「陸王」 第3話 ネタバレ 感想~鳥居みゆきって普通に話せるんだね!

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日曜劇場「陸王」 第3話

なんだかんだで、銀行屋さんは正論だと思うの。
銀行だって慈善事業じゃないんだもん。
今の状態では融資するのは怖いと思うわ~。
ただ・・・もうちょっと言い方ってもんだあるよね。
あの言い方だから、イラッとくるわけで。

[あらすじ]

宮沢(役所広司)の懸命な説得によって、「陸王」開発にかかせない素材「シルクレイ」を使用できることになったこはぜ屋。飯山(寺尾聰)は特許使用の条件として、自分自身も陸王の開発チームに加わりたいと申し出る。こうして陸王の本格的なソール作りが始まろうとしていた。しかし富島(志賀廣太郎)は、一度は会社をつぶした飯山という人間が果たして信用できるのか懐疑的な目を向けていた。
一方、アトランティスからスポンサード契約を打ち切られた茂木(竹内涼真)は、怪我を治すため藁をも掴む思いで宮沢が送った陸王に足を入れた。その履き心地に驚きを隠せない茂木だったが、走るうちにソールの不安定さが露呈して…。

すっかりこはぜ屋に馴染んでいる寺尾聰。
そして、人員がいないため、工学部の山崎賢人がアシスタントに。
寺尾聰の職人気質に、息子が奮起できればいいんだけどね。
シルクレイを製造機械は、寺尾聰が持っていたものだし、設備投資はいらないのに、開発費が2000万円もかかるんだなぁ。

とにかく開発費が足りない役所広司。
そんな時ある学校からこはぜ屋の足袋を体育の授業で使いたいと連絡が入る。
サンプルを持って行った役所広司は、陸王のサンプルも置いていった。
・・・すると陸王1200足の発注が!!

これを「実績」として、銀行に融資を願い出るが、やっぱり却下。

「個人資産の定期を解約する。」

風間くんに入れ知恵されて、銀行を揺さぶる役所広司。
支店長は居留守。
担当者の言い方はムカつく・・・。
ワタシも関西人だけど、こういう時の支店長の関西弁は腹立つやろうな・・・。
ま、これくらい腹を立たせないと、最終回の見どころがないわけですけど。
そろそろ、銀行も変えたほうがいいね~。

にしても・・・支店長、雀々じゃなくてもなぁ~。
米朝さんは好きだし、枝雀さんも好きだけど、他の米朝一門はあまり好きではないのよね(苦笑)

++++++

アトランティスからスポンサード契約を打ち切られた竹内涼真の目の前で、ライバル佐野岳が記録を伸ばす。
一躍注目選手のトップに立った佐野岳は、竹内涼真から
「おめでとう」
と言われ握手を求められても、応じない。
雑誌社が企画した対談相手も断られる。

アトランティスのシューフィッター市川右近は、竹内涼真の矯正用シューズを作りたいと、ピエールに申し出るが、却下される。
それどころか、
「アトランティスの看板があるからカリスマシューフィッターと言われているだけだ!」
と大声で罵り、パワハラ。

銀行屋についで、アトランティスのピエールと小籔もギャフンフラグが立ったね!ってか・・・最初から立っているか(爆)
ここでも関西弁。
「下町ロケット」もだけど、わざわざ芸人入れなくてもいいのになぁ。

そして重厚感あふれる右近さん、こはぜ屋に入社しちゃえば?



 

寺尾聰は、試行錯誤を繰り返すが、シルクレイの硬度は狙った硬度にはならない。
そんな中、第二次面接に進めた山崎賢人は、寝坊して面接の時間に遅れてしまう。

シルクレイはうまくいかないし、就職もうまくいかないし・・・。
暴言を吐く山崎賢人。
年上の人に若造がなに言ってんのよ。

「帰れ!」
と言われて、すごすごと帰宅する山崎賢人。

コイツに昨日の櫻井校長先生のお話を聞かせたい!!

「逆ギレされた!!」

とパパに報告。

逆ギレしたんは、お前だよ。あまちゃんやな。
しかも「あの人は嘘つきだ!」とか言っちゃって、八つ当たりじゃねーか。

大体、夜遅くに連絡してきて、翌朝早くに面接がある会社なんて、ブラックじゃねぇ?
んで、こういう時に遅刻するから、就職できないんじゃねぇ?
遅刻は自分のせいなのに、自分にはクソ甘いなぁ~。
もしダメだったら、会社継げばいいと思ってんじゃないの?
一朝一夕に製品開発できるわけがないんだし、開発を初めてからたかが1ヶ月しか経ってないのにさ。

+++++

その夜、工場に差し入れに向かった役所広司と山崎賢人。
山崎賢人が「嘘つき」呼ばわりした寺尾聰は、まだまだ頑張っていた。
その姿を見た、山崎賢人は、割りと素直にまた開発に取り組む・・・。
簡単な反抗期ね(苦笑)

翌朝、コーヒーの温度から繭を煮る温度を変えてみることにしたら・・・・。

あ~~~~ら、不思議!

思った硬度になっちゃった!!!

「待たせて悪かったな」

かっこいいね~~~~!!!!!





 

思ったより早くシルクレイの硬度が完成。
竹内涼真は「陸王」を履いてくれそうだし。

でもほら、相手は大手だから、このまま順風満帆に行くわけがないよね。
あと7回もあるんだし、そのうち数回は延長がありそうだしさ。

息子は「忍耐」を覚えたかね?
ケントスも、役所さんや寺尾さんに引き上げられて、これまでのどんなドラマよりも良い表情を見せてくれた。
だがしかし。

母親と娘が呑気過ぎて驚いた。
こはぜ屋の経営状態が苦しいのはわかっているよね?
娘はともかく母親はわかっているよね?
余裕がある家でもないのに、な~~~~にが海外留学や!!
留学する代金はバイトして貯めろよ。
ホント、ここの子どもたちはあんまりなんも考えてないな。
ケントスが心を入れ替えたと思いたいけど、また挫折しそう(苦笑)

社内の士気は上がるが、番頭の志賀廣太郎さんは、「陸王」開発に否定的。
先代社長もマラソンシューズ開発をしていたが、失敗をしていた。
こういう人材は必要。
社長の情熱も必要。
否定的なことを言っていても、いざという時に志賀廣太郎さんは、サポートしてくれそう

すご~~く大変なのはわかるけれど、こんなに仕事に情熱を傾けられるのは羨ましい。
だから、池井戸作品は人気があるんだろうなと思う。

+++++++

「陸王」は捨てられすぎーー!
陸上部のコーチ、モノを大事にすると考えていないのか?
捨てられた陸王を竹内涼真はどう見ていたのでしょう。
自分と重ねて見ていたのかもしれん。
モノ(靴)を売るために、会社の名前を売るために、選手は消費されていくのね。

ライバル佐野岳は不遜な態度だったけれど、あれは

「もう一度這い上がってこい!」

と言う激励だと思いたい。
悪役は固まっているんだから、ライバルの陸上選手までが嫌なヤツだと思いたくないんだよなぁ。

+++++++

桂雀々、小藪・・ときて3人目の芸人は鳥居みゆき。
「陸王」を採用した学校の先生役で、ちょっとしたシーンしかなかったんですが。

鳥居みゆきって普通に喋れるんだ!!

案外自然で、雀々や小籔よりずっとうまい。
鳥居みゆきは、ロケ地である行田市出身だそうで、それもキャスティングの理由かと思ったんだけど、舞台も精力的にやっているらしいし、お歌も上手だとか。
ヒットエンドラーンのイメージしかなかったので、意外だったわ。
ちょうど良い長さだったのかもしれないけどw

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原作はコチラ

池井戸潤 [陸王]

主題歌はこちら
Little Glee Monster
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キャスト
宮沢紘一… 役所広司
宮沢大地… 山﨑賢人
茂木裕人… 竹内涼真
宮沢 茜 … 上白石萌音

坂本太郎… 風間俊介

城戸明宏… 音尾琢真
平瀬孝夫… 和田正人
毛塚直之… 佐野 岳

大橋 浩 … 馬場 徹
安田利充… 内村 遥
江幡晃平… 天野義久

仲下美咲… 吉谷彩子
水原米子… 春やすこ
橋井美子… 上村依子
西井冨久子…正司照枝

立原隼人… 宇野けんたろう
加瀬尚之… 前原 滉
内藤久雄… 花沢将人
川井  … 佐藤俊彦
水木みずき…石井貴就
端井  … 安藤勇雅
吉田  … 山本涼介

広樹  … 緒形 敦

正岡あけみ… 阿川佐和子

佐山淳司… 小籔千豊
家長 亨 … 桂 雀々
富島玄三… 志賀廣太郎
有村 融… 光石 研
宮沢美枝子… 檀 ふみ
飯山素子… キムラ緑子

村野尊彦… 市川右團次
小原賢治… ピエール瀧

飯山晴之… 寺尾 聰 ほか

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