「プリズム」第6話ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～誰かのコンパニオンプランツになれたら

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陸（藤原季節）から忘れられない人がいて、それは男性だと告白をされた皐月（杉咲花）。
どうしても不安になる。
そんな時陸と悠磨（森山未來）を見て、気づいてしまった皐月。
そんな皐月に悠磨は本当のことを告白。
百合の隣にすずらんが植えられている。
すずらんには毒があり、百合を守っている。
違うもの同士が、隣り合っているだけで、助け合っている
悠磨は陸とうまく行かなかったが、皐月のことを傷つけたいとは思っていない。
自分たちのようにダメにならないで欲しい。

皐月に陸は自分から言うべきだったと謝罪。
皐月はなんとか吹っ切れた様子。
そんな時、陸の父・朔治がわざわざ会社に婚約祝いを送ってきた。
二人の結婚のことを社内で知られることに。
そして朔治は両家の顔合わせを要求。

皐月は母の了承を得るが、父は出席しないという。
自分がゲイであることがバレたら、迷惑がかかると言うのだ。
そんな父を母が説得。
もしゲイのことがバレても一緒に説明するという。

陸は皐月に偽装ではなく、本当に結婚しようとプロポーズ。
皐月の答えは…？

コンパニオンプランツ。
マリーゴールドなんかは虫を寄せ付けないから野菜のコンパニオンプランツとしても重宝されたりするね。
スズランの毒も有名な話ではあるけど。

しかしヘビーな告白。
忘れられない人がいて、その人が男で。その人と一緒に仕事をしているなんて。
陸の場合はバイセクシャルなんだろうか。
やっぱり女性より男性のほうが好きなのかも…と思い出したら、破綻してしまいそうで、皐月が不安定になってしまうのはわかる。
女好きの男を彼氏に持つ感覚と少し違うのは、相手が「男」しか受け付けなくなった場合、同じ土俵にも立てないってことだからなぁ。

陸を変えた女・皐月
なんだけど、そう思うとなかなか自信を持てないと思うんだよね。

恋愛対象が女性でも男性でも同棲でも恋愛をしない人でも隣り合って助け合う。
そんな世の中なら良いのにね。
違うから助けられたり、違うから助けたり。
ま、自分と違うところを好きになったり、違うところを嫌いになったり。
人間の心っつーものはややこしい。
混ざり合っても混ざらなくても相手を気遣えば優しい世界は広がると思うんだけどなぁ。
登場人物のそれぞれのキャラとシーンがとても丁寧に演出されていると思う。

後…ワタシ、原由子さんの主題歌「ヤバいね愛てえ奴は」が好き。
この間、この曲がグルグルと頭に回って、なんの歌だっけ？と思っていたんだけど、この歌でした。
原由子さんの優しい声がこのドラマにすごく合ってます。

　　
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キャスト
杉咲花，藤原季節，森山未來，寛一郎，石井杏奈，吉田栄作，岡田義徳，若村麻由美，泉ピン子