第12週 「あなたのスズ子」
あらすじはコチラ→☆
スズ子と愛助の仲は一井によってすぐに広まる。
羽鳥家を訪れたスズ子は羽鳥夫妻から冷やかされる。
スズ子はまだ付き合ってもいない返事を待つ身だと言う
「どこに劣等感を持つのはひとそれぞれだ」
冷やかしていた羽鳥が言う
「恋って辛いものよ。」
自分と同じくらい大切な人ができるってことだ。
辛かったらいつでも吐き出しにいらっしゃいと麻里にが言う
「気持ちが楽になりました」
スズ子が笑う。
村山興行東京支社
応接室に愛助。
坂口がやってきた
「結論はでましたかいな」
答えは一つしかないと言う坂口
「僕は福来さんと交際するで
昨日お母ちゃんから手紙が来たんや
お母ちゃんの手紙を読んで
気持ちがちょっと晴れたんや
それで決心したんや」
”あんたのことやから同級生の皆さんが戦争に行くことになり深く傷ついていることでしょう。あんたにはあんたのやり方でお国のためにできることがあると思う
劣等感を抱くことも 後ろめたく思うこともない
あんたは繊細で傷つきやすい
果物でも上等なものは傷つきやすい
上等な人間に育てたんです
ここ泣いて笑うとでっせ
せやからあんたはこのままでええんです”
「とにかく僕は決心したんや
坂口さん。僕はもう子供やないで、しばし見守っといて下さい。」
出て行く愛助
「あかん・・・社長に殺される」
呆然とする坂口
スズ子は旅の準備をしていた。
小夜はもう愛助を認める。
だから今の状況を聞かせて欲しいと言うが
「せやからどうもなってへんわ」
と答える
翌日。
事務所に集まり巡業へ向かおうとしていた時、愛助がやってきた。
「今日は・・・福来さんにお話があって来ました。
あの・・・福来さん。」
場所は変えようと外に連れ出すスズ子。
しかし別の扉が開き、楽団のみんなが除いている
「よろしいです。
誰がみとってもかまへん
福来さん。
福来さんに会えんかった間、沢山考えました。
福来さんのことも戦争に行く同級生のこともぎょうさん考えました
前にも言いましたけど、僕はこまいころから体が弱くて
運動もとめらてました。
体を動かす同級生が羨ましかった。
自分はどんだけ情けないんや。
せやけど僕は僕でやれることをやったらエエって母親の手紙で気付きました。
この年になっても母のてがみに励まされている。
これがいまの僕なんです
せやから せやから福来さん
今はこんな親に頼ったへなちょこですけど
僕はこの先、福来さんにふさわしい男になって見せます
福来さん 僕と交際して下さい。」
「ふさわしい男になってから来!
おまえ、お母ちゃんに言われたから」
小夜がちゃちゃをいれる。
「ワテは村山さんのお母さんみたいに
勇気や力を与えられるかわかりません。
ただワテもずっと村山さんのことをぎょうさん考えました
今どうしてはるやろか
部屋はきれいにしてはるやろか
ちゃんとごはんはたべてるやろか
ワテのこと・・・少しは考えてくれてはるやろか
もうずっと 村山さんのことを考えてました
やっぱりワテは・・・村山さんが好きだす。
せやからお母さんの手紙には感謝です
どうぞよろしゅうお願いします。」
「こちらこそよろしゅうお願いします。」
楽団は演奏で二人を祝福
「スズ子さんのこと泣かしたらぶっ殺すからな!」
と小夜
「全く。これからが大変だぞ」
と五木
見つめ合い微笑み合う二人
一井さん、綿より軽い口やったんやな。
カツオちゃんも相変わらず可愛いし、羽鳥家は子供が増えた。
羽鳥先生は面白いな。
コミカル!
土曜に同じNHKで草彅くんのドラマ
見たばかり。
こちらはめっちゃシリアスで社会問題や人間ドラマやミステリーまで入った良作でした。
再放送もあるので是非!←まわしものじゃありません。
「デフヴォイス」とは違う草彅くんにほっこり。
小雪母ちゃん・・・愛助の恋愛の後押しをするとは。
愛助・・・ま、母一人だもの。
それに・・・体が弱いんだから・・・そりゃマザコンかw
年上のスズ子に惹かれる要因もここにあるのかな。
小雪母ちゃんに殺されると思われるほど怯えている坂口。
そりゃ、強い。
そりゃ、怖い。
こんなん敵に回すんたまったもんじゃない。
史実はどうだかしらないけれど、スズ子と対峙するんだろうな。
巡業直前の長い告白シーン。
関西弁警察なワタシなんですが、イントネーションはめちゃくちゃなところがあるんですが、そこになんだか緊張感。
愛助のことをただのマザコンでストーカーという反省タグもつけていないアンチに出くわすこともございますが・・・ワタシは好きよ、愛助。
中の人が好きなのかもしれんけど(爆)
岡田君改め水上君のような健康的な人が病弱な役ってのが意外ではありましたが、ちょっとシュッとしていたし。
告白が終わったら楽団員たちの演奏が、とっても素敵やん。
最後に二人が見つめ合い微笑合うシーンは幸せに溢れておりました。
だけれど・・・。
この先は辛いだろうと思う。
小雪母ちゃんが本気を出す。
まさか村山興行の東京支社があんなに立派なビルディングがあるとか・・・。
あんなに上手くいってたんや、戦前に?って戸惑いw
小雪にボコボコにしばかれる黒田は見たいなぁ。
ボッコボッコにして欲しい。
口でも。
そうなると、あの関西弁じゃ迫力に欠けるよな。
吹き替えでエエから口責めして欲しいw
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キャスト
花田鈴子(趣里/少女時代:澤井梨丘)
花田梅吉(柳葉敏郎)
花田ツヤ(水川あさみ)
花田六郎(黒崎煌代/幼少期:又野暁仁)
村山愛助(水上恒司)
伝蔵(坂田聡)
小村チズ(ふせえり)
茨田りつ子(菊地凛子)
松永大星(新納慎也)
辛島一平(安井順平)
一井(陰山泰)
五木ひろき(村上新悟)
二村(えなりかずき)
小林小夜(富田望生)
羽鳥麻里(市川実和子)
羽鳥善一(草彅剛)
村山トミ(小雪)
坂口(黒田有/メッセンジャー)
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