第9週「男は度胸、女は愛嬌?」
あらすじはコチラ→☆
寅子、直明はマッチ製造の仕事をし、はると花江は繕いの仕事をしてなんとか生活していた。
直言は体調が優れず、体調の良い日は優未の子守をしてくれた。
昭和21年
年が明け、花江は寅子に優三の話をしていいのよ。
写真を飾って良いのよ。
「すぐにこう言ってあげられなくてごめんね」
と言う。
家族みんな優三は帰ってくると心待ちにしていた
優三の消息がわからないまま、昭和21年5月
ラジオからは東京帝国大学の入学式が行われたというニュース。
夜遅く直明が本を読んでいるのに気付く寅子。
「持っていた本を売ってさ、岡山からの切符代にしたんだけど、この本だけ売れなくてさ。
もう覚えてるのにさ。」
「そんなこそこそ読まなくても・・・」
「ずっとみんな気にしているんでしょ?
僕を大学に通わせられなかったこと
でも自分で決めた事だから
夜眠れない時にこうやって勝次を目で追ってるだけで落ち着く
ただそれだけだよ」
「ちょっと待ってて。」
押し入れの中からしまい込んでいた法律の本を取り出した
「読みやすいのを選んだから。
興味があるなら他にもあるから」
嬉しそうにページをめくる直明
直明にもあの学ぶ喜びを知って欲しい。
寅子は目を背けていたことと向き合う覚悟を決めた
寅子は雲野法律事務所の前の前に立つ。
雲野と岩井と再会。
「あの時辞めておいて正解だったよ
結局、扱う案件が少なくて、常磐さんにも山田さんにも辞めて貰うことになってね
先生は相変わらず、弁護料を支払えない依頼人の依頼を受けてしまうし」
「何を言っているんだい。
野菜とか・・・貰っているだろ
どうしたんだい?今日は?」
「近くまで来たもんだから・・・懐かしくてつい。」
「嬉しいね。野菜を持って帰りなさい」
弁護士として雇って欲しいとは言い出せなかった。
自宅。
一枚の紙を手にそっと優未を見ている直言。
寅子が戻って来た
「どうだった?」
「他の事務所を当たってみる。
優三さんが戻ってくるまで私がこの家族をさ支えないとね」
昭和21年
終戦から1年が経つが、寅子を弁護士として雇ってくれる事務所はない。
「姉ちゃん。
弁護士、戻らなくて良いよ。
だって辛くて辞めたんだろ。」
「だって私が稼ぐには弁護士しか・・・」
「充分頑張ったんだから。
今度は俺が頑張る番。」
突然大きな物音がし、直言が倒れた
はると花江が介抱し、直明が医者を呼びに行く。
写真立てなどが散らばっているのを片付ける寅子。
一枚の紙を見つける。
「見るんじゃない!」
直言が手を伸ばす。
寅子は見てしまう。
優三が戦病死した通知だった。
寅子が雲野事務所に行った日に直言が握っていた紙が、優三の死亡報告書だったのか。
1年も隠していたのね。
キツい。
しかし・・・直言の気持ちもわかるが。
やっぱりキツい・・・。
昨日、すぐに終戦を向かえ、戦後も1年が経った。
電報が届いたり、死亡通知書を受けて号泣するヒロイン。
戦争の悲惨さを大々的に訴えているようでドラマティックに描くより、こっちのほうが良いなと思う。
直明は・・・マッチを詰める仕事しかないのか。
かなりガタイが良いので肉体労働とかありそうだけど。
でも家に若い男がいてくれるほうが良いかもね。
直明を大学に行かせたい。
弁護士として働きたい。
そんな寅子に優三の訃報。
もう、どん底だよ。
寅子、なんとか踏ん張って。
って、ワタシに応援されなくても朝ドラヒロインなんだから、踏ん張るし、そのバイタリティーで飛躍するんだろう。
でも、あの泣き笑いの優三を思い出しただけで。
二人の今生の別れシーンを思い出しただけで・・・ツーンと涙が出てくるのに。
まだまだ涙が出てくるのに・・・。
辛いわ。
優三さん。
このドラマだと幽霊でも会えなさそうなんだもん。
いや、幽霊優三、いるのか。
土スタが最後だったのね。優三さん。
あー。優三ロス。
ブギウギの感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝)
米谷花江(森田望智)
山田よね(土居志央梨)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
雲野六郎(塚地武雅)
語り – 尾野真千子
コメント
泣けました
そしてデカ(くはないけど)ゆみちゃん、
らんまんの園ちゃんなんですってね
可愛かったです
riccaさん、コメントありがとうございます。
優未ちゃん、園ちゃんなんですね。
大きくなりましたね。
彼女はちゃんと喋っている人のほうを向くのが素晴らしいですw
演技していないんだろうけど、そこが可愛いですね。