「パーフェクトワールド」第3話 ネタバレ感想~大恩人・ヘルパーを乗り越えろ!

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「付き合い始める2人…はばむ親、恋敵の障壁」

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原作: 有賀リエ 「パーフェクトワールド」

映画:「パーフェクトワールド 君といる奇跡」

つぐみ(山本美月)は父親に反発し、一足早く樹(松坂桃李)と東京に戻る。
戻ったら戻ったで、樹(桃李)のヘルパー・長沢さん(中村ゆり)が待ち受ける。
ヘルパーは
「覚悟は出来ているのか?」
とつぐみを脅す。
ヘルパー本人が嫁いびりだと自覚するほど。

つぐみは長沢さんが樹の家の合鍵を持っていることが気になる。
気まずいというつぐみを思いやり、これからは来る前に連絡して貰うと提案。
しかし
「長沢さんは特別な人」
だと言う。

ヘルパー長沢は、樹の自殺を止めて、ナベさん(木村祐一)を紹介してくれた。
それから苦しいリハビリに耐え、一級建築士にもなれた。
「恩人なんだね。」
とつぐみは理解を示す。

その夜、
「送って行くよ。」
と言う樹に
「帰らなきゃダメ?」
と聞くつぐみ。

「これ以上はダメなんだ。
付き合う資格ないよな。」

樹はセックスができないらしい。
「朝まで一緒にいたいだけなの。」
一緒のベッドで寝る二人。
キスするだけ。

翌日、樹(桃李)のパソコンが壊れ、つぐみはヒロ(瀬戸康史)を呼び出す。
すぐにパソコンを復旧するヒロ。
つぐみ(山本美月)が買い物に行っている間に・・・。
「これだけはいっておく。
つぐみを悲しめたら許さない。
お前が空いてでもただじゃおかない。
俺はつぐみが好きだ。」

なんて言って、部屋を出て・・・。
買い物から帰ってきたつぐみとバッタリ!
礼を言うつぐみに

「なんでそんなに必死なんだよ?
なんでいっつもアイツのことばっかりなんだ?」

つぐみを抱きしめる是枝(瀬戸康史)
「離して」
と言うつぐみ。





実家にも東京にも乗り越えなければならない山がいっぱい!

つぐみパパは市役所の福祉課で働いているが、自分の娘が障害者と結婚するのには反対。
そしてつぐみママが”子供はどうするかを考えないと”と言う。
つぐみママの言うことは正しい。
結婚を考えているなら、それなりのビジョンを話し合うのはとても大切。
だけどさ、だ付き合ったばかりなのに、「覚悟」を迫られるつぐみが気の毒。

そしてヘルパー。
桃李さ~。
「特別な人」
って彼女に言うのはどうかしら。

生きる希望を与えてくれた大恩人。
それ、どんなに頑張っても、もう乗り越えられないよ。

「この程度ですんだ。」
ってそりゃ看護師さんはもっと酷い状況の人を知っているのかもしれないけれど、どん底の人に言っちゃう?
樹は強い子だったから立ち直れたけどさ。

ヘルパー長沢は確実に桃李が好きなのだ。
事故直後、高熱に患者(桃李)にキスまでしてたもんね~。

「私が居なきゃダメ」で「私が1番理解している。」
って自負しちゃってんのよ、もう怖いしウザい!!←言い過ぎ。
見合いして結婚したのに、離婚するみたいだし、困るわ・・・。
関係を壊すのが嫌だから結婚したのか?
それほどまでに桃李に夢中になっちゃったのか?
桃李にとって長沢さんは恩人ではあるが女ではないことを自覚して欲しい。
予告では
「このポジション譲る気ないから。」
ってさ。
どんなポジションやねん。



で、ヒロな!!
小さい頃から一緒にいて、ずっと何も言い出せなかったくせに、つぐみに彼氏が出来たらいきなり告白するなんてさ。
面倒な男だぜ瀬戸君よ~。
うがった見方をすれば、高校の時の樹には勝てないけれど、今の樹なら勝てるって思ってんじゃないの?
車椅子生活の樹より、俺のほうが守ってやれると。
見下してんのかもな。

樹(桃李)の元カノはあんなに嫌なヤツだったのに、めっちゃ普通に樹とつぐみに接するやん。
憑き物が落ちたんですかね。
「あなたは諦めないで」
って言うあたり、勝手な子だとは思うけど。

嫌な子と言えば、つぐみの妹。
ンタル彼女なんてバイトしてるくせに、樹の後輩の晴人(松村北斗)の義足をみるとドン引き!
バイトとは言え、仕事なんだからあからさまに引くなんてアカンやろ。
っちゅーか「レンタル彼女」なんてバイトしていると、人によってはドン引きされるぞ!
でもなぁ、妹の義足見て「無理」って速効答えてしまうあたり・・・。
福祉課にいる父ちゃんは娘の教育をしていなかったのかなぁ。
それとも姉ばかりかわいがられるからひねくれたら、あんなことになんのかなぁ。

つぐみはまだ付き合って間もないのに、各方面から「覚悟」「覚悟」って言われて大変だなぁ・・・。
結婚が決まったわけでもないのにさ。
それに桃李から別れるって言うこともあるわけで・・・。
なんか健常者が全ての権限と責任を持っているような。
樹だって、覚悟は必要でしょうよ。
対等ではない世の中を実感。

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感想はコチラ
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主題歌: 菅田将暉「まちがいさがし」

キャスト
鮎川樹・・・・松坂桃李
川奈つぐみ・・山本美月
是枝洋貴・・・瀬戸康史
長沢葵・・・・中村ゆり
渡辺晴人・・・松村北斗(SixTONES / ジャニーズJr.)
川奈しおり・・岡崎紗絵
渡辺剛・・・・木村祐一
雪村美姫・・・水沢エレナ
東美千代・・・とよた真帆
川奈咲子・・・堀内敬子
鮎川文乃・・・麻生祐未
川奈元久・・・松重豊

コメント

  1. moon より:

    tarotaro様、こんにちは。

    前途多難ですね…。
    お付き合いしてからが
    大変なのは分かっているけれど、
    もう少し幸せそうな二人を
    見ていたかった、というのが本音。
    デートの場面とかすごく良かったです。

    晴人くんも切なかったなぁ…。
    無理して笑う姿が悲しい。
    まさか相手がしおりとは…。
    あんなわかりやすく拒絶するなよ〜!
    と思うけど、これまでの妹の態度だと
    うん、そうなるよね…って感じですね。
    でも、しおりと晴人に接点ができた
    ということはしおりにも変化が出てくる…ってことでしょうか。
    最後までこのままってことはないと思いたい。

    美姫は、ちょっと見方が変わりました。
    「諦めないで」は確かに勝手だけど、
    本当に応援してくれているのかもしれないなぁと。

    お父さんが反対するのは、
    理解はできるんです。
    福祉課に勤めていても、
    娘のことを思うと、父としては
    そうなってしまうんだろうなと。
    お母さんも、諸手を挙げて賛成
    してるわけではないですよね。
    家族の問題だけでも不安なのに、

    長沢さん…
    是枝くんも狡いとは思うけど、
    もしかしたら、彼よりもお父さんよりも
    一番の強敵の気がしてきた(汗)
    なんてったって、恋情が絡んでいますからね〜厄介ですよね、これは。

    やっぱり患者に恋愛感情を抱くって
    ダメだろって思うし、落ち込む樹を見て
    放っておけなかったのか?
    看護師での経験やヘルパーさんとしてつぐみに助言するなら良いけど、個人的な感情があると知ってしまっては、純粋に見られないというか…。
    もう素直に頷けないわ〜。
    「どれだけ彼が苦しんだか、知らないくせに!」なんて言われたら、つぐみは辛いですよ…。

    もう…問題山積みですが、樹とつぐみ、晴人が幸せになれるように願いながら
    これから先も見ていきます。

    • tarotaro tarotaro より:

      moonさん、こんにちは。
      コメント、ありがとうございます。

      デートシーン、微笑ましかったですね。
      付き合うまでが早かったので、ここからが前途多難なんでしょうね。

      晴人くんと妹・・・こっちも辛いです。
      つぐみ妹はなんでもかんでも正直に反応しすぎですよね。
      幼稚園児じゃないんですから、アレはないですよ。
      前回もそうでしたが、あからさまに身体障害者に対して嫌味を言ったり、好奇な目で見る大人って多いのでしょうか?

      つぐみパパもつぐみママも気持ちはわかります。
      自分の娘が苦労するのでは?と思う気持ち。
      だけど、反対すればするほど、燃え上がるもんなんですよねぇ。

      ヘルパーが一番怖いけれど、是枝くんみたいなタイプも執念深そう。
      とっとと自分の気持ちを言わなかったのもアレですが、相手が健常者の樹だったら自分の気持ちに蓋をしていたと思うんですよね・
      執念深そうです。

      「どれだけ彼が苦しんだか、知らないくせに!」
      って、もう取り戻せないですからね。
      でもそれがあって、今の樹がいるんだから、歴史ごと愛しているんですよねぇ。つぐみちゃんは。
      負い目なんて感じなくて良いのに。

      とにかくみんな幸せになって欲しいです。