第4週「屈み女に反り男?」
あらすじはコチラ→☆
親睦を深めるためのハイキング。
轟は梅子の三男・光三郎(石塚陸翔)や女性の荷物を持って
「これは男の仕事」
と張り切っている。
寅子は靴擦れをして花岡が手当をしてくれた。
「痛くなったら言って。
猪爪くんくらい担げる」
と言ってくれた。
花岡がよくわからない寅子。
昼ご飯
「僕、お母さんのおにぎりが一番好き」
光三郎が言うと、梅子は涙をこぼしそうになる。
光三郎と相撲を取っている小橋ら。
「大庭先生は素晴らしい」
「お父さんを知っているの?」
大庭がとても立派だと褒めつつ、妾を囲っていることも話し出す。
寅子は「そんな話、子供の前でしないで」と割って入る。
「男の世界に入ってくるなら・・・」
言い合いになる。
花岡は「家庭それぞれ事情が違う」と話す。
大庭は立派に働き、社会の荒波に揉まれている。
少々息抜きをした方が家庭円満。
ちゃんと養っている
「養っているからなんですか?」
家のことをほうったらかして大学に通っているくせに
「夫の女遊びを私たちの学びと一緒にしないで」
花岡がムッとする
「君たちはどこまで特別扱いをして欲しいんだ。」
最大限に尽くしている
「私たちは特別扱いおして欲しいわけじゃない。
その傲慢が理解出来ないの」
寅子は花岡を突き飛ばす。
花岡はなんだかんだ喋りながら添え木に体を預け、そのまま落下。
病院に着きそう、寅子ら女子学生と轟
花岡の家族に知らせたほうが良いのではと梅子。
「佐賀から来て貰うほどでもない。
花岡の母上は亡くなっている。
気に病むな。
あいつが自分で足をすべらせたんだ。
飲み物でも買ってくる」
轟が立ち去る
「轟さん、根はいい人ではあるんでしょうね」
香淑
「あーあ。とうとう知られちゃった。
みんなに。
私ね、若い頃自信があったの
良き妻良き母に」
すぐに長男を出産し、嫁の鏡だと言われて
その頃から夫は家に帰らなくなったけど、私には子供がいると思った
でも私はお乳をあげれば良い
義母は大庭家の跡取りとして自分で立派な弁護士として育て上げると言って長男を取り上げた。
それでも子供達が立派に育てばいいと思った
そうやって戦うことから逃げてしったら、鉢が当たってしまった
夫のモラハラが長男にも感染。
長男の言い草や態度は夫そのものになる。
「だから私は明律大学に通うことにした
夫と離婚するために私は法を学んでいる
ただ離婚しても大庭の家が子供を渡してくれない。
私は子供の親権が欲しい。」
「無理だ・・・。」
「憲法第877条・・・」
子はその家にある父のもの・・・。
離婚して大庭の家を出ても、子供達の親権をを付与されることはあり得ない
「それでもやらないといけない。
今はダメでも糸口を必ず見つけてみせる
長男はもう無理かもしれない
でもせめて次男とこの子だけは
絶対に夫のような人間にしたくないの」
「どうしてもっと早く言って下さらなかったの?」
「皆さんが私を好きになってくれたから。
妻としても母としても何も誇れない
誰からも愛されない
こんな嫌な女の私を
私は長男を救えないって諦めてしまっている」
「嫌な女なんかじゃない。
梅子さんは入学式でも私を輪に入れてくれた
いつも誰よりも先に声をかけてくれた
梅子さんがいなきゃ私はここにいない
そんな梅子さんが私大好きよ」
香淑
「梅子さんは心優しい
とても魅力的な良い女です」
廊下の陰でそっと立っている轟。
「ありがとう。」
光三郎くんは石塚陸翔くん。
「春になったら」の子役ちゃん。
めっちゃ可愛い。
「春になったら」の時のほうが、少し成長していて大きく見えた。
これは去年に撮影されているものかもしれませんね。
ホントに9歳くらいの子ってすぐに成長する!
改めて他人の子の成長の早さを逆転で見て、感じましたw
光三郎くんでも可愛い石塚くん。
さて、花岡と轟の対比。
これはね。ちょっとしつこいなって思うくらい強調されてますなw
轟は女に負けたたくないって思っているようだ。
花岡は女に負けるはずがないと思っている。
ま、この差は大きい。
女を見下しているか対等で戦いたいと思っているか。
どちらにしても、この時代なら性差を意識してしまうのは仕方ない。
現代でも意識しちゃうんだから、それは仕方ない。
轟だって差別していないわけではないが、この当時の価値観としてはかなり進んだ青年なのかもしれない。
その花岡と轟は案外仲が良いのかもしれない。
小橋やそのほかの生徒に比べたら、二人は男女差別しないほうだわね。
子供の前で妾の話をしだすって、底辺中の底辺じゃん。
お前ら母親の前でその話できんのかよ。
母親がホントに割り切ってるって思ってんのかよ。
気持ち悪。
女から生まれたくせにって思っちゃう(爆)
これも女性にありがちかもね
最後には「女から生まれたくせに」って思考は。
花岡の落下シーンの合成は酷いもんなんだけど。
これ、もうちょっと面白くできないか?
もうちょっと面白おかしく落下できたら、楽しかったのに。
岩田さん、コメディに振り切れないのかもなぁ。
戸塚純貴が落ちるなら、もっと面白くできたと思うぞ。←戸塚くんが好きなだけやろ!
そしてすぐに手が出る寅子。
いつか訴えられないと良いけどw
梅子さんは・・・。
夫婦がどちらかを見下すと、子供もそうなるのね。
姑の長男教はすごいんだろうし。
梅子はそういう家庭ではないから腹が立つんだろうな。
よねも泣きそうな顔で梅子を見ていた。
よねから見たら、梅子は恵まれた人なんだろうけど。
人間なんてパッと見わからない部分はたくさんある。
ちょっと見ただけで、ちょっと話しただけで知った気になり、その人を図ってはいけない。
こういう部分を沢山見て弁護士になってくれたら良いなと思う。
うわべだけしか見られない人間が人を弁護することはできないと思う。
そして・・・関係亡いけど・・・平岩紙さん、手がでかいんだな。
綺麗な手だ。羨ましい。
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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
猪爪寅子(伊藤沙莉)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝/子役:永瀬矢紘)
米谷花江(森田望智)
佐田優三(仲野太賀)
山田よね(土居志央梨)
桜川涼子(桜井ユキ)
大庭梅子(平岩紙)
崔香淑(ハ・ヨンス)
久保田聡子(小林涼子)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
笹山(田中要次)
竹中次郎(高橋努)
増野(平山祐介)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
徹男(飯田基祐)
語り – 尾野真千子
コメント
手が大きいからあの美味しそうなお握り握れるのかしら(笑)
今日の落下シーンは笑っちゃいましたね。
事件になっちゃうかと思いましたw
確かに戸塚くんならもっと面白い落ち方は出来たかもww
にしても、轟も花岡も。ただのステレオタイプや良い人悪い人じゃなくて、まだまだいろんな面を持っていそう。そして現実にも人はそう。
登場人物をそうやって多面的に描いてくれてるので、やっぱりこれは久々にいい、朝ドラらしからぬ朝ドラかもー♪
ミートゥさん、コメントありがとうございます。
落下シーン、めっちゃ安っぽかったですね。
にしてもあんな崖近くで相撲とるとか。
それは2時間ドラマで夜の石段がある神社に呼び出されるのと同じくらい、危険な行為ではないでしょうかw
なんで子供とあの場所で。
みんな徐々にいろいろな背景が見えるところがたのしいですね。
轟が多分花岡に助言して、花岡の背景も見えるかもしれないですね。
ワタシは轟の過去が知りたいw
おつきの人・玉ちゃんの荷物まで持ってあげるなんて、真の漢ですね~←贔屓がすぎるw