「元彼の遺言状」 第4話 ネタバレ 感想~これがホントの自作自演

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「記者会見で殺人告白!小説で人は殺せるか…バディが決裂」

原作はコチラ

『元彼の遺言状』新川帆立

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夫を殺してしまったと警察に出頭した清宮加奈子(中島亜梨沙)が出頭してきた。
剣持麗子(綾瀬はるか)は女性ミステリー作家・秦野廉(宮田早苗)の弁護をすることとなった。
出版社の顧問弁護士を目指すべく。

秦野に殺人教唆の疑いがかかるなか、加奈子は忙しくて小説を読んでいないと証言。
となれば秦野が殺人教唆に問われることはない。
しかし加奈子が証言を変えた。
加奈子の娘・希(白鳥玉季)が真犯人で庇っているのではないかと疑う剣持と篠田(大泉洋)
希が自首すると事務所にやってきた。
秦野廉の大ヒット作『胡桃沢啓二シリーズ』を呼んで犯行をしたと言う。
希は「胡桃沢さんみたいに優しい刑事が担当ならいいな」と言う。
その言葉を聞いた麗子は出頭するのは明日にしなさいと進言。

麗子と篠田は秦野の家を訪ねる
「加奈子の家に行ったことがあるか?」
家を訪ねたことはないと答える秦野。
発表前の原稿を読ませるほど仲良しなのに家を知らない。
読書好きの希ちゃんと親子で楽しんで欲しいと思って、原稿を渡したというが、DVで苦しむ親子を楽しませる小説でもない。



「新作を読ませて頂きました。
この本の通りに実行すれば人を殺せるんですか?」
当たり前だと答える秦野。
睡眠薬の量、味の違いに気づかないのか。
13才の希ちゃんが大の男を殺すことができるのか、大きな物音がすれば近所に聞こえ、通報されたら偽装工作することができない…などなど
「あの家は電車や工事の音がうるさいから物音なんて気にならないのよ!」
加奈子の家が線路沿いであり、近くで工事していることをどうして知っているか…。
「先生は本件に深く関わっているのではないですか?」
希が本を読んだのだと譲らない秦野
「希ちゃんは小説を読んでいないんですよ
希ちゃんはお母さんを庇おうとして小説を読んだと言いました
その直後に担当の胡桃沢が刑事だと勘違いしていた
刑事と啓二を間違えた
ホントの胡桃沢啓二はパティシエなのに。」
「言ったんですよ、加奈子さんが本があったら読まずにはいられないって。
あなたリアリティがないって言ったわね。」
実際に加奈子の夫は簡単に秦野を部屋にあげて、バクバク最中を食べて、現実の世界でしずかに死んでいった。
「この小説を加奈子さんを参考に書いた
どちらかが読めば、必ず殺すと思った
でもなかなか殺さないから私が。」



「秦野先生は何をやりたかったんですか」
「小説を売りたかった!
再起を賭けた13年ぶりの小説だったのよ
これが売れなければ 私は、もう小説家ではなくなってしまう」
いつから自分が怪しいと思ったのかと問われた麗子
初めて会った時、秦野は手袋をしているのに真っ赤なマニキュアをしていた
何かを隠す為に赤く塗っているのではないか。
爪をぶつけたり、力をいれすぎて爪が変色したり…
「人を殺すって重労働なのよ
素晴らしい推理だわ、次回作に頂いても良いかしら。」
「人を殺さなくなって先生の作品の素晴らしさは絶対に伝わったと思いますよ。
すくなくとも僕はそう思います。」
篠田は悲しむ。

顧問契約は結べそうな麗子。
しかし編集者(夙川アトム)は秦野をこき下ろす。
それを聞いてムカムカした篠田は、勝手に顧問弁護士の話を断る。



「法律は公平。不公平なのは法律を使う人間の方。」
だよね~。
このセリフは重かったけど、もう少し庇い合った母子にスポットを当ててもよかったんじゃないかなぁ。
二人はお互いが犯人だと思っていた。
秦野(小説家)に騙されていたのだ。

小説を売るために殺人に手を染めるのは少し無理がある。
最初は加奈子か娘が読んで、殺人をしてくれたらと思たった。
けど、読まれなかった。
それほど秦野の小説に魅力がないってことだよなぁ。
だから13年ぶりの新作。
発売直前まで編集者に読ませないから、リアリティがない作品になっちゃうんだよな。
地蔵背負いは既に警察、いや、科捜研がいればすぐにわかるんだよ!
たださ、リアリティなんて追求しなくても良いと思うんだよね。
すべてリアリティなしじゃ、面白くないと思うけどさ。
篠田が大好きな秦野先生には悪いけど、昔の作品は本当に面白かったんだと思うんだよね。
だけど、先生の性格は悪かった。
ってかあわよくば母子に罪をなすりつけようとしたんだから、最低だわな。

バディ感はちょっとずつでてきたものの、顧問契約の邪魔をした篠田は出過ぎた真似をしたわねw
あの編集者は確かに嫌なやつだったかもしれないけど、あんな大きな会社なんだから、熱意のある編集者もいただろうに。
麗子ちゃんが怒るのも無理ないぜ!
しっかし綾瀬はるかちゃんが可愛い、いや・・綺麗。
デレデレしちゃう(爆)



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CAST
剣持麗子(綾瀬はるか)
篠田敬太郎(大泉 洋)
森川栄治・森川富治(生田斗真)
森川紗英(関水 渚)
原口朝陽(森 カンナ)
森川雪乃(笛木優子)
森川拓未(要 潤)
堂上圭(野間口 徹)
森川金治(佐戸井けん太)
村山権太(笹野高史)
森川真梨子(萬田久子)
津々井君彦(浅野和之)

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