第7週「女の心は猫の目?」
あらすじはコチラ→☆
「二人っきり?それがいいっておっしゃったの?」
花岡に誘われた寅子に花江が大喜び。
「どうする?プロポーズされちゃったら?」
その様子をはるが立ち聞き
「トラちゃんってホントにわかってないのね。」
紅も少し濃く、いつもの洋服ではないほうが良い。
一握りの殿方は気付くものだと言われた寅子。
なんとなく意識してしまう。
結局、華やかなフレアワンピースで出勤する寅子。
しかし雲野ら男性陣は気付かない。
事務員の常磐だけが「このあとご予定でも?」と聞かれる。
「大学の同期が一足先に合格してお祝いに・・・」
「ああ。それで」
とニコニコする常磐
その後、法曹会館のレストランへ。
花岡が既に着ていた。
「ごめんなさい、待ったかしら」
「ううん、今来たところだから。その服、よく似合っているよ」
出たっ、一握りの男!
このレストランには来てみたかったと言う二人
「ちょっと大人になった気分」
「もう大人だろ?
所帯を持っているヤツもいる」
「まだまだ半人前。私たちの道はまだ始まったばかり。
私なんてまだ始まってもいないというか。
辞めていった仲間たちのためにも立派な弁護士になりたい」
と話すと花岡はなんとなく落ち込んだ表情で
「そうか」
と呟く。
「とにかく今日、ここでの初めての食事が花岡さんで良かったわ」
さらりと言ってしまう寅子にずるいなぁと言う花岡
「実はさ、春から佐賀地裁に赴任することになった」
実家の近くでお父さんも喜んでいるでしょうと寅子が言うと、一人で寂しかったようだからとても喜んでいると話す。
「でもなかなか会えなくなるわね」
「そうだね」
夜の噴水公園
「お昼休み、さびしくなるわ」
「駅まで送っていこうか」
「ううん。事務所に寄ってから帰る」
立ち止まる二人
互いに前を向いたまま動かない
「じゃあ気をつけてね
お互い頑張りましょうね」
手を差し出す寅子
その手を握る花岡
「ありがとな猪爪」
笑ってうなずく寅子
手を離す花岡
「じゃあ、また」
歩き出す花岡の背中に
「またね。体に気をつけてね」
と声をかける寅子
振り返らず手を挙げただけでズンズン進む花岡
昭和15年
成績優秀な直明は岡山で寄宿生活をすることになった。
寂しい両親。
ある日、よねが雲野法律事務所を手伝う事になり驚く寅子。
よねはまだ高等試験に合格していない。
昼休み轟とも再会。
二人は言い合いになるも、花岡が佐賀県に赴任したことを聞くと、なんとなく察したよね。
そこから半年。
寅子は晴れて弁護士資格を手に入れた
初の女性弁護士誕生
しかしやっていることは修習の時と変わらない
雲野は貧しい困っている人間に
早く事件を担当して法廷に立たなければ・・・。
しかし依頼人は女性である寅子が担当するのを断る
竹もとではよねが荒れる
「なにが別の人だ!女が嫌だと言え!
雲野先生も雲野先生だ。
お前も甘い。
このままじゃいつまでも法廷に立てないぞ」
よねの予言は当たる
来る日も来る日も寅子は弁護を断られる
花岡が数年後東京に戻ってくるならプロポーズもあったか?
いやいや。
花岡は母親が大好きな男。
男女平等がよいことはわかっているものの・・・妻には家にいて欲しいタイプの男だと思うわ~。
女性が進出する社会を!と言いながら自分の妻は家を守って欲しいなんて言っちゃう。
花岡はそのタイプ。←個人の感想です
案外、轟のほうがその辺、融通がききそうでもある。
それに寅子も佐賀県について行くなんて気持ちはさらさらない。
法曹会館でのラウンジで最初に食事できるのは花岡で良かった
とさらっと言いながら、実家近くへ赴任する花岡に「良かったね」と喜び、私はまだ半人前!立派な弁護士になりたいという。
でも寂しくなるとか言っちゃって。
最後の別れでは・・・先に手を離され、振り向きもしない花岡を切なく思う。
人垂らしって怖いw
花岡は今日の食事で吹っ切ったんじゃないかな。
寅子は自分の結婚相手ではない。
結婚相手にすると寅子が苦しむし寅子は妻の座に納まるような女性ではないと。
にしても・・・花岡とのデートの為に母と義姉で親友の花江がワンピースを仕立ててくれるなんて。
給料が10日遅れても好きな仕事をしていられる寅子って、幸せだし、やっぱり上流階級だな。
よねさんは・・・また口述試験でやらかしたかなぁ。
でも勉強を続けていて良かった。
だけどもう翌年には太平洋戦争だよね・・・。
ブギウギの感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
猪爪寅子(伊藤沙莉)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝/子役:永瀬矢紘)
米谷花江(森田望智)
佐田優三(仲野太賀)
山田よね(土居志央梨)
大庭梅子(平岩紙)
徹男(飯田基祐)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
笹山(田中要次)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
雲野六郎(塚地武雅)
語り – 尾野真千子
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