黒の世界を変えたいから、先生を殺害して自殺って理解に苦しみます。
サイコパスってわけではないんだろうけど。
それで動機がないのは犯人がサイコパスっていうのと同じ事なんだよね。
小さい頃から「俺なんて産まなければよかったのに」と言われる両親の悲しさよ。
その時点でケアが必要だったのか?

チグハグな面が目立つし、学園ものとしてもどうかと思うんだよね。
だけど主演の松岡茉優ちゃんは良かったしなぁ。
今、「あまちゃん」を見ているので、松岡さんのことも大成したなって思う。
キャストは良かったのに・・・
最終回はガッカリ・・・って言うわけではなく、こんなもんだろうって感じなんだよねぇ。
最後までのめり込めなかったのは、ワタシの心がすさんでいるからかも。
最高の教師はどこにもいなかったような気がする。

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主題歌:菅田将暉「ユアーズ」

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出演
九条里奈(松岡茉優)
鵜久森叶(芦田愛菜)
阿久津由利(藤﨑ゆみあ)
生田やよい(莉子)
瓜生陽介(山時聡真)
江波美里(本田仁美/AKB48)
神楽誠(丈太郎)
金澤優芽(田鍋梨々花)
貴島千里子(藤嶋花音)
倉知夕夏(岡井みおん)
向坂俊二(浅野竣哉)
東風谷葵(當真あみ)
相楽琉偉(加藤清史郎)
迫田竜輝(橘優輝)
栖原竜太郎(窪塚愛流)
月野春香(柿原りんか)
遠山泰次郎(岩瀬洋志)
中園胡桃(寺本莉緒)
西野美月(茅島みずき)
野辺桐子(田牧そら)
日暮有河(萩原護)
藤原大志(山下幸輝)
不破大成(のせりん)
星崎透(奥平大兼)
穂積渚(白倉碧空)
眉村紘一(福崎那由他)
瑞奈ニカ(詩羽)
目白直紀(川本光貴)
森海悠仁(阪本颯希)
蓬田健斗(夏生大湖)
渡会華(田中美久/HKT48)
我修院学(荒川良々)
花村千代子(長井短)
森育男(細田善彦)
林結起哉(犬飼貴丈)
巡渉(粟大和)
宮崎彰(黄地裕樹)
九条蓮(松下洸平)
勝見夏穂(サーヤ/ラランド)
早乙女智美(森田望智)
鵜久森美雪(吉田羊)

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